胎児の体重の増やし方とは?胎児の体重について紹介します
2017.12.15
胎児の体重に関係のある栄養素にはどんなものがあるのでしょうか?
妊娠中の過ごし方で、胎児の成長が変わってくる!?どのように過ごせばいいの?リラックスできる姿勢とは?
気になる胎児の体重の増やし方について紹介いたします。
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記事の概要・目次
胎児が体重がなかなか増えない・・・増やし方とは?
胎児が体重がなかなか増えなかったり、胎児の大きさが気になるときにはとくにこの栄養素を気にしながら食事をしましょう。
・鉄分
胎児の栄養は胎盤を通して摂取されます。胎盤を巡る血液が不足していたら胎児に十分な栄養を送ることができません。十分な栄養が送られなければ、胎児の体重を増やすことが難しくなってしまいます。
・葉酸(ビタミンB9)
葉酸は妊娠初期にもっとも必要な栄養素となり、胎児が人間の形が出来て来る前の胎芽・胎嚢と呼ばれる大きさの時に、各器官の発達を助ける役割があります。
葉酸を1日あたり400μg以上摂取することで、先天性異常の発生率が半分以下となります。
・カルシウム
カルシウムは胎児の骨を作る際に必要となります。カルシウムが足りないと母体の骨に含まれるカルシウムを吸収してしまい母体にも影響が出てしまう事があります。
このため、妊娠中は骨がもろくなりやすいと言われています。食品で積極的に摂取しましょう。
・カリウム
心機能、筋肉の機能を調節する働きをもっていて母子ともども体内をアルカリ性に保ってくれます。
・食物繊維
食物繊維は腸の働きを活発にしてくれ妊娠中の便秘対策になります。
胎児の体重の増やし方は気にしすぎない事が大切
胎児の体重がなかなか増えないと、気になってそれがストレスになる可能性があります。できるだけストレスをためないように過ごしてください。
あまりにも胎児が小さいときには入院というケースもあります。そのようなときには、食事をしっかりとり、安静にして栄養と血液がお腹にいくようにします。
横になって休むことで、子宮の血流がよくなり、赤ちゃんの体重が増えやすくなるそうです。
胎児の体重は、最後の1ヶ月でぐんと増えることもあるので産院から指摘されなければ普通の生活を送って大丈夫です。
妊娠中期から後期にかけてお腹が大きくなってきた頃であれば、シムス体位で寝ることで血液の循環がよくなりリラックスできるのでおすすめです。
体の左側を下にして、横向きに寝るだけでいいので休むときにはクッションなどを使ってうつ伏せ気味に横になるとといいでしょう。
姿勢に違和感があったり、痛みや苦しければすぐにやめてください。無理をしないで試してみてください。
胎児の体重の増やし方については個人差が大きい!
赤ちゃんの体重は、だいたい妊娠24週ごろから超音波検査で測定できますが超音波検査と実際の体重には誤差がある場合もあります。
体重の測定は、頭の横幅(BPD)、おなかの断面積(FTA)、腹部周囲長(AC)、大腿骨の長さ(FL)などから割り出されるので、赤ちゃんの頭が大きい場合や足が長かったりする場合は誤差が出やすいそうです。
誤差はだいたい、平均200g前後となっています。
週数のわりに明らかに赤ちゃんの体重が少ないときには、母体や赤ちゃんに問題がないか原因を探る必要があるため詳しい検査が必要となります。
赤ちゃんの体重はお母さんの体重と密接に関連しています。お母さんの体重が増えれば赤ちゃんの体重も増えやすいと言えます。
このため、妊娠高血圧症候群の場合や喫煙、ダイエットをしていれば赤ちゃんの体重は増えにくくなる事もあります。
また、臍帯のつく場所が悪かったり染色体異常がある場合も体重が増えない原因となります。
このような原因をさぐるためにもきちんと健診を受けて医師の指示に従うようにしてください。
胎児の体重がなかなか増えないときに考えられる原因と対処方法
妊娠しているときに、過度のダイエットをしたり喫煙や多量の飲酒をした場合は胎児や胎盤の成長も妨げる原因となります。
このように、お母さんの過ごし方は胎児に影響を与えやすいのですがとくに何もしていないのに胎児が小さい原因にはお母さん自身の体型や生まれたときの大きさなどが関係している場合もあります。
お母さんが小さければ、すべての子供が小さいということではありませんがこのような傾向が多いようです。お母さん自身が小柄であったり生まれたときに小さかった場合は自分もそうだったんだと、あまり気にしなくてもいいのかもしれません。
また、自分が生まれたときの大きさを確認しておくのもいいでしょう。
かつては妊娠中毒症といわれていた妊娠高血圧症候群の場合も、胎児の成長に影響があります。妊娠高血圧症候群は、胎盤の血流が低くなることが考えられます。
日頃から、むくみや高血圧にならないようバランスのとれた塩分の控えめにした食事をするように心がけましょう。
胎児の体重が減ることはある?こんなときはどうしたらいい?
胎児の体重については、増加が少なかったり変わらないことは考えられますが減ることはほぼありません。
赤ちゃんの体重が減ることで考えられる原因は、測定の誤差となります。
胎児の成長は、1回きりの検査で判断することはできないので間隔をあけて何回か測り、長い目で体重の推移をみて判断していかなくてはいけません。
赤ちゃん出生体重は、女の子よりも男の子のほうが平均的に少し重いそうです。初産の場合は、二人目や三人目に比べると体重が軽い傾向があるそうです。経産婦さんのほうが子宮筋の伸びがよくなり胎児が大きくなることが多い事が理由なのだとか。
初産の場合は、少し小さい事はよくある事なのかもしれませんね。
胎児の体重が増えないのは、栄養がうまく赤ちゃんにいっていないのかもしれません。出産が近ければ、胎児の体重が増えるのを待つのではなく元気なうちに産む方法となる事も考えられます。
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