離乳食で野菜が柔らかくならない_02時にはこんな方法が便利
2017.11.21
離乳食で使う野菜は、離乳食時期に合わせた固さに調理します。
野菜の中でも、ニンジンを柔らかくするのに苦戦しているママはいませんか?
長時間鍋で煮ても簡単には柔らかくなりません。
実は、違う方法で調理した方が簡単に柔らかくすることができます。
柔らかくならない_02野菜の調理の裏技をご紹介します。
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記事の概要・目次
離乳食の野菜が柔らかくならない_02時はこんな方法が便利
離乳食の食材の固さは、月齢や離乳食の進み具合によって変わっていきます。
○5~6ヶ月…裏ごしが必要でドロドロの状態
○7~8ヶ月…舌で簡単に潰せるくらいの固さ
○9~11ヶ月…歯茎で潰せるくらいの固さ
○1歳~1歳半…歯茎で嚙めるくらいの固さ
離乳食を嫌がって、すぐに口から食材を出すと言う場合、食材の固さが原因かもしれません。
固さに注意し、少し柔らかめにしてあげると、食べてくれるようになることもあります。
しかし、根菜類などの固い野菜は、長時間鍋で煮てもなかなか柔らかくなってくれませんよね。
結構長く煮ているのに柔らかくならないと感じることはありませんか?
みなさんは、どのようにして食材を柔らかくしているのでしょうか。
離乳食には、圧力鍋が便利と言いますが、圧力鍋がない家庭というのも多いでしょう。
簡単に作る方法として、次の2点を紹介します。
【電子レンジ】
煮てもなかなか柔らかくならないニンジンは、電子レンジを使った方が簡単です。
1.ニンジンの皮をむく
2.切らずにニンジンを丸ごとラップで包む
3.レンジに入れて加熱
【炊飯器】
ご飯を炊く際に、にんじんも一緒に入れて、炊飯しましょう。
にんじんも柔らかく甘味が出ます。
1.お米をとぎ、水量もいつも通りに合わせる
2.といだお米の上に、皮をむいたにんじんを乗せる
3.普段の炊飯モードでスイッチを入れる
サツマイモなどもこの方法で柔らかくすると、甘味も増して、なめらかな食感になります。
離乳食で柔らかくならない_02野菜は土鍋で調理
食材を柔らかくすることに悩んでいるママは結構多いようです。
舌で潰せるくらいの固さにするために、長時間鍋で煮ても、なかなか柔らかくならない。手間と時間をかけて作った離乳食も、固さが合っていなければ、すぐに口から出されます。
ママは、「せっかく時間をかけて作ったのに…」とがっかりしてしまいますよね。
野菜を柔らかくする方法として、土鍋を使うと言うママもいました。
土鍋に、水と離乳食にあった大きさの野菜を入れ火にかけます。
沸騰したら5~10分程度弱火~中火で煮ます。
火を止めた後も、蓋をしたまましばらく置いておきます。
土鍋は、食材の中までじっくりと火を通し、食材が柔らかくなります。
茹で過ぎない方が野菜の美味しさや甘味も感じられる気がします。
茹で時間は、そんなに長くありませんが土鍋は熱を保温しておく効果が高いので、余熱でじんわりと野菜が柔らかくなっていきます。
また、ガス代や電気代の節約にもなります。
土鍋もないという方は、普通のお鍋でも火を止めた後、しばらく放置する方法で作ってみると、いつもより食材が柔らかくなります。
なかなか柔らかくならない_02離乳食の野菜の下ごしらえ
離乳食を始めて1~2ヶ月程経つと、赤ちゃんも上手にゴックンできるようになってきます。
そうすると、次のステップに進みます。
舌と上あごでつぶして食べる練習になります。
固さは絹ごし豆腐が目安です。
野菜は、2~3mmのみじん切りになりますが、これを絹ごし豆腐の柔らかさにするのは、鍋で茹でるとかなりの時間が必要です。
そこで、2通りの方法があります。
1.まず2~3cm角に切って、加熱し柔らかくなってからみじん切りにする。
2.みじん切りにしてから炊飯器で加熱する。
1の方法の場合、始めから細かくしないので、栄養素の流出が少なくできるという利点もあります。
加熱する方法は、鍋で茹でる、蒸す、炊飯器での加熱などがあります。
炊飯器は、離乳食の下ごしらえにも大変重宝します。
みじん切りにした野菜を耐熱容器に入れて、一緒に炊飯します。
かぼちゃなど、でんぷん質が多いものは、少量の水を加えると良いでしょう。
離乳食で使うことが多いじゃがいもやさつまいも
じゃがいもやさつまいもは離乳食にもよく使う食材ですよね。
両方とも5~6ヶ月から使うことができて、味にも癖がないので食べてもらいやすい食材でしょう。
【じゃがいも】
水分を加えるとペースト状にもなりやすい食材です。
糖質が多く、穀物と野菜の栄養素を合わせ持ちます。
加熱をしてもビタミンCは70%残ると言われます。
じゃがいもの芽には、ソラニンと言う有害物質が含まれますので、芽の取り残しには気を付けましょう。
茹でる際には、水から火にかけた方が柔らかくなりやすいでしょう。
【さつまいも】
弱火でじっくりと加熱すると甘味が増して美味しくなります。
ビタミンや糖質、食物繊維も豊富で、便秘改善にも効果的です。
さつまいもは、皮の近くにアクが多いので皮は厚めにむきましょう。
切ったら水にさらすと、あく抜きになります。
こちらも水の状態から入れましょう。
甘味のある野菜なので、赤ちゃんにも人気の野菜です。
食事だけではなく、おやつとしても活用できる食材です。
離乳食を始める時期は月齢だけにこだわらずに
離乳食を開始する目安は、5~6ヶ月と言われますが、その中でも早めに始めた方がいいのか、遅めに始めた方がいいのか、悩む方は多いと思います。
始める時期は月齢だけではなく、赤ちゃんの成長の様子を確認することが必要です。
次の3点をチェックしてみて下さい。
○首がしっかりと据わっている
○座る時には腰がしっかりとしている
○食べ物に興味がある
以上の3点を確認して、全てクリアできていれば離乳食を始めてもOKです。
無理に始めてしまうと、なかなかスムーズに離乳食が進みません。
月齢だけにこだわらず、赤ちゃんの様子を見ながら進めていきましょう。
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