スイスは世界的に見ても物価が高いことで有名。その理由と事情。
2017.11.16

スイスは日本人にも人気の国です。行ってみるとわかりますが、スイスの物価には驚かされることと思います。
ハンバーガーやちょっとした日曜品も日本円で千円超えが当たり前とか。
どうしてそんなに物価が高いの?その理由や、その分交通費や公共料金がお得なる部分もあるのだとか。スイスの物価事情を集めてみました。
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記事の概要・目次
スイスの物価は高い!でも旅行者には嬉しいことも。その理由は。
スイスの物価の高さは「世界一」です。例に挙げると、世界中で売っている「ビッグマック」がスイスでは845円になります。日本では半値以下のおよそ370円で買う事ができ、金額にかなりの差があります。
ですがただ、物価が高いだけではありません。
その物価が高い分、スイスという国は街も整備され美しく失業者も世界一少ない治安の良い魅力的な国なのです。
旅行者にも良いことがありますよ!スイスは旅行者が大歓迎の国で様々なサービスを提供しているんです。
例えば、市内の交通無料券がもらえることなど。
市内のホテルなどに宿泊すると、市内で使える公共交通機関が無料で乗り放題になるフリーパスがもらえるんです!お得で嬉しいサービスですよね。
空港からホテルまでも無料ですし、スイスでは観光にかかる交通費を気にしなくて良いところが旅行にとっては最高なサービスと言えるでしょう。
スイスの物価が高いのは人件費が高いことが理由の1つである!
スイスは物価も高いですが時給もそれなりに高いので生活が成り立つようになっています。
購買力平価という言葉を聞いたことがありますか?
世界中の物価の基準は、摩擦がなく取引されれば、同じ金額になるよう為替水準は調節されるものです。
世界中で販売されているビッグマックが価格が違うのは、同じビッグマックで合っても材料の原価が違う事から価格に差が出てしまうことになっている。
マクドナルドの賃金で見てみると、例えば日本で時給が1500円の場合アメリカではおよそ1200円くらいの時給になり、スイスでは1時間に2000円の賃金がもらえるのだそう。
物価が世界一高い分、賃金も多くもらわないと生きていく事が出来なくなってしまいますものね。
スイスが高いのは物価だけじゃない。その理由とは?
スイスは人件費にお金が掛かることもお話ししました。スイスの国民の総所得価格は日本人の1.5倍ほどです。
またスイスの食材が高いのは、農業の保護に力を入れており生産の方法を厳しく管理され安全なものを作っていることが理由です。
農業の保護は国の政策で大々的に行われるため物価上昇の理由にもなっているのです。
その他には輸入にお金が掛かっているため物価も高くなります。
スイスの国は三分の一が森で、農業ができる土地はほんの十分の一しかありません。
海もないので自給自足率は60%以下であり低い水準になっています。
そのため各国から仕入れるため、必然的に物価が高くなってしまうのです。
物価が高い理由の一つは企業がスイスには高く売るから?
スイスではトイレットペーパーが10ロール700円、ポテトチップスが600円、コーラが1本800円するところもあるとか・・・。
この物価の高騰を何とか抑えようと消費者の団体がイニシアチブを発足しようともしているらしいです。
スイスの国民は周辺の国に比べて日用品を買うのにおよそ1.9兆円も余分に支出していると言われています。
企業はスイスで商品を売る時に、あえて高い金額を提示するそうでこれを取り締まるような動きが最近では見られるようになってきました。
同じ商品でも隣の国では半分以下の料金で買えるなんて悔しいですよね。
スイスでのお買い物。安いもの高いものまとめてみると。
スイスは物価が高いことは有名ですが中にはそれほど?と思うものも多いんです。
物によって劇高!と思うものはもちろんいくつもあります。
例えばチョコレートなんかは日本で買うよりも価格が安いです。チョコレートは本来ほろ苦いものが主流でしたが、今の日本人が好んで食べているまろやかなミルクチョコレートはスイスが発祥の地なんですよ。
ですからスイスはチョコレートの種類もとても豊富なんです。日本で板チョコを買おうと思ったら1枚100円~150円くらいしますよね?
特売で90円で買えたら超ラッキー!と言ったところです。
スイスではその板チョコ2個分で約50~60円で買う事ができるそうです。安い!
チョコレートが大好きな人には嬉しいですよね。
またワインも1本400円程度ですが味はかなり高評価で美味しいんです。
生産量が少ないので日本に入ってくることはないのでお土産に買っていくと安いのに美味しい事で喜ばれること間違いないでしょう。
旅行の際にはチョコレートとワインがお土産のポイントです!
また、逆に価格が高いものについて紹介します。
それは、食事!
旅行者には痛い出費ですがスイス旅行の際にはたくさんお金を用意して行きましょう。
持ち帰り用の軽いお弁当のようなものでも3000円くらいする事は良くあります。
日本でいうファミリーレストランのようなお店では少しきれいなお店ですと一人当たり6000円は見ておいた方が良いでしょう。
手軽なファーストフードへ!と思うかもしれませんがハンバーガーのセットも1200~1500円の料金であることを頭に入れておいてください。
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