水泳のキックで使う筋肉は泳法によって違う?徹底解説!
2017.8.22
水泳のキックと言っても、泳法によっても使う筋肉は違います。
クロールのキック力向上のために必要な筋肉とは?背泳ぎや平泳ぎの場合は?
今回は、背泳ぎ・クロール・平泳ぎのキックに使う筋肉とその鍛え方についてご紹介します。
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記事の概要・目次
水泳のキックで使う筋肉について①背泳ぎ
水泳で使う筋肉は、クロールなどの泳法によっても変わってきます。背泳ぎの場合は、仰向けになって泳ぐので、腹筋と背中の筋肉をメインで使います。さらに背泳ぎのキックに関しては、太ももの前側(大腿四頭筋)と太ももの裏側(ハムストリング)、そしてふくらはぎ(腓腹筋)を使います。
背泳ぎの選手は逆三角形の体型の人が多いですが、肩の周りの筋肉を鍛えることも大切になってきます。もしジムに通うのであれば、これらの筋肉を集中的に鍛えるようにしましょう。
自宅で筋トレをするのであれば、太ももを鍛える運動としてスクワットを行いましょう。負荷が欲しい時は、ダンベルを持って行うと効果的です。ハムストリングは、肉離れを起こしやすいと言われています。ストレッチも忘れずにするようにしましょう。
いくら筋肉を鍛えたとしても、フォームが崩れては意味がありません。タイムを伸ばすのであれば、フォームの修正も必要になります。
水泳のキックで使う筋肉について②クロール
水泳の泳法の中でも、クロールは基本の泳ぎ方と言っても良いでしょう。クロールのキックは「バタ足」ですが、単純に進むだけであれば、それほど時間がかからずにできるようになるでしょう。では、少しでも早く泳ぐためのキックを身に付けるためには、どの筋肉を鍛えればよいのでしょうか?
泳ぎ方のコツとしては、足首を柔らかく使い、膝は曲げずに泳ぐことが大切です。膝でキックするわけでなないのです。一番重要なのは「太もも」です。キックをする時には、太ももから動かすことになります。そのため、太ももの筋トレが必要になるでしょう。
さらにお尻周りの筋肉(大殿筋)も鍛えるようにしましょう。クロールのキックの練習をすると、お尻が痛くなることがありませんか?しっかりとキックできるように、太もも・お尻の筋肉を鍛えることがキック力向上には大切です。
水泳のキックで使う筋肉について③平泳ぎ
では、平泳ぎとなると、どの筋肉を鍛えることが必要になるのでしょうか?平泳ぎは、腕をかきこむ動きのキックが重要です。平泳ぎで進むためには、キック力を強化しましょう。
上半身ばかりを使って進んでいるように見える平泳ぎですが、キック力があればより進むようになります。平泳ぎのキック力をアップさせるためには、太ももの筋肉を鍛えるようにしましょう。そのためには、やはり「スクワット」が良いでしょう。自宅で行うこともできます。
平泳ぎを意識するようにして、足は少しガニ股になるように開きます。そして膝を曲げてしゃがみ、そして膝を伸ばしながら戻ります。反動をつけずに、ゆっくりと行うようにしましょう。
慣れてきたら、ダンベルなどで負荷をかけていきましょう。少しずつ重くしていくことができたら、キック力も以前よりもついていることを実感できるでしょう。
水泳で筋トレをすることもできる?
水泳は、筋トレのために行うこともできます。、クロールだけではなく、背泳ぎや平泳ぎなど何種類が泳いだ方が効果的です。なぜかというと、使う筋肉が違うからです。
でも、1泳法しか泳げない・・・そんな人も多いでしょう。それでも他の泳ぎ方を少しずつ覚えるようにしましょう。覚える間は水中ウォーキングで負荷をかけて歩くことによって、筋肉を鍛えることができます。もしクロールだけしか泳げないという人でも、クロールのキックによって腸腰筋を鍛えることができます。腸腰筋には太ももを引き上げる効果があると言われています。
水泳は有酸素運動だと言われていますが、泳法によっては無酸素運動になります。例えば、クロールやバタフライで息継ぎの回数を減らせば、無酸素運動にもなります。そのことを利用して、有酸素運動の泳法と無酸素運動の泳法を日替わりで行うのも良いでしょう。
大人でも水泳教室に通えば、上手に泳げるようになるの?
子供だけではなく、大人の水泳教室もレベル別に開催しているスポーツクラブもあります。大人になってからでも、きれいに泳げるようになる可能性はあります。しかし、注意することもあります。
水泳教室では、インストラクターが1名しかいないということはありません。数名在籍しているため、毎回同じインストラクターとは限らないのです。そのため、教え方に違いが出ることもあります。少しの違いなら問題ないかもしれませんが、かなり違うとなると、せっかく上手になったのに混乱するかもしれません。
もし、必ずその先生が担当するというクラスがあるのであれば、それだけに参加すると良いでしょう。でも、いろいろなインストラクターのクラスを体験して、自分に合った泳ぎ方を見つけるというのも一つの方法です。
教え方がインストラクターによって多少違ったとしても、水泳教室が終わる時までに自分にとって泳ぎやすい方法で泳げるようになることを目標にしましょう。
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