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吐血は上部消化管の病気が原因。肺の病変では喀血を引き起こす

2017.9.24

なんらかの病気が原因で口から血を吐いてしまう場合「吐血」と「喀血」の2種類があるのをご存知でしょうか。

主に肺などの呼吸器からの出血は「喀血」、消化器系からの出血は「吐血」となります。
吐血と喀血の違いや原因となる病気について見て行きましょう。

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吐血の原因は肺や気管ではなく消化器からの出血が原因

食道や胃など「上部消化管」と呼ばれる部分から出血した血液を、口から吐き出したものを「吐血」と言います。
この吐血には血液だけではなく、未消化物が混じることもあります。

口からだけでなく、腸へと下がり排泄される場合には「下血」といいます。血や胆汁が混じって真っ黒い「タール便」になることもあります。

吐血の場合に、原因が胃や十二指腸なら胃液などが案じるため赤黒い血を吐き出します。出血した場所や、大量の場合には鮮やかな色をした鮮血のこともあります。

吐血を引き起こす可能性が高いのは胃潰瘍で、十二指腸潰瘍の出血では吐血よりも下血になることが多いようです。

食道にできた動脈瘤の破裂によって大量の吐血を引き起こすこともあります。肝硬変で命を落とす場合の多くにこの食道動脈瘤の破裂が見られるといいます。

その他、マロリー・ワイス症候群という病気では、何度も嘔吐するため食道や胃に傷ができてしまうことで出血し、吐血や下血に繋がります。

肺アスペルギルス症が原因の場合は吐血ではなく喀血

糸状真菌の一種であるアスペルギルスによる感染が引き起こす病気が原因で血を吐くことがあります。
同じ菌による感染でも、症状の現われ方でいくつかの病名に分類されています。

◆肺アスペルギローマ

咳や痰、胸の痛みを感じたり、呼吸困難になるなどの呼吸器症状が起こります。

単に血が混じったり、喀血することもありますが自覚症状を強く感じないまま、胸部エックス線などの検査で発見されることが多い病気です。

◆アスペルギルス症

抗がん剤治療中や大量のステロイド薬による病気治療中に発症することがある急性の呼吸器感染症です。

アスペルギルスの菌糸が血管に入り込み、他の臓器に病変を作り出します。

突然の発熱から咳や痰・呼吸困難といった症状が現われます。胸膜に近い場所に病変があると、胸の痛みを訴えることもあります。

吐血と喀血の見分け方。肺が原因ならほとんどが喀血になる

◆喀血

出血箇所
気管、気管支、肺などの呼吸器。

原因となる病気
肺結核、肺癌、気管支拡張症、咽頭癌などが考えられます。

吐血との違い
呼吸器が原因のため、咳が出る場合が多い。体位の変化で咳や痰が出るのも特徴です。

血液の色
喀血の場合には鮮やかな真っ赤の血液を吐き出します。吐血の血液の色は黒っぽい赤・茶色・茶褐色・黒などです。

注意点
出血量が多いと窒息したり呼吸不全に陥る可能性があります。救急車を呼んで速やかに病院に行きましょう。

眠っている場合に喀血が起こると、血液を飲み込んでしまうことが多く、嘔吐して窒息する可能性もあります。

原因が肺癌である場合には、乾いた咳や痰とともに発熱や胸の痛みがあります。消化器からの出血で吐血する場合には、咳の症状はほぼありません。

喀血を引き起こす原因となる肺の病気とは?

喀血や血痰が見られる主な病気には次のようなものがあります。

◆肺結核
2週間以上続く咳や発熱、血痰がある場合には結核の疑いがあります。
結核菌に感染することで起こる病状で、一度感染して回復したあとにも、かなり長期間を経て再度発症することもあります。

◆肺癌
全身の倦怠感があり、気道が刺激されることで咳や痰、出血による血痰が見られます。呼吸音に「ゼーゼー」という喘鳴や肺がつぶれた状態になる「無気肺」になります。

◆気管支拡張症
免疫異常や感染症など、原因は多岐に渡りますが気管支が広がってしまうことで、痰などを吐き出す働きの弱まりで感染症になりやすくなってしまいます。

広がった気管支に血管が増えることで、血痰ができてしまうことがあります。他にも咳・呼吸困難・発熱などが見られることがあります。

◆肺真菌症
カビのような真菌を吸い込んだことで起こる肺の病気です。肺アスペルギルス症や肺カンジダ症などがあります。

吐血の原因となる病気にはどんなものがあるの?

消化管での出血が口から吐き出された場合で、それが明らかに血液である場合に「吐血」と呼びます。

吐しゃ物(吐いた物)に血が混じっている状態は吐血とは表現しません。

ごくまれに腸での出血が吐血される場合もありますが、多くは胃や十二指腸が原因です。

吐き気、嘔吐はあまり起きずに胃酸で黒褐色に変化した血液が吐き出されます。

食道からの出血では鮮やかな赤い血液であることが多くなります。発熱することはあまりなく、黒い便が出ることが多いのも特徴です。

吐血の原因の一つ、胃潰瘍とは潰瘍によって胃壁が出血した状態のこと。

めまいや冷や汗が出るなどの症状のあとに吐血することが多いようです。

十二指腸潰瘍は、胃潰瘍と症状が似ていますが大量に出血した場合には気を失うこともあると言います。

アルコールの飲み過ぎやストレスが原因で上部消化管から出血する場合もありますので、体の不調を感じたらライフスタイルの見直しを考える必要があるかもしれませんね。

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