矯正後のリテーナーは喋りにくいってホント?理由やお手入れ方法
2017.8.28
矯正後に「リテーナー」を付けることは知っていますか?
矯正は矯正器具を外したら矯正完了ではありません。リテーナーはその後、歯を安定させるために必要な道具なのです。
しかし、喋りにくいという意見も多く聞かれましたので、実際のところはどうなのか調べてみました。
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記事の概要・目次
矯正後のリテーナーが喋りにくい原因とは
リテーナーを付けている時に話しにくくなる原因とは?
リテーナーのプラスチックの厚みで舌の位置が変わって発音しにくくなってしまいます。
そのため、装着してから1週間程度は違和感があるでしょうが、次第に慣れてくる人も多くいます。
発音しにくいので、外したくなりますが、矯正器具を外して間もないころは歯が戻ってしまいやすい時期なので、出来る限りリテーナーは外さずに生活するようにしましょう。
リテーナーは外しても良い時とは?
リテーナーは自分で外すことが出来ますので、食事や歯磨きの時は外しましょう。
矯正器具の場合は、食べ物の制限がありますが、リテーナーは外せるので制限がありません。
リテーナーはお手入れが必要?
歯磨きの時にリテーナーも洗浄しましょう。
リテーナーを洗浄しないと、カビが生える恐れがあります。
また、せっかくきれいに歯を磨いてもリテーナーが原因で虫歯になってしまいます。
必ず毎日専用の洗浄剤で洗浄しましょう。
喋りにくいのがストレス!矯正後のリテーナーはいつまでつけるの?
社会人だとリテーナーを一日中つけていると喋りにくくて大変です。
でも、一日中つけていないと今までの苦労が水の泡になってしまうと思って最初の数か月は一日中つけていましたが、もう3年つけているので今は仕事中は外しています。
でも、仕事中にリテーナーを付けていると話しにくいし相手も気に取りにくそうで迷惑を掛けていると申し訳ない気持ちになりました。
一日中使用した方がいいかどうかの判断は、数時間リテーナーを外してからまた付けた時の感じで判断します。
リテーナーを付けた時にきつかったり締め付けられている感じがしたり、外す前より違和感がある場合は、まだ歯が動きやすいので一日中つけた方が良い状態です。
数時間外しても違和感が無いようなら、少しずつ外している時間を長くして行っても良いでしょう。
リテーナーを使用する期間の目安は矯正にかかった期間と同じ時間です。
もちろん、その間ずっと1日中つけているのではなく、だんだん夜間だけや数日おきにと使用頻度も変わっていきます。
矯正の時に使うリテーナー。使用すると喋りにくい?
〇見た目〇
意外と目立ちません。
歯茎までおおわれているので、目を凝らしてみないと他の人には分からないんじゃないかと思います。
付けたまま日中生活していても見た目ではリテーナーを付けているとは気づかれないと思いますので、その点では安心です。
〇装着感〇
薄いプラスチックでも口に入れると存在感は抜群です。
存在感もあるし歯茎までおおわれているせいか喋りにくいという人が多いです。
私は思っていたよりは喋れるな~という感想でした。
でも、何度も言いますが存在感抜群なので、付けていない時と全く同じように喋るのは慣れるまで難しいか、慣れても同じようには喋れないかもしれません。
〇強度〇
薄いプラスチックなので、思ったよりも強度が弱い気がします。
雑に扱うとひび割れたり、簡単に割れてしまいますので、取り扱いは優しくしましょう。
〇お手入れ〇
外したらお手入れします。
リテーナー専用の洗浄剤でお手入れするのが一番です。
矯正後に使うリテーナーで喋りにくい事以外に大変な事とは
リテーナーを外していいのは食事や歯磨き時だけで、取り外ししていい時間は1日2時間までと言われていた時のことです。
3度の食事と歯磨きで合計2時間までと言われると、意外と厳しい場合もあります。
ひとり暮らしで1人で食事をする場合や、事情を知っている家族と生活している場合は良いですが、友達と食事したり遊びに行くときが困ります。
友達と話しながらゆっくり食事を楽しんでいると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
リテーナーを取り外している時間も気になりますが、リテーナーの着脱タイミングや歯磨きをするタイミングも困ります。
食後は歯磨きをしたいし、リテーナーも洗浄したいけど友達を待たせるのは申し訳ない気持ちになります。
でも、せっかく矯正したのにリテーナーになってから虫歯になるなんて嫌ですからね。
リテーナーを外していい時間が長くなってくるとそこまでソワソワしなくなりましたが、最初はちゃんとしなければと思って時間を気にして生活していました。
矯正後のリテーナーが喋りにくいかどうかは人それぞれ
リテーナーを付ける前にブログなどで、付けている時に話しづらいという記事をよく見かけたので不安に感じていました。
実際に付けてみると、思っていたより話しづらくはありませんでした!
裏側矯正をすると慣れるまで滑舌が悪く話しづらくなりますが、裏側矯正に比べたらリテーナーの方が話しやすいという印象です。
そのため、裏側矯正をしていた人だとリテーナーは問題なく付けていられると感じるのではないかと思います。
見た目も透明で目立ちにくいので、周りの人に気付かれることもないでしょう。
裏側矯正をしていた人にとっては、表から見た時に目立つのは困るという事情がある人も多いですから、その点は安心です。
リテーナーは初めはきっちり余裕がない状態でも、安定してくると少し余裕が出来ます。
話をしている時は問題ありませんが、くしゃみには注意してください。
リテーナーは歯と歯茎まで覆う物で入れ歯に近いイメージの物です。
くしゃみをするとおばあちゃんの入れ歯のように飛びそうになることがあるので、注意してくださいね。
- 医療・健康