ごぼうをささがきにしたら赤い!その理由や保存方法を紹介!
2017.9.24
ごぼうをささがきや千切りにしようとしたら、表面や中が赤くなっていたことはありませんか?
ごぼうは時間が経つと赤い色に変色するのはどうしてなのでしょう?
ごぼうが変色する理由や、保存の仕方・賞味期限について調べてみました。
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記事の概要・目次
ごぼうをささがきにしたら赤いのはどうして?
ごぼうを調理しようと思ったら赤くなっていた・・・これって何?食べられるの?と思ったことはありませんか?
ごぼうは他にも様々な効果があり、赤いから捨ててしまうのはもったいないですよ。
ごぼうの赤い色は「サポニン」が鉄分と反応してできた色です。
最近テレビの健康番組などでよくみかけますが、この「サポニン」には驚くべき効果がたくさんありました!
・血の流れを良くする
・コレステロールの数値を下げる
・肥満予防
・体の免疫力を高めてくれる
・肝機能を高めてくれる
などがあります。「サポニン」の効果効能は素晴らしいですね!
ごぼうが赤くなっていたのはサポニンが含まれている証拠だったのです。
「ごぼうが赤いから変!」と捨ててしまわないで、是非美味しく召し上がってください。味も普通と変わらないですよ!
ごぼうのささがきが赤いと感じたら酢水につけてみて
ごぼうに賞味期限はあるのでしょうか?
答えは特にありません。袋にも賞味期限は書いていませんよね。では、どうやって見極めたらいいのでしょうか?
ごぼうがこんな状態なっていたら食べられません。
・みるからに乾燥して細くなってシナシナの状態。
・臭いをかいでみると酸っぱいニオイがする。
ごぼうにはポリフェノールが含まれていますので、切ってみるとピンク色や赤くなっている場合があります。この色はポリフェノールの色で、空気に触れることで酸化した色です。
ごぼうはあく抜きをしますが、その際に酢を入れると酸化するのを防止することができますので、色が気になった時は酢水につけてみてください。
■ごぼうの保存方法は?
土付きのごぼうなら風が通る場所で、直射日光の当たらない場所に立てて保存しましょう。
その際に新聞紙を少し湿らせて包むと長持ちします。ごぼうの状態にもよりますが、2~3週間ほど保存できますよ。
ごぼうをささがきする前に赤いかどうかをチェック!
ごぼうといってもいくつか種類がありますね。
・土付きゴボウ
・洗いゴボウ
・新ゴボウ
・ささがきゴボウ(保存ビニール袋に入っているもの)
・千切りゴボウ(保存ビニール袋に入っているもの)
すぐに調理が出来るようになっている物もあり便利ですが、それぞれによって保存が可能な期間は大きく変わります。
洗いゴボウは土がとりはらわれキレイに洗われていますが、保存期間は3~5日程も過ぎると腐ってしまうので早めに使いましょう。
腐り始めると、硬さがなくなりシナシナの状態になっていきます。また腐敗が進むと赤い色が表面にでます。
土付きゴボウは常温で保存すること出来て、冷暗所におくと長持ちします。冬の室温が低い時期ですと1ヶ月ももちます。
ですがスーパーに置かれていた期間もありますし、状態を見ながら早めに食べきることをオススメします。
ごぼうのささがきや切ったごぼうの保存方法は?
■カットしたごぼうの保存の仕方は?
・土付き付きごぼう・・・断面にも土を付けて涼しくて日の当たらない場所に、根っこのほうを下にして土の中と同じ状態にして保存する。
・洗いごぼう・・・キッチンペーパーを濡らしてごぼうを包み、さらにラップをして野菜室で保存する。
■刻んだごぼうの賞味期限は?
刻んだごぼうの賞味期限は3日前後で、切った断面が大きければより痛みやすくなってしまいます。
■ささがきごぼうの保存方法は?
ささがきしたごぼうを薄めの酢水に浸して、冷蔵庫に入れて保存します。
水につけた状態だと、時間が経つにつれて栄養分も流れて出ていくので早めに調理しましょう。
つけている水は定期的に取りかえてください。
他に酢をふりかけて密閉保存袋にいれるか、真空状態にして保存する方法もあります。
きんぴらごぼうだと5日程度なら保存可能です。また冷凍保存も出来ます。
食物繊維が豊富なごぼうのオススメな食べ方とは
ごぼうといえば、食物繊維が豊富!便秘解消!のイメージがありますね。
食物繊維の中に「リグニン」という成分がありますが、癌細胞が出来るのを抑制するのに効果があるそうです。
ぜひ意識してとりたい食材ですね。野菜を摂取するうえで気になるのが農薬の心配でしょうか。
ごぼうは土のなかで育ちますので農薬がふりかかっているという心配はありませんが、土の中に含まれているダイオキシンの問題などはあるかと思います。
ですので、ごぼうを調理する際は、流水でたわしなどでこすり洗いし包丁の背の部分を使って皮をこそげ落とします。
これは昔からどこの家庭でもやっている方法ですね。
キレイの洗い流したごぼうをささがきなどにして酢水につけることで、農薬などを引き出す効果もあるそうです。
そして鶏肉に含まれている「メチオニン」という成分は「リグニン」の効果をさらに引き出してくれます。筑前煮などの献立にしてあわせて摂るようにしたいですね。
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