生活の知恵で人生をバージョンアップ

生活の知恵で人生をバージョンアップ│知恵のガイド

道路の雪を溶かすための融雪剤。実は身近な○○が使われている

2017.11.10

道路の雪や氷を溶かすための融雪剤や、凍らないための凍結防止剤。アレっていったい何でできているの?

圧雪やアイスバーンになることを極力避けるためにも必要な融雪剤や凍結防止剤は、使い過ぎると良くないこともあるのです。

融雪剤のメカニズムと環境に与える影響などを調べてみました。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

実母でも同居となると難しい。共同生活を円滑に進めるためには

「同居」と言えば「嫁姑問題」と思われがちですが最近では「実母と娘」と言うスタイルも多いようです。 ...

学生で一人暮らしの人におすすめ!食事の節約方法

学生の一人暮らしでは食事を自炊して食費を節約している人も多いでしょう。 しかし、食材を色々買う...

パート勤めでの旦那との家事分担、旦那が手伝ってくれる方法とは

パート勤めで共働きの時、旦那さんは協力的に家事を手伝ってくれてますか? 世の中の旦那さんはどの...

大学生のこんなバイトはしんどい・・・選び方には要注意!

大学に入学してバイトを始めたものの、しんどいと感じる大学生も多いといいます。 しんどいと感じる...

子供を産むのにいくらの貯金があれば大丈夫?必要な金額とは

初めての妊娠の場合は特に、子供を産むのにいくらくらい貯金があれば大丈夫なのか、気になりますよね。 ...

30代から女の価値が下がる?!そう言われる理由を徹底調査

一生懸命仕事をして素敵な男性と出会う時間もなく、気が付いたら30代を迎えてしまったという女性もいます...

節約生活でも貧乏には見られない!OLの賢い節約術♪

一人暮らしは節約が大切です。 家賃に食費に洋服代にコスメ代。 もちろん友達と遊ぶお金も必...

独身女性の一人暮らしを楽しく過ごす方法!

一人暮らしは男性も女性も独身の間にしか経験することができません! 一人暮らしをするとどんなこと...

【部屋の防音対策】窓から漏れる音をシャットアウト!

部屋の防音対策していますか?外からの音は窓に対策を施す事で効果が期待できますよ。 自分で簡単に出来...

職場でプライベートを話さないほうが女の職場では得策です

職場でプライベートの事を話さないでいると…周囲にどう思われる? 実はプライベートの事を話さない...

女性で声が可愛い人はモテる!?モテる声や喋り方を徹底調査

声が可愛い女性に、男性は結構グッときているって知っていましたか!? そう、声が可愛い女性はモテ...

夜中の空腹にラーメンは魅力的!でもその一口が後悔に・・・。

夜中に空腹を感じたらラーメン食べちゃくなっちゃいませんか? でも次の日の胃腸の調子を考えたり、...

新婚でも料理上手になる!料理下手から脱却する方法

新婚の時の悩みのひとつに、「料理が下手」ということがあるでしょう。 誰でも慣れない事をすると、...

退職の挨拶で渡すお菓子の選び方や渡すポイントについて

会社を退職するとき、退職の挨拶としてお菓子を用意する人も多いと思います。 お菓子買うべきか迷っ...

飲み会を欠席する際に相手が思わず納得する言い訳をご紹介

飲み会を欠席する時には、欠席する「言い訳」が必要ですよね。その言い訳に苦労するあまり、嫌々参加する人...

スポンサーリンク

道路の雪を溶かすために塩を使う理由

水は0℃で氷はじめます。その凍り始める温度を「凝固点」と呼びます。

凝固点は物質によって違い、水以外では凝固点が0℃より高いものや低いものがあります。

水に塩を溶かした食塩水が凝固する(凍り付く)ためには、0℃よりも低い温度でなければなりません。

「凍る」という現象は、温度が下がり水の分子がエネルギーを失って、その動きが小さくなり、やがてくっつき静止してしまった状態が「氷」です。

しかし、水中に水分子以外が混ざると分子同士が固まるのを邪魔するため、凍りにくくなります。

水に不純物が混ざると凍る温度がより低くなることを「凝固点降下」と言います。

塩には湿気を吸い取る性質があり、水に溶けやすいため凍りつくことを防ぐ「凍結防止剤」として使われるのです。

冬の道路に塩をまくと、雪が降っても食塩水ができ0℃では凍らなくなります。

雪が多くなると、食塩水が薄くなり効果も下がりますが一定の濃度である間は凍りにくい状態が続きます。

道路の雪を溶かす塩化ナトリウムと塩化カルシウムの違い

雪の多い地域や冬に非常に寒くなる地域では、路面のが凍ってしまうことを防ぐために凍結防止剤が散布されます。

通常、水は0℃で氷や雪など固体に変化します。水以外のものが混ざると0℃では凍らなくなる性質を利用したもので、水に溶けやすい塩などを使って雪や氷を塩の水溶液に変えてしまうのです。

濃度が高いほど凍りにくいのですが、雪が降り続けばそれだけ濃度が薄まってしまいます。

それでも、濃度がある程度あれば0℃でも凍らない状態を維持することができます。

◆塩化ナトリウム

塩化ナトリウム(塩)の水溶液は、23%ほどの濃度で凝固点がマイナス21まで下がります。

塩化カルシウムよりも長く持続できるため、凍結防止剤として使われるのです。

◆塩化カルシウム

塩化カルシウムは32%の水溶液濃度で凝固点はマイナス51℃まで下がるため、極寒地でも使われます。

塩化ナトリウムよりも短時間で多くの雪を解かせるため、融雪剤として使われています。

道路の雪を溶かすために野菜ジュースを散布するってホント?

凍結防止剤や融雪剤は、路面凍結を防ぐためには有効なものですが、塩分によって環境破壊などの影響が問題になっています。

自動車の足回りをサビつかせてしまうなど、劣化の原因にもなります。

過去には、融雪剤が原因の一つと疑われる部品の破損によって大きな事故が起こったこともありました。

塩化ナトリウムや塩化カルシウムの代替品として、環境にも優しい代替品の研究が進められています。

カナダのトロントでは、ビーツという野菜のジュースを補助的に使い、道路の凍結を防いでいます。

一般的な凍結防止剤を散布した上に、ビーツジュースを拭きかけていくと凍結する温度を下げられるのだそう。

凍結防止剤や融雪剤は、同じ材料から作られるために世界的に不足したり、価格が上がっています。

ビーツジュースを使えば、凍結防止剤の使用料を少なく抑え環境にも優しくできるということですね。

道路の雪を溶かすだけではなく環境に与える影響も少なくない

道路の凍結を防止し、雪を解かすために有効な塩ですが、土壌に塩分が増えることで植物が枯れてしまったり、地下水に溶け込むなどの汚染が起こるなど環境には良くないこともあります。

このような悪影響を最小限に抑えるため、可能な限り散布量は抑えたいのが本音です。

融雪剤として大量の塩を使う欧米では、次のような研究が進められています。

・融雪剤の適正な散布量の研究

・気象予報の精度を上げる

・路面への温度センサーの設置

・散布する効率的なタイミングを調べる

・防錆剤を添加した融雪剤

・塩以外の融雪剤

路面が凍ると自動車は正しい操作ができなくなったり、ブレーキが効かないなど事故に繋がる危険な状態になります。

凍った路面に塩をまくと、塩の一粒ずつが氷を溶かして孔をあけ、氷を溶かしながら穴を広げていき、やがて貫通して道路の表面にいたります。

塩によって溶かされた箇所は徐々に広がっていき、そこを通る車がはねた塩を含んだ水がさらに周囲も溶かしていくのです。

道路の雪を溶かす塩化カルシウムの使い方

除雪の後に路面凍結を防止するために塩化カルシウムを散布するときは、次のようなことに注意しましょう。

・固く踏み固められ手凍結した路面や、駐車場などで散布する

・ムラにならないよう均一に散布する

・坂になっている場所では、上の方に撒くことで溶けたものが下に流れ落ちるので効果的

・一度に大量を散布せず、少量を複数回散布する方が良い

・凍結予防としてアスファルトなどに散布する場合は、確実に雪が降る時だけにする(撒いたあとに雪が降らないとベタベタしてしまう)

・側溝や縁石などは劣化させてしまうので避ける

・植物(特に針葉樹)には、飛び散らないように注意する

・金属類は腐食の恐れがあるので、かからないよう注意する。万が一かかってしまった場合は、速やかに水で洗い流す

 - 生活