レタスとキャベツ、女性に嬉しい栄養素が豊富な野菜なんです!
2017.12.17
日頃よく食べる機会の多い、レタスとキャベツ。
冷蔵庫に入っていることも多い野菜ですよね。
では、栄養素にはどのような違いがあるのでしょうか?
それぞれ栄養素を比較してみました。
実は女性にとって嬉しい成分がたくさん含まれているんです!
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記事の概要・目次
キャベツとレタスの栄養素、違いを比較
キャベツとレタス、100g当たりの栄養を比較してみます。
【キャベツ】
エネルギー…23kcal
カリウム…200mg
カルシウム…43mg
マグネシウム…14mg
ビタミンK…78mg
ビタミンC…41mg
リン…27mg
食物繊維総量…1.8g
β-カロテン当量…50mcg
【レタス】
エネルギー…12kcal
カリウム…200mg
カルシウム…19mg
マグネシウム…8mg
ビタミンK…29mg
ビタミンC…5mg
リン…22mg
食物繊維総量…1.1g
β-カロテン当量…240mcg
食品成分表を参考に比較しました。
キャベツ、レタスともに野菜なのでカロリーは低く、比較してみるとカロテンの量に違いがあるようです。
キャベツには、春キャベツと呼ばれるものがあるように、季節によったり、産地によっても味や栄養に少し差があることもあります。
野菜には食物繊維も豊富で各種ビタミンも含まれていて、健康的な食生活には欠かせません。
なるべく多くの種類を摂取できるように、その日の気分やその季節の旬のものを取り入れると良いでしょう。
キャベツの仲間にはブロッコリーやカリフラワーなどがあり、レタスの仲間にはサンチュなどがあります。
レタスとキャベツ、調理法によっても摂取できる栄養の量が違う
レタスとキャベツ、あなたはどちらがお好きですか?
レタスやキャベツにはさまざまな料理法があるので、一概にどちらと言うのは難しいですよね。
サラダなど生で食べる場合には、レタスのシャキシャキ感やみずみずしさが美味しいですし、キャベツを加熱した際の甘味も美味しいものです。
どちらも冷蔵庫に入っていることが多い食材ですよね。
栄養を比べると、ビタミンCはキャベツの方が多いですが、カロテンを比べるとレタスの方が上です。
しかし、数値だけ見るのと実際に摂取できる量には違いがあります。
レタスを生で食べようとすると、そんなに大量には摂取できませんが、加熱したキャベツはしんなりとして、以外の多くの量を食べることができます。
また、キャベツのなかでもクリーンボールはビタミンCがより多く含まれます。
レタスで言うと、一般的な結球レタスよりも、サニーレタスやサラダ菜の方が栄養価が高いようです。
レタスやキャベツのカット野菜には栄養がないという噂の真実
レタスやキャベツのカット野菜、気になるのは栄養面ではないでしょうか?
カットしてある状態でおいてあると、栄養がどんどんとなくなってしまうような、また殺菌することによって栄養がなくなってしまうんじゃないかと思う方も多いと思います。
カット野菜には、洗浄や殺菌によってビタミンがあまり残っていないという話を聞いたことがある人もいるでしょう。
これに対し、キューピーが提出した「カットレタスの洗浄方法の違いが栄養成分に及ぼす影響について」という資料があります。
日本調理科学会平成 21 年度大会で発表された調査です。
その結果には、水道水の洗浄と次亜塩素酸ナトリウムを使った洗浄殺菌処理で比べると、ビタミンの差はなかったという報告がされています。
洗浄方法の違いによって、カットレタスのビタミンCや、カリウム、マグネシウム、リンなどは大きな差はなかったようです。
また、ビタミンCは水溶性のビタミンであることから、洗浄による損失よりも茹でた時のビタミンCの損失が高かったと言います。
野菜は調理法や食べ方によっても栄養の吸収率が違う
レタスと言えば、サラダで生で食べることが多いと思いますが、生だと食べられる量には限界があります。
しかし、加熱をするとかなりボリュームダウンして、すごくカサが減りますよね。
たっぷりと食べたいなら加熱して食べるのがおすすめです。
加熱調理なら二人で1玉でも簡単に食べることができます。
また、ビタミンCやビタミンB群は水溶性ビタミンです。
水に溶け出しやすい性質を持つので、切ってから洗うよりも切る前に洗うのを心掛けた方が良いでしょう。
キャベツや水菜などの葉野菜も同じように水溶性のビタミンを持ちます。
また、水溶性のビタミンは、茹でると多くのビタミンがお湯に溶けだしてしまいます。
そのために、多くの栄養素を残すならば、茹でるよりも蒸したり、揚げる調理法にする方がおすすめです。
ニンジンやブロッコリーなどの緑黄色野菜も水溶性ビタミンが多く含まれる食材です。
サラダなどに使う時には、茹でるという方が多いと思いますが、こちらも同じように蒸したり揚げたり、焼いたりした方が栄養を損ないにくいのです。
サラダに使うドレッシングは、カロリーを気にしてノンオイルタイプのものを使っている方も多いと思いますが、ビタミンA・E・Kのような脂溶性ビタミンは、油と一緒に摂取した方が、吸収率が良くなります。
そのような場合には、ノンオイルよりも油が含まれたドレッシングの方が、脂溶性ビタミンを摂取できます。
レタスは女性にとって嬉しい成分が豊富
『レタスダイエット』というダイエット法があります。
レタス類、特にサニーレタスにはビタミンB群が比較的多く含まれています。
B1、B2が多くB6も含まれ、これによって糖質や脂質、タンパク質の代謝が促されます。
マンガンなどのミネラルも豊富なので、これも脂質や糖質の代謝を促進します。
また、不溶性食物繊維が多いので、腸内環境に対しても期待ができます。
サニーレタスには、抗酸化ビタミンと言われるビタミンA、ビタミンE、ビタミンCも豊富です。
女性の肌にとっては嬉しい成分です。
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