鎖骨を骨折してしまったときのお風呂や着替え、治療法
2017.8.27
鎖骨を骨折してしまったら、あまり動かさない方が良いそうですが、お風呂は入っても良いのでしょうか?
また、着替えなどどのように工夫したら良いのでしょうか?
そこで、鎖骨骨折のときのお風呂や日常生活の工夫など、併せて治療法についてもご紹介致します。
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記事の概要・目次
鎖骨を骨折した時はお風呂ってどうするの?
鎖骨を骨折したときは、鎖骨バンドというもので固定をします。
その鎖骨バンドを付けたままでは、お風呂は入ることはできません。
なので、お風呂に入る場合は、鎖骨バンドを外してから入る必要があります。
しかし、鎖骨を骨折してしまったときは、骨があまり形成されるまでは、できるだけ温めない方が良いです。ですから、長風呂はやめて、シャワーで済ませることをおススメします。
ちなみに、鎖骨バンドは一人で取り外しができるものもあります。
一人暮らしの方や自分でしたいという方は一人で取り外しのできるタイプを使用すると良いですね。
また、頭など自分で洗うのが大変なときは、美容院などで洗髪をお願いすると良いでしょう。
鎖骨を骨折したらお風呂に入らない方が良いの?
鎖骨を骨折したら、1週間くらいはお風呂に入らない方が良いそうです。
特に、重症なときは病院から入浴の許可が出ないときもあります。
そのようなときは、病院で骨折した部分を動かないように体を把持して、バンドとシャツを取り、暖かいタオルで身体を拭いてくれます。
そして、新しいシャツを着せてくれ、その後鎖骨バンドを装着してくれます。
医師から入浴の許可が出たら、自宅で入浴ができるようになります。
痛さよりも、お風呂に入れないことがツラくなる人もいますよね。
ちなみに、自分で鎖骨バンドを外せない一人暮らしの方は、銭湯に行って受付の方に手伝ってもらったいう方もいるそうです。
鎖骨骨折でお風呂に入れないときは体を拭くだけでも良い!
鎖骨骨折でお風呂に入れないとき、はじめのうちは病院で体を拭いてもらいましょう。
鎖骨バンドも外してくれますし、終わったら装着もしてくれるので安心です。
タオルと着替えを持って行くようにしましょう。
また、腰湯はできますし、鎖骨バンドを外しても不安がなくなれば入浴もできます。
着替えは、左手の先を通してから右肩に服を掛けてすそを引っ張り、すると左手の方が入ります。
食事は、もう一方の手でします。
包丁などは力がいるので、良くなるまでは難しいです。
冷凍食品などが便利ですよ。
運転は、なかなか苦労するかもしれません。
片手で運転することなく、そっともう一方の手も添える感じで安全運転に気を付けましょう。
段差があるときは、痛いかもしれません。
鎖骨骨折してしまったときに、着替えで工夫したこと
鎖骨骨折してしまったとき、お風呂も大変ですが、日常生活で一番困るのが着替えです。
着替えの時も、鎖骨バンドを外さなければなりません。
かぶりもののセーターなどは着るのに大変なので、前開きのもをオススメします。
そして、前開きでもボタンをうまく止めることができないという方は、ファスナー式のものなら便利でしょう。
鎖骨骨折していない方の腕をまず通してから、反対側(鎖骨骨折している方)の肩にかけて、前開きのところを引っ張ります。
すると、鎖骨骨折している方の腕も袖を通すことができました。ただ、慣れないうちは誰かに手伝ってもらうのが良いでしょう。
1人で着替えるときはとても時間がかかります。
なので、その分の時間を考えて準備すると良いですよ。
鎖骨を骨折してしまった時の治療方法とは?
鎖骨を骨折してしまった時、どのような治療を行うのでしょうか?
鎖骨は、骨が外に飛び出したり、鎖骨の下にある神経や血管が傷ついてしまった場合は手術が行われますが、手術をしない保存療法で様子を見ることが多いです。
手術には、「髄内釘固定」と言って鎖骨の中に鋼線を入れて固定する方法や「プレート固定」という金属の板を鎖骨にあてて螺子で固定する方法などがあります。
手術をしてもしなくても、骨がつくまでにはだいたい4~12週間かかるようです。
鎖骨バンドで固定することが大切ですが、固定していても経過により骨のつきが悪い場合は手術になることもあります。
ちなみに、子供の場合は多少ずれていても、成長の過程で元の形に戻っていきますが、大人だとどうしてもその力が弱くなり、変形が気になる場合は手術を希望する方もいます。
鎖骨を骨折してしまうと、一番気になるのが見た目ですよね。
手術をすると傷は残りますし、しなくても骨の変形が気になることもあります。
また、骨の治りが良くないときは、超音波や電気刺激などを行います。
骨が付いた後、肩が回らないときはリハビリも必要です。
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