葬式に参列!香典にピン札を使ってはいけない理由!
2017.8.28
お葬式のマナーって大人の人でも案外知らない事があります。
香典に関するマナーで悩んでしまう方が多いのではないでしょうか?
今回は香典にピン札を使ってはいけない理由やピン札しかない時の対処法などご紹介していきたいと思います。
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記事の概要・目次
葬式やお香典に関するマナー!ピン札はアリ?ナシ?
葬式に参列する時に恥ずかしい思いをしない為に香典や葬儀マナーをしっかり覚えておきたいですよね!こちらでは香典マナーに関する情報をご紹介していきます。
【お香典はピン札を使うのは×】
どうして新札を使うとダメなのでしょうか?
・新札を使うということは故人が亡くなることを前提にお札を準備していたと判断されてしまう。
・ご遺族に新たな不幸を招かないという願いが込められている。
そしたらどの程度のお札なら良いの?
使い古しのお札と言ってもあまりにもシワシワなお札は返ってご遺族に悪い印象を与えてしまいます。
やはり葬儀とは色々な世代の方が集まる場所です。古来からの風習を大切にしている人もたくさんいらっしゃいます。
マナーはしっかり身に付け、周りの人を不快な気持ちにさせないようにしていきましょう。
葬式で香典に包むお札がピン札しかない時、どうしたら良いの?
【香典で包むお札はピン札は×】とご紹介しました。しかし、手元にピン札しかない!という場合はどうしたら良いのでしょうか?
そんな時は、折り目を付けてしまいましょう。これも立派なマナーの範囲内です。お札は縦に半分折り目を付けましょう。
香典袋に入れる時にはお札は向きを揃えて入れるのが最低限のマナーです。
結婚式などのご祝儀に関しては袋に入れる時のお札の向きはマナーがありますが、香典に関しては袋に入れる時のマナーは特にはないそうです。ただ、大事なのはお札の向きは揃えて入れるということですね!
これは、葬儀マナー以外にも言えます。
お札を袋に入れる時にしっかり揃えて入れるということは大人としてのマナーでもあるんです。
身内のお葬式!家族だから香典はピン札を使ってもいい?
家族だから良い。という考えはマナーにはありません。
例え家族が亡くなってしまったという場合でも香典で包むお札はピン札を使ってはあまり良くないです。しっかり覚えておきましょう。
ところで香典ってどれくらい包めばいいの?と悩んでしまうことはありますよね?
そこでご紹介したいのが、香典の金額です。ここでご紹介するのは一般的な平均の香典の金額です。
参考にしてみて下さい。
【親族が亡くなってしまった場合の香典金額】
20代 …22,000円
30代 …38,000円
40代 …57,000円
50代 …75,000円
60代 …60,000円
70代以上…48,000円
【親戚が亡くなってしまった場合の香典金額】
20代… 9,000円
30代… 11,000円
40代… 19,000円
50代… 21,000円
60代… 24,000円
70代以上…27,000円
【友人・知人が亡くなってしまった場合の香典金額】
20代… 8,000円
30代… 5,000円
40代… 6,000円
50代… 7,000円
60代… 8,000円
70代以上…8,000円
【仕事関係の方が亡くなってしまった場合の香典金額】
20代… 6,000円
30代… 5,000円
40代… 6,000円
50代… 8,000円
60代… 9,000円
70代以上…10,000円
こちらでご紹介している金額はあくまでも平均です。
表示されている金額に【4】や【9】がありますがマナーとしては【4】は「死」を連想し、【9】は「苦」を連想されると言いますのでこの金額は入れないようにしましょう。
表示されている金額の気持ちをプラスして包むと良いでしょう。
常識範囲を超えた金額を包んでしまうのも亡くなられた故人のご遺族が恐縮してしまうのであくまでも常識範囲以内で香典を包みましょう。
葬式の後に行われる四十九日ってどんなことをするの?
次に四十九日の香典に関する情報をご紹介していきます。
四十九日からはお葬式に使っていた香典袋とは違う香典袋を使います。
お葬式から四十九日までの間に使う香典袋は【御霊前(ごれいぜん)】
四十九日以降で使う香典袋は【ご仏前(ごぶつぜん)】
しっかり覚えておきましょう。
そもそも、四十九日って何があるのでしょうか?四十九日は”忌明け”と言われています。
この日はとっても重要で、納骨、納骨式はこの日に合わせて行われることが多いです。
魂を入れた本位牌を仏壇に安置する儀式は”開眼供養”と言われています。仏壇開きとも呼ばれているこの儀式も四十九日に合わせて行われる事が多いです。
そして一般的に四十九日の忌明けのタイミングで香典返しを行います。
香典返しは通夜、葬儀に香典を頂いた方々に香典返しとお礼状を添えて送ります。
こちらの情報は一般的な仏教の場合の情報です。
宗教によって法要の仕方も異なる場合がある為しっかり宗派を知っておきましょう。
大人であれば、お葬式マナーの知識を!
人の不幸とは突然やって来るものです。葬儀のマナーを知らないでバタバタしてしまうのはやはり避けたいですよね!
しかし、いつ来るかわからない不幸に準備をするということはタブーとされてきています。喪服を事前に準備していたり、お香典の新札も”準備していたお札”とみなされてしまいます。
しかし何も知らないと迷惑をかけてしまったり、恥ずかしい思いをしてしまいます。【冠婚葬祭マナー】と検索すればたくさんコンテンツが出てきます。知識だけ取り入れておくのは準備にはならないはずです。
大人であればしっかりと知識を取り入れ、参列しても恥ずかしい思いをしないようにしましょう。
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