離乳食にだしのきいたおかゆや相性の良い食材をご紹介!
2017.8.26
離乳食で、白いおかゆをなかなか食べてくれないという赤ちゃんも多くいます。
離乳食がなかなか進まないとママも心配になりますよね。
そんな時には、ちょっとおかゆに変化を付けてみましょう。
だしのきいたおかゆや、ちょっとのアレンジで食べてくれるようにもなります。
食材をプラスすることによって栄養価も高くなりますよ。
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記事の概要・目次
離乳食のおかゆ、本格和風だしの作り方
まずは、アレンジする前の基本のおかゆを作りましょう。
お米から炊いたおかゆはおいしいですが、ちょっと時間が掛かってしまうのが難点ですよね。
そのような時は、大人用に炊いたご飯を使って、赤ちゃんの5食分ぐらいのおかゆを作ってみましょう。
小鍋で作ってもよいですが、土鍋の方がさらに美味しくできます。必要な水とご飯を鍋に入れて、ご飯を軽くほぐします。
そして、吹きこぼれ防止のため、蓋を少しずらして強火にかけます。
煮立ってきたら弱火にし、しばらく煮ます。
時間は10倍がゆなら20~30分。7倍がゆ・5倍がゆなら15~20分。
焦げないように、様子を見ながらかき混ぜましょう。
火を止めた後は、蓋をして10分程度蒸らすと出来上がりです。
だしがゆを作る際の「だし」もできれば手作りしたいものです。
〇本格和風だし
昆布と鰹節を使った本格和風だしをご紹介します。
材料
・水(300ml)
・昆布(5cm角)
・かつおぶし(ひとにぎり)
昆布はふきんなどで軽く汚れを取り、水に10分程度浸しておきます。
その後中火にかけ、沸騰直前で昆布を取り出します。
沸騰したらかつおぶしを入れ、弱火で1~2分煮て火を止めます。
かつおぶしが沈んで来たら、ペーパータオルでこしましょう。
炊飯器のおかゆモードも便利ですが、離乳食初期のあまり量が必要でない時は、出来上がり量が多すぎるかもしれません。
離乳食後期に入り、おかゆの量も増えてきたら、炊飯器でのおかゆもどんどん活用しましょう。
離乳食のだしのおかゆ、もう一品プラスにおすすめの食材
大人にとっても味のない食事は美味しく感じませんよね。
赤ちゃんにとっても、それは同じです。
「だし」をプラスするのも良いですし、だしだけではなく、カボチャやサツマイモを混ぜると、甘味も増し食べやすくなるかもしれません。
離乳食期は、良く食べる時期や、遊び食べなどあまり食べない時期を繰り返すものです。
そのような時も、神経質になり過ぎずに、食事を楽しいものとして赤ちゃんが捉えられるようにできると良いですね。
ママが忙しく、全ての離乳食が手作り出来ないと言う時には、ベビーフードを使うというのも、たまには良いでしょう。
おかゆの上に、ベビーフードをかけると丼風のおかゆになります。
栄養バランスを考えることも必要ですが、今の時期はそれと同時に、食べることが楽しいこととして覚えてもらうことが必要です。
離乳食にだしや香りをアップさせたおかゆレシピ
おかゆを簡単な一手間でアレンジできちゃうレシピをご紹介します。
◇粉ミルクがゆ
粉ミルクには、赤ちゃんに必要な栄養素がバランスよく入っています。
飲みなれた粉ミルクの味でおかゆも食べやすくなるでしょう。
体調がすぐれずに、一時離乳食をストップしていて再開するといったときにも、ミルクがゆはおすすめです。
◇きな粉がゆ
おかゆにきな粉を振り入れるだけで、きな粉の香ばしさや甘味で赤ちゃんの食欲もそそられます。
きな粉に含まれるたんぱく質は、皮膚や筋肉を作るのに必要な栄養素です。
◇バナナがゆ
おかゆにバナナと聞くと、大人にはちょっと驚きの組み合わせかもしれませんが、実は赤ちゃんに人気のおかゆなのです。
バナナの食感がモソモソとして苦手、という赤ちゃんも、バナナをすり潰しておかゆに混ぜると、のどごしも良くなり、バナナの甘味もプラスされお腹も満腹になります。
◇トマトがゆ
トマトもおかゆに合う食材ですが、トマトの酸味が苦手という赤ちゃんには、ミルクも混ぜてみましょう。
ミルクを加えることによって酸味が抑えられ、クリーミーな味になりますよ。
離乳食の基本的な進め方
離乳食で使う食材は離乳の進み具合に合わせて、種類を増やしていきます。
離乳食の開始時には、アレルギーの心配の少ないおかゆから始めます。
初めての食品を口にする場合には、1さじずつ与えて、様子を見ながら量を増やしていきましょう。
おかゆに慣れてきたら、ジャガイモや野菜、果物などに進みます。
次に、豆腐や白身魚などと調理する食材を増やしていきます。
気を付けなければならないのは『はちみつ』です。
はちみつは、乳児ボツリヌス症予防のため満1歳までは使わない、というのが鉄則です。
離乳食も進んでくると、卵は固ゆでの卵黄から全卵へと進み、白身魚から始まった魚類は赤身魚、青魚へと広がります。
ヨーグルトや、塩分や脂肪の少ないチーズも食べられるようになります。
脂肪分の少ない鶏肉や、豆類、海藻類も取り入れましょう。
脂身の多い肉は、消化に負担が掛かるため、少し遅らせた方が良いでしょう。
生後9ヵ月以降になると、鉄分が不足しやすくなります。
鉄分を補うために、赤身の魚や肉、レバーなども取り入れたいですね。
食事から、あまり鉄分を摂取できないような場合には、フォローアップミルクを使うのも良いでしょう。
フォローアップミルクには、タンパク質や鉄分、その他ビタミンなどが含まれます。
離乳食で不足しがちな栄養素を摂取することができます。
「食事は楽しいもの」として進めていく
赤ちゃんが離乳食をなかなか食べてくれない、という場合には食べる環境に変化を付けるだけでも、食事が進むこともあります。
食器やスプーンを変えるだけでも、気分が変わり食べてくるれ赤ちゃんや、ママが一緒に美味しそうに食べている姿を見て食べ始める赤ちゃんもいます。
小さな変化が赤ちゃんの好奇心を刺激して、食べる興味へつながることもあります。
ママは離乳食を食べない赤ちゃんに、無理にでも食べさせたいと思ってしまいがちですが、無理強いすると、ますます嫌がることもあります。
まずは、「食事は楽しいもの」として赤ちゃんに覚えてもらいましょう。
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