独り言が多い人って病気?電車で独り言を言う人の心理とは
2017.8.25
独り言を言っている人を見かけたことはありませんか?電車や公共の場所で独り言を言っている人を見かけることってありますよね。
ちょっと怖い感じがして離れて乗りたいと思うかもしれません。
なぜ独り言を言ってしまうのでしょうか。その理由を調査してみました!
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記事の概要・目次
電車の中で周りを気にせず長い独り言を言う人って病気なの?
電車やバスの中で独り言を言っている人を見かけたことはありませんか?一人でブツブツ言っている人を見かけるとなんだか気になってしまいますよね。
長い独り言をずっと話していると、更に気になってしまいます。
電車の中で独り言を言ってしまう人は、自分と会話することで頭の中を整理していることがあります。
問題が山積みの時や悩んでいる時の脳はものすごいスピードで動いています。
そうすると関係のないことにまで気が行ってしまい、うまく問題について上手く考えられなくなてきます。
そんな状態の時に考えていることを声に出して言うと、話す速度の方が遅いのでゆっくり考えられるようになります。
ずーっと一人で悩んでいたことを誰かに相談すると解決したわけでもないのに心が楽になる事ってありますよね!
これは声に出して話をすることで頭や気持ちが整理されて問題点が鮮明になるからと考えられています。
独り言もこれと同じ効果があると考えられています。
ずっと独り言を言う人は病気?電車でも独り言を言う人
電車などで独り言を言ってしまう人はどういう心理状態なのでしょうか。
いくつかまとめてみました。
安心するために独り言を言ってしまう
精神的に不安定な状態のときや悩みがあるときは独り言を言ってしまうことがあるようです。感じている不安を声に出していうことで心を落ち着かせたり再確認していることがあります。独り言をいうことで精神的に落ちつこうという心理が働いています。
周りにアピールしている
周囲の人に自分の存在をアピールする目的で独り言をいう人もいます。独り言をコミュニケーションの一つだと考えている人は独り言を言います。自分が目立ちたいという意識が働いている「困ったちゃん」のことが多いです。
考えごとをしている
考えごとで頭がいっぱいになっている時は気が付かないうちに独り言を言っていることもあります。計算をしている時などは独り言を言いやすいようです。
集中すればするほど独り言が出やすい傾向にあります。
電車や場所を考えないで独り言を言う人は病気のこともあります
統合失調症のような精神疾患を患っている人は、場所を気にせずに独り言を言ってしまうことがあります。
こういった病気を患っている人は、薬を飲むことで症状をコントロールして日常生活を過ごしています。
症状が落ちついていればみんなと変わらずに社会の中で生活することも出来ます。お仕事をすることも出来ます。
でも、こういった病気を理解していない人は「電車で独り言を言うなんて…」と変な捉え方をしてしまうかもしれません。
もしかしたら独り言を行ってしまうことがその人にとって必要な事なのかもしれませんし、病気などでやめられない理由があるのかもしれません。
急に独り言を言う人を見かけるとビックリしてしまうのは当たり前だと思います。
ですが、病気のせいで独り言が出てしまっている人がいるということも理解してあげましょう。
偏見を持たないことがその人に対する優しさです。
独り言が多いのは病気のことも・・・対処法は?
独り言を頻繁に言ってしまう人はストレスが溜まっていることがあります。
気が付かないうちにストレスが溜まっていることもありますので、こまめにストレス発散をするようにしましょう。
「ストレス発散」の方法が分からずにそのことがストレスになってしまうことも考えられますので、自分の心が落ち着いている時はどういう時かを考えてみると良いですよ!
独り言が気になるときは病院を受診してみるのも一つの手段です。
ストレスを取り除いても独り言がなくならない時は、思い切ってお医者様の手を借りてみましょう。
症状にあった薬を処方してくれる事もありますので、日常生活を過ごしやすくなります。
ですが、症状がなくなったからと言って自分で薬を飲むことをやめてしまうのは危険です。
お医者様と相談をしながら行うようにしてください。
また、心理療法を試してみるのも良いですよ。
性格や症状などを分析して、病気の知識を得ながら症状を改善することが出来ます。
無意識に独り言を言ってしまう・・・これって病気なの?
「語漏(ごろう)」とう言葉を聞いたことはありますか?これは、疲れている時や問題を抱えている時に独り言が出てしまうというもので、特に問題はありません。
お年寄りになると脳の制圧が出来なくなり独り言が出てしまうこともあります。こちらも特別心配するようなことではありません。
独り言で心配なものは、独り言を言っていることを「恥ずかしい」と思わなくなってしまうことです。
電車やバスの中のような周りに人がたくさんいるところで人目もはばからす大声で話している場合は、病気を疑った方が良いでしょう。
また、話し相手がいる訳でもないのに誰かと会話しているような感じであっても病気の可能性があります。
こういった独り言を言う人は「統合失調症・脳腫瘍などの脳器質性障害・膠原病」といった病気を患っている可能性があります。
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