初産は予定日を超過しやすい!リラックスして赤ちゃんを待とう!
2017.9.24
初産の場合、赤ちゃんが産まれてくる予定日よりも遅れて産まれてくることがあります。
初めて出産を経験するママは、予定日を超過しても赤ちゃんが産まれないと心配になってしまいますよね!
元気な赤ちゃんを迎えるために、初産の出産についてまとめました。
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記事の概要・目次
初産は予定日を超過しやすい?
予定日を過ぎても赤ちゃんが産まれてこない時は、予定日の設定が早かった可能性があります。
そうなると、赤ちゃんがまだママのお腹から出る必要がないため、陣痛が起こりません。
また、ママのお腹の居心地が良すぎても赤ちゃんは生まれようとしません。
子宮、胎盤、羊水など、赤ちゃんを育てている環境は妊娠38週目にピークになり、徐々に機能が低下していきます。
妊娠中は陣痛が起きないようになっていますが、そのおかげでお腹の中の赤ちゃんが「まだ外に出たくない」と感じ、ある程度大きくなるまではお腹の中にいます。
ですが居心地が悪くなってくると、不自由に感じてお腹の外に出ようとします。
そうすると陣痛が起きて赤ちゃんが産まれてくるのです。
予定日が過ぎても赤ちゃんが産まれてこないのには、このような原因があるからです。
初産は予定日を超過する?~調査結果~
実際に予定日より遅れて産まれてくる確率について調べてみました。
初産の妊婦さんで、出産予定日よりも遅れて産まれる確率は53%で、予定日に生まれる割合が6.3%です。出産当日に産まれてくる割合を引くと、46.7%という結果になります。
■40週で出産・・・34.9%(予定日当日は6.3%)
■41週で出産・・・18.1%
全体を通して一番多いのは39週、40週という結果になり、65.7%で、6割以上の人が予定日付近で赤ちゃんを産んでいるということが分かりました。
反対に、予定日よりも早まって産まれてくる赤ちゃんもいます。全体の約47%は予定日よりも早く生まれています。
■37週で出産・・・3.7%
■38週で出産・・・12.5%
■39週で出産・・・30.8%
予定日よりも3週間ほど早く生まれる赤ちゃんもいるようです。
これから出産を控えてるという妊婦さんは、予定日よりも早めに出産を迎えても大丈夫なように、早めに出産準備をしておきましょう。
初産予定日を超過しての出産、大きい赤ちゃんを産むのには体力が必要!
予定日を超過して出産をすると、赤ちゃんがお腹の中で大きくなりすぎてしまい、出産が大変になることがあります。かといって早く生まれすぎるのも良くありません。
予定日が近づいてきたら、体を動かして陣痛が起こりやすいようにしましょう。
ウォーキングを取り入れて毎日歩くことで、妊娠中の体重管理や陣痛促進を促す効果があります。
1日1時間程度歩き、運動をして赤ちゃんを迎える準備をしましょう。出産には体力も必要です。
また、家の中を雑巾がけするのも良いです。産後はあまり掃除をすることも出来ないでしょうし、妊娠中に出来ることをやっておきましょう。運動も出来て一石二鳥です。
赤ちゃんが産まれるのにはタイミングがあります。
「そろそろ外に出たいな」と思えば陣痛が来て、ママのお腹の中から元気に出てきます。
赤ちゃんと会えることを楽しみにし、しっかりと準備をしておきましょう。
初産で予定日を超過した時は誘発分娩になる可能性も
出産がなかなか進まない時は「誘発分娩」という方法をとる場合もあります。
■メリット
初産の妊婦さんの場合、陣痛が始まっても子宮口が開かずに、ママの体力だけが消耗されていってしまいます。
このような時、陣痛促進剤を使うことで出産の時間を短くすることが出来ます。
そうすることで、ママの体にも赤ちゃんにも負担をかけずに済み、出血の量も少しでおさえることが出来ます。
■デメリット
陣痛促進剤を使うと、薬を投与した後に急に強い陣痛が来ることがあります。
まだ産道が開く準備が出来ていない場合は、お産が進まずに痛みだけが強烈になります。
陣痛促進剤でもお産が進まなかった場合は、帝王切開になる可能性もあり、子宮の破裂、赤ちゃんの脳に障害が残る可能性があるなどといったことも報告されています。
出来れば出産前に陣痛促進剤への考え方を聞いておく方が良いでしょう。
出産までに用意しておきたいもの
出産の準備や入院の準備は、臨月に入る前に済ませておく方が安心です。
初産であっても破水してしまうとそのまま出産になることがありますし、妊婦検診で「早産気味だ」と言われてそのまま入院になることもあります。
外出先での緊急事態に備えて「診察券、健康保険証、母子手帳、印鑑」はいつも持ち歩くようにしましょう。
■産後の入院生活で必要なもの
赤ちゃんが産まれてから退院までは平均すると4~5日程度です。入院中に必要なものは早めに用意をしておきましょう。
・産褥ショーツ
・産褥パット
・授乳用ブラジャー
・生理用ナプキン(大小)
・腹帯
・洗面用具
・基礎化粧品
・洗顔用具や基礎化粧品
・タオル、ハんかち
・スリッパ
・小銭
・羽織れるもの
・筆記用具
・メモ帳
・充電器 など。
予定日の1ヶ月ほど前までには用意をしておきましょう。
赤ちゃんが退院する時に身に付けるものも必要です。
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