トイレの水垢汚れをそうじするなら○○○を上手に使えば簡単!
2017.12.15
こまめにトイレそうじをしていても気付くと蓄積されている水垢汚れ・・・ついてしまった水垢汚れは落とすのが大変です。
トイレの水垢汚れをそうじするには原因や必要な洗剤を知って効果的にそうじしましょう。
トイレの便器や手洗いボウルの水垢汚れのそうじ方法についてまとめました。
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記事の概要・目次
普通のトイレそうじでは落ちない長年蓄積された水垢はどうしたらいい?
まずは便器に溜まっている水を抜きます。水を流したときに水が吸い込まれていく部分に少し強く水を押し出すようにしてやると徐々に水が減っていくと思います。
水が流れていく奥には便器に水をためておく為に衝立のように少し高くなっている部分があります。貯まった水がその衝立を乗り越えて行けば、水は減っていきます。
ゴム手袋をして手で水をすくって押し出すようにすると水を減らせるので、特別な道具は必要ありません。
水が無くなったら、酸性洗剤をたっぷりと振りかけます。洗剤を定着させ乾かないようにするために、洗剤を掛けた部分にトイレットペーパーを貼り付けます。このまま1時間ほど置きましょう。
長年蓄積された便器の汚れは水垢よりも尿石が原因だと思いますので、酸性洗剤が効くはずです。酸で汚れがほぐれてきたころにマイナスドライバーの先端で汚れを削り剥がしていきます。
一か所でも汚れがはがれれば、あとは比較的簡単にはがれるでしょう。この方法はハウスクリーニングのプロも行う方法なので、酷く蓄積した尿石であればマイナストライバーで削っても便器を痛めることはないと思いますが、念のため注意しながら行ってください。
剥がし残しが出てしまった場合は、クレンザーをかけて耐水ペーパーでこすりましょう。耐水ペーパーのみでゴシゴシこすると便器を傷つける可能性もありますので、クレンザーの併用をおすすめします。
トイレの水垢の原因やそうじに必要な洗剤はなに?
トイレの汚れの9割が水垢・カルキの結晶化したもの・尿石で構成されています。この汚れを放置すると、見た目が汚くなるのはもちろん、臭いもきつくなります。
このトイレの汚れの成分はアルカリ性のため、酸性の洗剤やクエン酸が効果を発揮します。また、掃除といえば重曹が万能でトイレ掃除にも重曹が活躍します。
重曹には消臭効果があるため、トイレの臭いには効果がありますが、重曹はアルカリ性のため、トイレの汚れに重曹だけでは不十分です。クエン酸と重曹を組み合わせることで化学反応を起こし、汚れを落とす効果が高くなります。
重曹とクエン酸は粉末のまま、ペースト状、液体にしてスプレーなど使い方も様々です。粉末のままは、粉末洗剤のように汚れに振りかけて使用します。少量の水を加えてペースト状にすれば、しつこい汚れにしっかりと貼り付けることが出来ます。クエン酸は水に溶かして液状にしたら、スプレーボトルに入れて汚れにスプレーで吹きかけることが可能です。
ブラシで簡単落ちる程度の汚れならクエン酸のスプレーで充分でしょう。クエン酸スプレーの上から重曹を吹きかけると化学反応を起こして発泡して汚れをうかしやすくなります。しつこい汚れの場合はペースト状にしたものを張り付けて上からトイレットペーパーでパックして時間を置いてから掃除すると掃除しやすくなります。
掃除後は重曹をかわいい容器などにいれてトイレに置いておくと脱臭剤として使えます。
トイレの輪ジミは水垢のせい?そうじ方法は?
便器の水が溜まっている部分、水の表面のところに水位沿って汚れが付着しているのが分かります。この輪になった汚れの掃除をするときは、まずはたまった水の水位を下げましょう。
ブラシを上下させると少し水位が下がると思います。汚れている箇所に粉末の重曹を振りかけた後、上からクエン酸を振りかけます。重曹の上にクエン酸を振りかけると発泡し始めると思います。
汚れが酷い時は重曹とクエン酸を振りかけた上からトイレットペーパーでラップします。発泡をパックすることで汚れへの効果をあげてくれます。少し時間を置いた後、ブラシでこすって水を流してください。
重曹を使って掃除をすると、普通の洗剤のように泡立ちません。普通の洗剤を使い慣れていると泡立たないと汚れが落ちないのではないかと心配になると思いますが、重曹は泡立たなくても効果があるので大丈夫です。
ただし、重曹は掃除後や乾いた後に白く粉が残ってしまうことがあります。その時はクエン酸スプレーで中和させて水拭きをしてあげると気にならなくなります。
トイレタンクについてる手洗いボウル部分の水垢掃除の方法は?
水垢の主な成分は水道水に含まれるカルシウムなどのミネラル成分で、アルカリ性の汚れです。アルカリ性の汚れを効率よく落とすには酸性が効果を発揮します。市販の酸性洗剤でも十分に効果が期待できます。
酸性洗剤を水垢に振りかけて少し時間を置いたらスポンジなどでこすり洗いをします。酸性洗剤が水垢を取れやすい状態にしてくれるので、軽くこするだけで水垢が取れるはずで簡単に掃除が出来ます。
ただし、酸性洗剤には金属を腐食させる性質をもっているので、トイレの金属部分に酸性洗剤が付着しないように注意して下さい。
また、酸性洗剤の使用には他にも注意が必要です。トイレ掃除に塩素系洗剤を使用する人もいると思いますが、酸性洗剤と塩素系洗剤は絶対に一緒に使わないでください。洗剤に混ぜるな危険と書かれていますが、塩素系洗剤と酸性洗剤は混ぜると有毒ガスを発生させます。
酸性洗剤の代用が出来るのがクエン酸です。レモンや梅干しなどに含まれている酸っぱい成分がクエン酸です。
クエン酸を使って掃除する時は、粉末で販売されているクエン酸を水に溶かしてクエン酸水を作ります。水100mlに小さじ1/2のクエン酸を入れます。
作ったクエン酸をスプレーボトルに入れて、水垢にスプレーして1時間程時間を置いてからスポンジなどでこするだけです。
トイレの黒ずみと黄ばみ汚れの掃除方法は?
・黒ずみ汚れ
黒ずみ汚れの原因は空気中の埃が付着して固着した汚れです。酷くなければ、中性洗剤や弱アルカリ性洗剤で落とすことが可能です。汚れがひどく簡単に落ちない時はクリームクレンザーを使用して研磨剤の力を使って落としましょう。
クリームクレンザーとブラシでも落ちない場合は、ブラシではなく耐水サンドペーパーを使用します。クリームクレンザーと目の細かい耐水サンドペーパーでこすって汚れを削り取ります。
・黄ばみ汚れ
便器の内側に黄ばみ汚れが付いてしまった場合、ブラシだけでは落ちにくいでしょう。まずは汚れにトイレットペーパーを張り付けてその上からトイレ用の洗剤をかけて時間を置いてからブラシでこすります。
それでも落ちない場合は、酸性洗剤を使用しましょう。トイレ用の酸性洗剤は黄ばみ汚れを落とす効果が高いですが、汚れがしつこい場合はトイレットペーパーを使って酸性洗剤を汚れに定着させてからこすります。
酸性洗剤でも落ちない場合は、耐水性サンドペーパーを使います。なお、目が粗い物を使ってしまうと便器を傷つける可能性があるので注意してください。
また、強力な酸性洗剤は汚れを落とす力が強い分、便器の光沢や艶も失われる事がありますので、注意が必要です。
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