鏡の自分と他人が見た自分。そこに生まれる違いの正体とは!
2017.9.2
鏡に映った自分と、他人が見ている自分はどう違うのでしょうか?
写真の自分を見たときに感じる違和感は、鏡を見ているときには無意識でキメ顔をしているから感じるの?
自分を客観的に見るにはどうしたらいい?外見も内面も、自分を見つめ直してみると再発見があるかもしれませんよ。
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記事の概要・目次
鏡で見る自分は、他人が見ている自分とずいぶん違う
手に右利き・左利きがあるように、目にも「効き目」があります。そのため、顔の片側を強く意識してしまいます。
加えて、人は鏡に向かったとき、無意識に表情を引き締めたりするため「普段の顔」とは違う顔になっているものです。
周囲の人の目に、自分がどんな風に映っているのか知りたければ「リバーサルミラー」というものを使ってみましょう。
いつも見ている鏡の中の自分を左右反転して映し出します。エステサロンなどで使われることもありますが、簡単に試すこともできます。
◆簡単リバーサルミラー
1.まず、鏡を2枚用意します。できるだけフレームなどが無い、シンプルに鏡だけのものにしてください。
2.その2枚の鏡をテープなどを使い90度の角度で「く」の字型に貼り合わせます。
3.谷になっている鏡の接合部を覗き込みます。
いつも見ている鏡の中の自分とは、どこか違う顔が映し出されているはずです。その姿が、あなたの家族や友人がいつも見ている「あなた」なのです。
鏡で反転した自分の顔。左右を組み合わせるとまるで他人よう?
鏡に映った自分の顔と、写真などで見る自分の顔は同じではありません。他人が見ている自分の顔と、自分が知っている顔はずいぶん違います。
その理由は、もちろん左右が反転しているからです。では、なぜ左右が入れ替わるだけでこんなに違って見えるのでしょうか。
顔を縦の中心線から左右で見比べたとき、完全に左右対称になっている顔を持つ人はごくわずかしかいません。
ほとんどの人は、左右で目や眉の大きさや位置、形が異なります。鼻や唇も、中心から左右の形を比較するとまったく同じではありません。
左右のバランスは、微妙にずれているのです。
その証拠に、顔の右半分だけ、もしくは左半分だけを反転させて顔を作ってみると、ほとんどの人は別人の顔が出来上がるでしょう。
自分の顔というものは、自分が一番知っているようで、本当は知らない顔がいくつも潜んでいるのかもしれません。
他人が撮影した写真の自分と、鏡で見る自分のギャップ
写真に写った自分を見て「ヒドイ顔に写ってるなぁ」とか「鏡ではもう少しマシな顔のはずだけど……」と思うことありますよね。
普段、鏡に向かって自分の姿を見るときには、無意識に格好良く見せるようにしているのです。防衛本能が働いて、自分の暗い顔・格好悪い顔はしないように、全ての人がそうなってしまうとのこと。
それが、他人の撮影した写真だと、写した瞬間の自分の顔は確認できないため、無防備なまま写ってしまうことに。
その結果、後から見ると残念な顔に映ってしまうのです。
自撮りなど、画面を確認しながら写せる場合は、鏡のようなキメ顔を作りやすくなるんだとか。
ただ、携帯やスマホのカメラは性能によって光の加減や立体感に違いがあり、鏡で見るキメ顔そのままとはいかないこともあります。
携帯やスマホの場合は、レンズの位置や大きさでも視線の向きを絞りにくく、思ったように写るのは難しいかもしれませんね。
自分の容姿は鏡と他人のどちらを信じる?
自分の見た目に点数をつけるとしたら、どのくらいの評価をつけられますか?
鏡を見ながらメイクやファッションをチェック。よし!今日の自分、かなりイイ感じ!……と思っていたのに、皆で写した写真を見ると全然ブサイク?
多くの女性には「自分はカワイイ!」という補正機能があるとの意見も。自分につける点数は、ついつい甘くしてしまいがちということでしょうか。
ならば、他人からの評価なら客観的に受け止められる?
女性なら街中でのナンパや婚活パーティーなどで、周囲の男性の反応を見て自分のレベルを感じることもありますね。
今どきだとSNSや動画投稿サイトなどで、自分の画像や動画をアップしている人もたくさんいます。
見た人たちから瞬時に反応を得られるインターネット。「キレイ! カワイイ!」というプラス評価が来ると嬉しくなっちゃう反面、無遠慮に批判される可能性も高し。
繊細なハートの持ち主は、安易な投稿はやめておいたほうが無難……かも?
「他人は自分を映す鏡」?その真意とは?
「他人は自分を移す鏡」という言葉があります。これは、あなたの周りの人間関係が、あなた自身の状況を反映しているということ。
あなたがこれまで言ったこと、行った行為は周囲の人にも影響を与えます。同じように、周囲の人の言動があなたに影響しています。
例えば仕事で、部下や後輩が高いモチベーションを持って仕事をこなしているとき、あなた自身の仕事ぶりが伝わったからかもしれません。
逆にやる気が足りない仕事ぶりをしていたら、自分にそういう面がないか振り返る機会になるのではないでしょうか。
プライベートでも、恋人や家族は、長年一緒に過ごす中で表情やしぐさ、話し方が似て来るものです。
「他人は自分を移す鏡」だと思うと、無責任であったり攻撃的な言動や行動を取ることは、いつか自分に返ってくるでしょう。
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