子供への遺伝!親から受け継ぐ遺伝の秘密を紹介
2017.8.20
私には娘と息子がいますが外見は二人とも主人にそっくりです。
兄妹も性別こそ違いますがよく似ていて、どこにいっても兄妹であると周囲の人は気づくでしょう。
子供への遺伝ってすごいなあと感心させられたいますが、親の外見だけではなく他にはどういったものが遺伝するのでしょう?
そんな疑問について調べてみました。
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記事の概要・目次
わかりやすい子供への遺伝といえば二重瞼!親の遺伝の確率は?
よくぱっちりおめめの可愛らしい子供の親もくっきり二重の目力が強かったりしますよね?そんな親子を見ると、子供の二重は親の遺伝なんだなあと感じます。この二重瞼の遺伝はどれくらいの確率なのでしょうか?親が二重なのに生まれてきた赤ちゃんは一重瞼で二重にならないかなあ?なんて話を聞いたことがあります。
そもそも生まれた時から二重の赤ちゃんももちろんいますが、ぷくぷくしている赤ちゃんは小さいうちは一重瞼の子が多いそうです。そして遺伝の話になりますが二重瞼というのは「優性遺伝」で両親が二重なら生まれてくる赤ちゃんも一重よりも二重になる確率が高いようです。
両親のどちらかが一重であれば、子供が一重になる確率は50%になるそうです。我が家は、私が二重で主人が一重瞼です。子供たちは二人とも一重瞼になっています。主人の遺伝がつよく表れたのかもしれませんね。
子供が親から遺伝しやすいのは〇〇と〇〇?
【子供の親からの遺伝について】
子供の学力や知能は親の遺伝が大きく関係していることは間違いありません。ですが、親が頭が良く有名大学に入れたからと言って子供も遺伝で頭が良くなるかというとそうではありません。遺伝というのは、遺伝子を受け継ぐことであり親の特徴を受け継ぐことではないからです。両親の遺伝子が組み合わさることで全く違う素質を持った子供になるのです。親と同じ行動をとるとは限らないのです。
人間が持つ遺伝子は無数にあり、子供は両方の親から様々な遺伝子を半分ずつ組み合わせて受け継ぎます。ですから同じ親から生まれた兄妹でも遺伝子の組み合わせが違うので外見が違ったり趣味や得意なものが違ったりするのです。一般的に遺伝の影響が強いと言われているのは体型や体質と言われています。
子供への身長の遺伝。実は親の遺伝よりもあることが影響していた
子供への親からの遺伝について「身長」というのはどうでしょうか?実はこの身長は、遺伝よりも食事や生活スタイルが大きく影響しているのです。同じ家で親の元で生活しているのですから、食事や生活スタイルが同じようになるのは当然の事です。
【食生活】
親の偏食が子供への食卓に影響することも少なくありません。親が野菜が嫌いでほとんど食べないとなると食事にも取り入れる量が少なかったりしていませんか?大人とは違い成長期の子供にはバラエティ豊かな栄養素が必要です。もちろん背が伸びるのにも骨の材料になる栄養がたくさん必要です。毎日の食事で同じような食材ばかりで、十分な栄養が摂れていないと背も伸びないという事です。
【生活スタイル】
成長期の子供が親と一緒になって夜遅くまで起きていることはありませんか?昔から「寝る子は育つ」と言われていますよね。本当にその通りなのだと思います。睡眠不足にならないように深い眠りをしっかりととることが大切です。深い眠りにつけば成長ホルモンが分泌されます。身長を伸ばしたいと考えるなら、夜更かしはしないようにしましょう。子供には食事と睡眠が慎重を伸ばすポイントになっています。遺伝の影響よりも、生活スタイルを見直すようにしてみましょう。
子供の性格も親からの遺伝?
子供の性格も親からの遺伝というのはあるのでしょうか?うちも主人は几帳面で真面目なところがあり内向的な性格です。私はそれとは正反対のがさつで明るい性格です。
私の息子は、サクランボを食べたら種と房をわけていたり、朝おきたら布団を整えたり、次の日に着る洋服を用意していたりしています。私はそう教えた記憶がなく感心してしまいます。息子はそういう性格なのか自発的にしているのです。主人にも同じようなところがあるので、似ているなあと感じます。遺伝の研究をしている学者たちの間では、性格は遺伝の影響を大きく受けているのではないかと言われています。
そして2組の双子の調査を行い遺伝の関係性をしらべました。1組は同じ環境で育つ双子。2組目は別々の環境で育つ双子。この結果、2組目の違う環境で育つ双子の方が生活環境はバラバラでも考え方や性格が大きく一致していたそうです。
子供が親から遺伝しないものもある!
なんでもかんでも遺伝の影響?と思っていても全く遺伝が関係していない事ってあるんです。
【利き手】
利き手って遺伝しないんですね。我が家は夫婦が二人とも右利きなので自然と子供も右利きだと思い込み、お箸も鉛筆も右手で教えてきました。今覚えば、子供は小さいころ両方どちらの手でもスプーンを使っていたので器用だなあと感じていました。右利きだと決めたのは教えた私だったのですね。
【球技】
足の速さとは違い球技のセンスは遺伝は全く関係ないそうです。親が全く球技音痴でも子供がセンス抜群になる可能性は無限大という事ですよね。
【記憶力】
物覚えが良いのか悪いのかは、モノを覚えようとするモチベーションの高さで決まるようです。将来の記憶力の高さを鍛えるために小さいうちからものを覚える楽しさを学ぶと良いのかもしれませんね。
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