ロキソニンの効果とは?マラソン時の服用は注意が必要!
2017.9.7
鎮痛剤として知られているロキソニンですが、今ではマラソンランナーに欠かせないものとなっているようです。
ロキソニンを服用することで、足を痛めていても完走することができたという人もいるようですが、どんな効果があるのでしょうか?
ロキソニンを服用してマラソンを走る場合の効果について調べてみました。
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記事の概要・目次
ロキソニンの効果はマラソンで表われる?
鎮痛剤として知られている「ロキソニン」。市販もされている薬ですが、マラソンランナーにとって手放せないものになっているとも言われています。
一般的にロキソニンは、生理痛や頭痛などの痛みを抑えてくれる鎮痛剤です。ランニングをした時に起こる関節痛や筋肉痛にも効果があるということで、マラソンをする時に飲む人が多いようです。
マラソンよりも長い距離を走るウルトラマラソン(100kmを超えるものもあります)や足場の悪い山などを走るトレイルランニングだとより効果があるとか。ロキソニンを服用したおかげで、完走できたという人も多いのです。
あくまでもロキソニンは鎮痛剤。ドーピングが気になるところですが、ロキソニンを服用してもドーピング違反にはなりません。そのため、服用する人が増えているようです。
マラソン前日に捻挫しても、ロキソニン効果で治る?
マラソンのように長い距離を走れば、体に痛みがでることは当たり前でしょう。
走り続けることによって体に異変が表れます。そして、これ以上悪化させないようにするために体は警告信号(痛み)を出します。走ることをやめさせようとしているのです。
ロキソニンは鎮痛剤のため、その痛みを抑えてくれます。しかし、体の警告信号を無視させてしまうことことにもなるのです。
マラソン大会前日に足首を捻挫したものの、どうしても走りたい・・・そんな思いからロキソニンを服用して完走できたとしても、捻挫が骨折に変わってしまう可能性だってあるのです。
ロキソニンはあくまでも痛みを抑えてくれるものです。怪我を治すものではありません。効果を勘違いして服用することにより、大きな怪我を引き起こすことにもなりかねないのです。
ロキソニンの効果を過信せず、自分の体の状態を見極めるようにしましょう。
マラソンランナーはロキソニンの効果を過信しないようにしよう!
フルマラソンを走る時にはロキソニンが欠かせない、というランナーも多くいるようですが、注意してほしいこともあります。
ドラッグストアなどでも市販されているので簡単に手が入りますが、ロキソニンには副作用があります。痛みを抑えてくれる薬ですが、胃に負担がかかります。そのため医師が処方する場合には、胃の薬も出されるほどです。
少しでも胃の負担を減らすためには、食後に服用するようにしましょう。
ロキソニンを服用するのであれば、マラソン時の給水にも注意しましょう。発汗により体が脱水状態になると、胃の粘膜に分泌される粘液なども少なくなるため、より胃への負担がかかるようになります。
そのため、給水の時にも気をつけなくてはいけません。
ロキソニンの服用には、賛否両論あります。先ほども述べましたが、怪我を治すための薬ではありません。さらに怪我が悪化するのを防ぐためのものです。
必要以上に服用することのないようにしましょう。
マラソンにはロキソニンテープの方が効果アリ?
ロキソニンにはテープもあります。
ロキソニンテープは湿布のように皮膚に直接貼ります。伸縮性と粘着力があり、膝などの関節に貼ってもはがれにくくなっています。そのため、マラソンランナーで使用する人もいます。
効果はロキソニンと同じで、「非ステロイド性消炎鎮痛剤」という成分が入っているので、傷みを抑えてくれます。飲み薬のロキソニンと違い患部に貼るので、薬が全身に回りにくくなっています。貼った部分にだけ効くので、膝や肩だけが痛いなどと言う人には向いているでしょう。
薬が全身に回らない分副作用も少なめですが、貼った部分にかゆみが出たり、かぶれたりすることもあるようです。
服用するロキソニンは胃に負担がかかると言われていますが、ロキソニンテープでも胃に不快感が出るという人もいるといいます。
マラソンに出ると決めたものの、関節に痛みがある人にはロキソニンテープの方が向いているのかもしれませんね。
ただし、あくまでも痛みを抑えるためのものだということを忘れないようにしましょう。
マラソンを完走するには、食事にも気をつけよう!
マラソンで完走するためには、食事にも気を使いましょう。マラソン3日前から、エネルギーを蓄える食事内容に変えるのです。
エネルギーの素となるのは「炭水化物」です。ごはんや麺類(うどんやパスタなど)、そしていも類(じゃがいもやさつまいもなど)も炭水化物です。
マラソンランナーが食べる果物といえば「バナナ」が有名ですが、りんごやパイナップルなどにも炭水化物が含まれています。
このように、いつもの食事の中で炭水化物の割合を増やす方法を「カーボローディング」といいます。
しかし、極端に行う必要はありません。バランスよく食べる中で炭水化物だけ多くするようにしないと、便秘になってしまうこともあります。
フルマラソンを走る場合、だいたい後半になるとバテてしまう人が続出します。疲労も関係していますが、エネルギーが不足しているのも原因の一つです。
また、直前のトレーニングは軽めにしましょう。せっかくエネルギーを蓄積したのに、マラソンは始まる前に使ってしまうことになり、レース本番で実力を出せません。気をつけましょう。
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