アゲハの幼虫がいなくなった!それにはちゃんと理由がある
2017.9.6
つい先日、祖母のニンジン畑でアゲハの幼虫を発見しました。
とても活発で、蝶に羽化する瞬間を見てみたいと思い高さのある箱に入れ玄関に置きました。
昆虫ケースで観察しようと思い準備をするため、数分場所を離れていた間になんとアゲハの幼虫がいなくなったのです。
必至になって探すと玄関の天井付近の枠に張り付いていました。
なんとか無事昆虫ケースに入れると、またまた休みなく歩き始めます。
なぜそんなに必死に歩き回るのか調べてみると、アゲハの幼虫がいなくなるには大切な理由があったのです。
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記事の概要・目次
朝までいたアゲハの幼虫がいなくなった!考えられる原因は?
うちの庭のレモンの木に数匹のアゲハの幼虫がいたのですが、どうなったか見に行くと全ていなくなってしまいました。
まさかと思い、葉っぱをかき分けてみたけれどどこにもいません。
もしかして蛹になった?と思いもう一度見てみたけれどダメでした。
考えられる原因といえば?
もしかしたら近所の子供が幼虫を見つけて持って行ったのかもしれない。
でも、思い起こしてみると朝レモンの木の周りを蜂がぶんぶん飛んでいたので蜂の餌食になったのかもしれない。
蜂は肉食で幼虫が大好物なのです。
よく外でバーベキューをしているとどこからともなく飛んできて、食べ残したものに群がっていたりしますよね。
蝶に羽化するのを楽しみに観察していたのに、残念です。
ですが先に枝の陰で蛹になった2匹は無傷だったので無事でよかったです。
アゲハの幼虫がいなくなった!その理由とは
アゲハの幼虫にはある性質があります。
終齢を迎えたアゲハの幼虫たちは安住の地を求めて畑や木から旅立ちます。
蛹になるために最適な落ち着ける場所を探し回るのです。
蛹というのは、あまりにも無防備な状態です。
外敵に見つからず、寄生虫のいない安全に蛹になれる場所をいち早く見つかなければいけません。
もし畑や木にいたアゲハの幼虫がいなくなった時には、無事に蛹になれる安全な場所を見つけるために旅立ったという事です。
その後が気になったら、いなくなった場所の近くで目立ちずらい物陰を探してみて下さい。
私は以前植木鉢の淵の部分や、家の壁の陰になっているところで蛹になっている幼虫を発見したことがあります。
蛹になっても鳥や他の虫に食べられてしまう事も。
無事に蝶へ羽化することができるのは一握りの厳しい世界なのです。
アゲハの幼虫がいなくなった!我が家のベランダの体験談
我が家はベランダでプランターにパセリを育てています。
いつからかアゲハの幼虫が2匹住み着き、うちの息子も幼虫の羽化を楽しみにしていました。
ある日、朝から息子が幼虫がいなくなった!と大騒ぎ。
毎日観察を楽しみにしていた息子はがっかりで、必死に探してみたけれど見つからないとの事。
とりあえず、学校に行かせて私が探してみるとプランターの陰で蛹になっているところを発見!ひと安心しました。
蛹になる前はパセリからいなくなってしまうものなんですね。
まさかあんな見えずらいところで蛹になっているなんて、驚きました。
調べてみると蛹から羽化するまでは1週間から10日ほどかかるとの事。
無事に蝶になるまで息子と楽しみに見守りたいと思います。
活発なアゲハの幼虫を捕獲!動き回る幼虫は蛹になる前兆かも?
先日、犬の散歩中にアスファルトの上を猛烈な勢いで歩いているアゲハの幼虫を発見しました。
どこへそんなに急いでいるの?と思うほどのスピードで動いていて興味があったので連れ帰り昆虫用のプラスチックケースに入れて様子を見ることに。
家庭菜園のパセリをあげてみたけれど見向きもせずうろうろ歩き回ります。
するとすぐにある変化が起こりました・・・。ケースの中に入れておいた枝に張り付き動かなくなりました。
次の日ケースを見てみると足と体を糸で固定し蛹のような形に変化しています。
調べてみると前蛹という現象でした。
これから本格的な蛹になるのかとワクワクしながら、観察していましたが幼虫はピクリとも動きません。
夜も更けてきたのでとりあえず寝ることに。
朝起きて幼虫を確認すると私が寝ている間に完全な蛹になっていました。
蛹になる瞬間を見逃したことをちょっと悔しいと思いつつも無事に蛹に慣れたことに喜びを感じ、次は蝶に羽化する瞬間を楽しみに待ちたいと思います。
アゲハの幼虫を見つけたら!上手に飼育する方法
【準備するもの】
・昆虫用プラスチックケース
・新聞紙
・エサ(パセリや柑橘類の葉っぱ、キャベツはNG)
アゲハは柑橘類の木やせり科の植物に卵を産みます。
よくニンジン畑でも見かけます。
幼虫を見つけたら蝶へ羽化するまで飼育してみるのも良いでしょう。
幼虫から蛹になった時も、蛹から羽化した時も小さな生命の神秘さに感動しますよ。
幼虫は底に新聞紙をひいた昆虫用のプラスチックケースに入れます。
動きやすいように木の枝や葉っぱをたくさん入れます。
私はいつも登れるように割り箸を組んだものを入れてい置きます。
エサは新鮮なものを毎日入れ替えてあげます。
私は家庭菜園のパセリを与えていますが市販のものだと農薬の影響か無事に育たないこともあるようです。
幼虫はもりもり食べるのでエサはたくさん必要です。何度か脱皮を繰り返し、丸々太ってあまりエサを食べなくなったらそろそろ蛹になる時期が近づいて来たのかもしれません。
体の水分を絞り出すように大量に体液がでたらいよいよ蛹になります。
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