犬のシャンプーを冬にする場合、こんな所に注意をして下さいね
2017.9.24

冬場の犬のシャンプー、皆さんどうしていますか?
特に家でシャンプーをする場合は風邪をひいてしまわないか心配ですよね。
冬にシャンプーをする時の注意点、素早く済ませるポイントなどをご紹介いたします。
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記事の概要・目次
犬のシャンプー、冬場の頻度はどの位が適切?
臭いが気になって一週間に一度シャンプーをされる方もいらっしゃいますが、適切な回数は月に一、二度です。
シャンプーをし過ぎると肌に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。人間も肌の乾燥などを防ぐために適度な皮脂は肌に必要ですよね。犬も同じで、皮脂を洗い流し過ぎてしまうと乾燥ばかりか皮膚炎を起こしてしまう場合も。
洗いすぎには注意が必要です。
また肌にも人間と同じように個人差があり、肌が弱くシャンプーが合わないという場合も少なくありません。
そのような場合には刺激が少ないシャンプーを利用してみてください。
その他には温度にも注意をしましょう。犬をシャンプーする時には人間が調度いいと思う温度よりも低めの温度に設定をして下さい。
犬は人間と違って体の温度調節を素早く行う事ができません。その為シャワーの温度が熱すぎると体温が急激に上昇してしまします。
またその逆で冷たすぎる場合も要注意です。約38度位の温度が調度良いと言われていますので目安にしてみて下さいね。
犬のシャンプー、冬場のポイントはココ
冬場のシャンプーは風邪をひいちゃわない為にもスピーディーに行いたいですよね。
だからと言ってシャンプーの時間を短くしたり、リンスを省略するのはNG!
冬場でも皮膚や毛の汚れはキチンと取り除かないと病気につながってしまうかもしれません。またリンスは冬場の静電気防止にも役立ちます。
すると!どこで時間を短縮すればいいのか?そこが問題になってきますよね。
シャンプーをスピーディーに行うために必要なのはブラッシング!シャンプーを行う前の丁寧なブラッシングがポイントとなってきます。
特にダブルコートと呼ばれる違う役割を持つ二種類の毛を持つ犬は、中のやわらかい毛が絡まりやすく、しっかりとブラッシングをしないと毛玉になってしまって、素早くシャンプーをする事が難しくなってしまいます。
その他にもブラッシングをキチンとしておくと、汚れを浮かせ落ちやすくする効果も!
シャンプーの時間を短縮させるならブラッシングがカギとなる事、間違いありません。
冬の犬のシャンプーは湯冷めが心配!
素早くシャンプーを済ませたら、湯冷めをしない為にもドライヤーでしっかりと毛を乾燥させることが大切です。
ここでもポイントが!ドライヤーをかける前のタオルドライをしっかり行いましょう。ここをキチンと行う事でドライヤーを使う時間がグッと変わってきますよ。
さていよいよドライヤーです。犬はお腹が冷えやすい場所なので、ここからドライヤーをかけていきましょう。ドライヤーの熱が熱すぎないように肌から約30センチほど離して乾かしてあげて下さい。
毛が長い犬にはブラシを使ってドライヤーをかけると根元から乾燥させることが出来て便利ですよ。
ドライヤーをかけ終わった後も最終チェックをお忘れなく!毛の外側だけが乾いても、内側の毛が乾かないと生乾きになって雑菌が発生。
臭いの原因となったり皮膚にとっても良くない状態をまねいてしまいます。注意をして下さいね!
大型犬の冬のシャンプーはどこで?外で行うのは危険です
大型犬なら外で飼育しているという方もいらっしゃいますよね。
体が大きいだけに抜け毛も多いし、風呂場で洗うのは大変!夏場は外でシャンプーを済ませる場合も少なくはないと思います。
しかし冬場の外でのシャンプーは危険です。犬が風邪をひいてこじらせてしまっては大変ですよ。
風呂場でのシャンプーが無理なら、ホットタオルで毛を拭いてあげてはどうでしょうか。タオルを熱めのお湯に入れて硬く絞り、犬の毛を丁寧に拭いてあげて下さい。
温めると汚れが浮きやすくなるので、気になる汚れを取ってあげる事ができると思いますよ。ドライシャンプーなどを利用すると臭いも気にならなくなるでしょう。
またどうしても汚れや臭いが気になるなら、お金はかかりますがドックサロンへ連れて行ってシャンプーをしてもらいましょう。
また、これはどこにでもあるものではないのかもしれませんが、私の住んでいる街ではホームセンターの中に「セルフシャンプー」というサービスを行っているお店があります。
事前予約が必要ですが30分いくらという形で、犬のシャンプーができる大きなシンクやトリミングテーブル、犬用のドライヤーが完備されているお部屋を貸してもらえます。お部屋を貸してもらい飼い主さんが自分でシャンプーをしてあげるのです。
使い終わったら掃除をして出てくるのですが、こちらでは大型犬も温かい屋内でシャンプーをしてしっかりと乾かすことができるので体が冷えることもなくお勧めです。
近くにこういった施設がないのか検索してみて下さい。
犬がシャンプーを好きになる方法を伝授
とにかくお風呂が嫌いな犬もいますよね。そんな場合はシャンプーをする事が大変!時間もかかってしまいます。犬を風呂好きにするにはどうしたらいいのでしょうか?
お風呂を好きな場所に変える
シャンプーを嫌がるのは、いつもと違う雰囲気の場所に入るのが嫌なのかもしれません。シャンプーをしない日でも、出来れば毎日お風呂場に連れて行ってみて下さい。そして少しでもその場にいる事ができればご褒美をあげるようにしましょう。毎日繰り返すうちにおやつをくれる楽しい場所に変える事ができます。
お風呂場に慣れたら、暖かいお湯を用意して足だけでもお湯につけるようにしていきます。もちろん最初は嫌がるでしょうが、毎日日課にしていくと暖かいお湯を気持ちがいいと感じるようになってきますよ。
無理やり力ずくで行うと、ますます嫌になってしまうので、声をかけながらリラックスした雰囲気を作るようにして下さい。
お風呂ギライの原因を取り除く
シャンプーを嫌がる時は何に反応を示しているのか、様子を見る事も必要です。シャワーの音に反応をしている場合は、シャワーの出口に手を添えて音を消すだけでも犬の不安を取り除くことが出来ます。
またお風呂場が冷たいのが嫌な場合も考えられます。人間でも冷たい床を裸足で歩くのは嫌なものですよね。犬をシャンプーする前には浴室や床を温めておく工夫をしてみましょう。
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