アボカドが固い時は料理に使う前に一手間を
2017.9.22
森のバターと言われる『アボカド』。
栄養価も高く、お料理に使う方も多いですよね。
そんなアボカドは食べ頃がある食材です。
買ってきたアボカドが固い…、そんな経験はありませんか?
固いアボカドを食べ頃にするための方法をご紹介します。
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記事の概要・目次
料理に使いたいアボカドが固い…そんな時には
暖かい場所に置く
買ったアボカドが固い場合は、冷蔵庫へは入れずに温かい所に置いておきましょう。
できれば日当たりのいい場所に置いておくと、太陽の自然の暖かさで追熟が進みます。
1~2日様子を見てみましょう。
また、夏は気温が高いので、柔らかくなり過ぎることがあります。
寒い時期よりも少し早めに追熟しやすくなります。
こたつの時期には、こたつの上に置くというのも良いですよ。
リンゴと一緒に置く
固いアボカドはリンゴと一緒に置いておくと追熟が早くなります。
リンゴの袋の中にアボカドを一緒に入れて、袋を閉じておきます。
そうすると、エチレンガスの効果によりアボカドが早く柔らかくなります。
アボカドを買ったらまだ固い、料理に使う前に
バナナの近くに置く
これもリンゴ同様に、エチレンガスの効果でアボカドを追熟させます。
この方法はアボカドに限らず、他の果物を早く追熟されたい場合などに使える方法です。
冷蔵庫の上にのせて置く
アボカドをちょうど良い固さにするには、25度が最適な温度と言います。
冷蔵庫の上というのは、ちょうど25度くらいなのです。
ほんのりとした温かさで追熟が進みます。
新聞紙でくるんでおく
新聞紙でアボカドをくるみ、一日放置しておきましょう。
また、包丁を入れた後に、固かったと気付いた時には、アルミホイルでしっかりと包んで冷蔵庫に入れておきましょう。
様子を見ながら、早めに調理して下さいね。
固いアボカドを美味しく食べたい!お助け料理をご紹介
固いアボカドは、加熱調理をすると美味しく食べることができます。
〇アボカド&目玉焼きトースト
【材料】
・固めのアボカド(4分の1)
・卵 1個
・食パン 1枚
・醤油、マヨネーズ 適量
1.アボカドを薄くスライスします。
2.フライパンに薄くオリーブオイルをひいてアボカドを焼きます。
3.そのままの状態でアボカド全体に、卵の白身が広がるように目玉焼きを作ります。
4.目玉焼きがお好みの固さになったら、醬油をかけます。
5.トーストしたパンの上に、アボカド&目玉焼きを滑らせるように乗せます。マヨネーズをかけるとコクがアップします。
〇アボカドのフリッター
【材料】
・固めのアボカド 1個
・卵 1個
・天ぷら粉 大さじ3
・塩コショウ 適量
1.アボカドを1cm角に切ります。
2.卵と天ぷら粉を合わせ、衣を作り塩コショウで味を整えます。
3.アボカドに衣を付けて揚げましょう。キツネ色になったら完成です。
切ってしまった固いアボカドは過熱調理で食べるのがおすすめ
アボカドをサラダなどに使おうと思った時に、切った後に固いと気付いたらどうしたら良いのでしょうか。
固いアボカドは、食べ頃のアボカドに比べると味も青臭さがあり、食感も固くアボカド本来のコクが感じられません。
切ってしまった後は、レンジで加熱するという方法が一番でしょう。
アボカドの種を取り、切り口を下にしてラップなどはかけずに、600Wの電子レンジで約1分加熱して下さい。
そうすると、アボカドが柔らかくなります。
ただ、サラダに入れる時に温かい状態になっているのがちょっと気になるかもしれません。
また、味や風味は、自然に熟した場合よりも落ちると思って下さい。
固さは柔らかくなっても、味はちょっと物足りなく感じるでしょう。
ですので、加熱後にマヨネーズを加えたり、チーズを乗せたりと、少しコクをプラスしてあげると、味の物足りなさをカバーできます。
アボカドは、包丁を入れると切り口から酸化して切り口が黒ずんでいきます。
ラップやアルミホイルを使い、しっかりと密閉するとある程度は日持ちしますが、早めに調理するのがおすすめです。
そのまま冷蔵庫に入れておいても、追熟はしないので加熱調理の方が美味しく食べられるでしょう。
アボカドの食べ頃、見分け方のポイントは?
アボカドは、メロンや梨、バナナなどと同様に、追熟が必要な食べ物です。
木から収穫する時にはまだ若い状態で、収穫後に追熟させて食べ頃を迎えます。
ですので、店頭に並んでいる時は、まだ若干若いものが多く並んでいます。
アボカドを購入する時には、すぐに食べたい時には柔らかめを選んだり、すぐに食べない時には少し若いくらいのものを選ぶ、というのがポイントでしょう。
お店で選ぶ時には、色と固さで見分けましょう。
その日に食べたいのならば、黒っぽくなっていて、表面にシワがなくへたがとれていないものを選んで下さい。
身とへたの間にすき間が出来て1、2日で、触った感じが程よい固さで弾力のあるものが良いでしょう。
しかし、店頭のアボカドをあまり押したりするのはマナーとして良くないので、できれば目で判断できるのが理想です。
数日後に料理に使いたいのであれば、緑色の固めのものを購入して、常温で保存しておくと2~3日で、ちょうど食べ頃になります。
買ってから5日以上経過すると、逆に熟し過ぎてしまい身も黒ずみます。
追熟の様子を見ながら美味しいうちに食べきりましょう。
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