生活の知恵で人生をバージョンアップ

生活の知恵で人生をバージョンアップ│知恵のガイド

胎児の心拍が遅い!考えられる原因と心拍の正常値について

2017.11.21

検診で「胎児の心拍が遅い」と言われてしまったら、赤ちゃんのことが心配になってしまいますよね。

胎児の心拍が遅い時はどのような原因があるの?胎児の心拍が確認できるようになる時期は?

胎児の心拍についての情報についてお伝えします。

スポンサーリンク

こんな記事もよく読まれています

出産での入院中の食事は食堂で食べるのがいい?病院選びの基準

出産する時に病院を選ぶ時には、どんなことを基準にして選びますか? 中には入院中の食事を美味しく...

耳にイヤホンをつけると痛い!こんな症状が出る時の原因はコレだ

耳にイヤホンを装着すると痛い・・・。そんな事ありませんか? その痛みの原因はただ単にイヤホンが...

長く続く咳は背中や腹筋に筋肉痛を引き起こすことがある

咳が続く喘息や、ひどい風邪。そのうち背中に痛みが…もしかして筋肉痛? 風邪などで出る咳は、身構...

納豆を毎日、子供に食べさせてる?納豆についてをご紹介!

納豆は体にいいとよく言うので子供に毎日食べさせている方も多いのではないでしょうか? しかし、毎...

独り言が多い人って病気?電車で独り言を言う人の心理とは

独り言を言っている人を見かけたことはありませんか?電車や公共の場所で独り言を言っている人を見かけるこ...

自転車運動で太ももが筋肉痛になった場合の対処法を教えます!

久しぶりに自転車に乗ったら太ももが筋肉痛に・・・そんな経験をした人もいるでしょう。 自転車運動...

子供のお腹が大きいのは子供メタボ!?その原因と対処法

子供が小さいうちは沢山食べて大きくなって欲しいと、つい好きな物を食べさせてしまいがちですよね。 ...

夫にイライラする!更年期の症状はこんなにあった!

最近イライラしたり、疲れやすかったり、ほてったり・・・。更年期なのかな? 更年期になるとこんな症状...

ウイルスは生物ではない?生物との違いと共通点とは

インフルエンザなどでおなじみのウイルス。細菌とはどう違うのでしょうか。 また、ウイルスは「生物...

夜に心臓がドキドキ!動悸の原因や対策について

夜にいきなり心臓がドキドキして眠れない…動悸が起こると焦りますし不安になりますよね。 なんで突...

ジムのプールで歩くことによるダイエット効果について解説!

ジムのプールに通ってダイエットしたい!そう思っても泳ぎに自信がないからと諦めてしまった人もいるのでは...

入院している人へ出す手紙の例文 友達や上司などケース別に紹介

友達が入院したらとても心配ですよね。入院している友達は心細くなっているでしょう。 そんな時に手紙や...

子供が歩く時期の平均は?平均より遅くても気にしないで!

子供の成長はとても早いもので、その成長のスピードに驚いてしまうこともあります。 子供の年齢が1...

赤ちゃんの歩く時期が遅い!歩けるようになる目安の年齢

赤ちゃんがなかなか歩かず、歩くのが遅いと心配しているママたちもいますよね!赤ちゃんが歩く時期には個人...

子供と一緒に飛行機旅行で耳がキーン!耳抜きの方法とは

子供と飛行機に乗って楽しい旅行へ出かよう! でも、飛行機に乗っていて耳がキーンってなったことは...

スポンサーリンク

胎児の心拍が遅い!心拍の正常値は?

検診出赤ちゃんの心拍やリズムを確認することで、赤ちゃんの脈の状態を判断することが出来ます。

脈が早すぎる、又は遅すぎる場合は、心臓に悪いところがないかをチェックすることが出来ます。

この時、胎児機能不全を発見することに繋がることもあります。

妊娠36週頃になると、ノンストレステストを受ける妊婦さんが多くなります。

これには赤ちゃんの心拍数をモニタリングする意図もあり、赤ちゃんが元気な状態であるかを検査しています。

この検査により赤ちゃんの心拍が正常の範囲内であることが分かれば、お産にも耐えることが出来る状態と判断されます。

【赤ちゃんの心拍の正常値】

正常範囲・・・120~160回/分

この範囲の中に入っていれば正常と判断されます。

妊娠初期の心拍は妊娠5週頃で90~100回/分、9週で170~180回/分になり、この頃が心拍のピークです。

これ以降は徐々に心拍が下がっていきます。

妊娠初期で赤ちゃんの心拍が正常値以下になっている場合は、流産のリスクも高くなってしまいます。

胎児の心拍が遅い場合は流産の可能性も

赤ちゃんの心拍がなかなか確認できない時はどのような原因が考えられるのでしょうか。

胎児の心拍は、妊娠6週~7週くらいには確認できるようになり、遅くても妊娠8週頃には確認することが出来ます。

胎嚢が確認されてから2週間以上が経過しているのに心拍を確認できない場合は、流産してしまうリスクが高くなってしまいます。

妊娠8週を過ぎても赤ちゃんの核しかエコーで確認できない場合、子宮の中で赤ちゃんの成長が止まってしまう「稽留流産」と診断されることになります。

病院によっては自然と体の外に出てくるのを待ちますが、大量出血を防ぐために手術が行われることもあります。

全身麻酔を使っての手術になりますが、日帰りで出来る手術です。

妊娠初期で流産してしまう場合は、ほとんどが胎児の側に原因があるものですので、流産してしまっても自分のことを責めたりはせずに、医師の話をよく聞いて今後について考えるようにしましょう。

胎児の心拍が遅いと言われた後に流産・・・

Q:エコーで心拍が確認できましたが、心拍が弱いということで流産の可能性を指摘されました。安静にして過ごしていましたが、流産してしまいました。問題のある妊娠だったのでしょうか?

A:そうとも言い切れません。

「私は『流産してしまう可能性がある』と医師に言われていた赤ちゃんです。母は医師から『心拍が確認出来ないから手術をした方が良い』と言われたようですが、納得がいかなくて違う病院を受診したそうです。そして無事に私が誕生しました。

妊娠初期は赤ちゃんの心拍を確認できないことも多いですし、トラブルも多い時期だと思います。

実際に私の娘も妊娠6週頃に切迫流産、その後も切迫早産になって、危険な時期もありました。

もし可能であるなら、違う産院を受診して別の医師の判断を仰ぐのも良いと思います。

転院した場合も、特に問題なく出産をすることが出来ると思います。

中には胎児に問題があって成長せずに流産してしまうこともあるようですから、流産してしまったとしてもご自分を責めないようにしてくださいね。」

胎児の心拍が早い時は何か問題があるの?

赤ちゃんの心拍が正常の範囲よりも多いと危険なのでしょうか?

赤ちゃんの心拍は正常の範囲よりも早いか遅いかで判断されますが、範囲から出てしまっていても、赤ちゃんの胎動などで多少前後することはありますから、それほど心配しなくても大丈夫です。

赤ちゃんが動いた後ですと、心拍も早くなってしまうことがあります。
この場合は正常な範囲内に戻るようになりますので、あまり心配しすぎないようにしましょう。

反対に、少し脈が弱くなってしまうこともあります。この場合も一時だけで繰り返し症状が起きないのであれば心配する必要はありません。

検診の時に心拍が早い・遅いと言われてしまうと、心配になってしまいますよね!

ですが、赤ちゃんの心拍はその時の様子や日によって変わることもあります。

過剰な心配はせず、リラックスして過ごしましょう。

心拍が確認できなくても焦らないで!

赤ちゃんの心拍がなかなか確認できない場合、胎芽が動いていることが確認できれば安心することが出来ると思います。

ですが、それも確認できないと、赤ちゃんがきちんと育っていないのではないかと不安に感じてしまうこともありますよね。

妊娠初期の頃は赤ちゃんの成長を感じ取ることは出来ません。
不安になってマイナスの考えが出てきてしまうこともあるでしょう。

そんな時はこんな風に考えてみませんか?

・赤ちゃんに問題があるならお医者様が何か言ってくれるはず!
・マイナスの考えをしていると赤ちゃんも悲しむかもしれない
・元気に生まれてくれればこの体験もいい思い出になる!

心拍が確認できないと、心配が付いて回るのは仕方のないことかもしれません。

ですが、あまりネガティブになりずぎずに、ゆったりとした気持ちで過ごすことも大切になります。

赤ちゃんが元気に成長してくれることを願って、前向きな気持ちで妊娠生活を過ごしましょう。

 - 医療・健康