子供を保育園に預ける不安と心配を乗り越えましょう
2017.8.20
子供を保育園に預けることになったら、色々なことが心配になりますよね。
人見知りなどで泣いている子どもを預けなくてはならない切ない気持ちや
葛藤する気持ちを乗り越える方法を、体験談を交えながらご紹介します。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
別居をすることになって子供が転校しなければならない時の対処法
両親の離婚を前提として別居をすることになった時、子供に直接関係してくる問題は「転校」の事です。 ...
-
子供のわがままは自我の芽生え!4歳児のわがままと向き合う方法
子供も4歳になると自我も芽生え、体格も良くなり、わがままがパワーアップします…。 魔の2歳児を...
スポンサーリンク
記事の概要・目次
子供を保育園に預けるのは心配…どうやって乗り越えたの?
うちの子は、慣らし保育を7日間行いました。最初の3日は午前中のみです。毎日少しずつ慣れてきたのを確認しながら、4日目にお昼ご飯の時間まで伸ばしてみて、最終日には丸1日体験させました。
初日からうちの子は、自分と同じくらいの子どもや年上、年下の子もいて、少しワクワクしたような様子でした。しかし、2日目からは一転、私の手が離れた瞬間、大泣きしました。
初日は分からなかったけど、ここにおいていかれるということがわかったのでしょう。涙で顔をくしゃくしゃにして私のに抱っこをせがんで来ましたが、そのまま先生に抱き抱えられていきました。親としても心配で仕方がありませんでした。
ただ、あとで、先生から泣きじゃくる子どもの反応は正しいのだと聞き、少しホッとして、それからはお互いに頑張って慣れることを意識しました。
子供の人見知りが激しくて保育園に預けるのが心配です
保育士です。子どもによって性格もタイプもまったく違うので、的確ではないかもしれませんが、どの子も長い短いはあっても、いずれきちんと慣れてくれます。
入園して一週間で落ち着いて過ごせるようになる子もいますし、一ヶ月かかる子、入園して一年以上経っても、毎朝泣いて保護者の方と別れる子どももいます。また、平気そうに保育園に通っていた子どもが、ある日突然、登園を嫌がるようになったりもします。
一ヶ月の慣らし保育期間中にばっちり慣れて、入園してからは毎日楽しく…とはいかないものです。どれだけ時間がかかるのかは分かりませんが、保育士さんにしっかり守られて安心して過ごせるようになるので大丈夫ですよ。
保護者の方が自信を持って保育園へ送り出してくれれば、お子様にきちんと伝わります。保護者の方が子供に申し訳ないとか、マイナスの気持ちを持ったり、動揺していればその不安もお子様に伝わってしまい、慣れるのに時間がかかってしまいます。お仕事を頑張る自分とお子様を信頼して、乗り越えましょう!
保育園での子ども同士のトラブルやケンカが心配なときは…
子ども同士のケンカは、どんな幼稚園・保育園でも必ずあります。ケンカのない場所を探すことははっきり言って無理です。
ただ、ケンカは「悪」でしょうか?お母さんの、ケンカはできれば体験させたくない、心配だというお気持ちは痛いほどわかります。子どもの世界は単純そうに見えて実は複雑です。お友達同士だからこそ、些細な言葉の行き違いなどでケンカに発展してしまうことも多々あります。でも、これは大切な「勉強」です。
例えば、Aちゃんが先に手を出してしまった時、普通なら、Aちゃんがしかられるかもしれません。でも、その原因がBちゃんにあったとしたら・・・?原因を作っておきながら、Aちゃんだけが怒られていたら、Bちゃんには誤った経験を与えてしまうことになります。
こんな時は「手を出したAちゃんも悪いけど、その原因を作ったBちゃんも悪いよ。そんなことしなければケンカにならなかったじゃない」と両方にやさしく話します。そしてお互いの思っていることを言わせます。
正しいところは認め、誤った部分は自分自身で気付き、繰り返さないよう中立の立場で見守ることが、私たち先生の役目だと思います。
子供も親も不安な気持は同じ!前向きなに乗り越えましょう
○うちの子は大丈夫?
お子さんを保育園や託児所に預ける際のポイントをご紹介します。
①お子さんと保育士や先生を信じましょう!
これはよく言われることですが、お母さんが不安な気持ちを抱えたままでお子さんから離れてしまうと、お子さんはそこを不安な場所で不安な人に預けられると感じてしまうんです。お子さんを預ける状況も場所も、決めるのは親です。理由はどうであれ、自分で決めたことだから、そこは思い切って信じる気持ちが大切です。どうぞ、自信を持ってください!「今日は楽しい保育園だよ」、「先生やお友達と、いっぱい遊んでおいで~!!」と、マイナスの感情をスパッと断ち切りましょう。
②泣いても大丈夫!子供は親が思っているよりもタフです!
お母さんの気持ちがスッキリとしていたら、子供ははじめはたとえ泣いていても、お母さんの姿が見えなくなってから5~10分くらいでケロッと泣き止みます。大好きなお母さんと離れる時くらい泣いたっていいんです。「お母さんと離れてさみしい」と感じることは悪いことではありませんよ。
子供を保育園に預ける時には、生活リズムを先生に伝えておく
お子さんを保育園に預けることが決まったら、園側が何を知りたいのか事前に知っておけるとより安心です。
保育園で入園前に行われる面談は、入園の合否を決めるためのものではなく、入園後の生活をスムーズにするために、親と園側が互いに情報交換をする場です。園側が求める情報内容を予め把握しておけば、面談自体もスムーズに進むでしょう。そこで面談前に知っておきたいことをご紹介します。
○保育園が知りたいのは、その子の生活のリズムです!
生活リズムの把握は園での生活の大きなヒントとなります。例えば、グズグズ泣きする理由は何だろう、なかなか園の生活に馴染めないのはどうしてだろう、といったときに、とても役立ちます。特に以下の項目は、必要になることが多いので、事前にしっかり把握しておきましょう。
①起床・就寝時間
②食事の時間、内容(好きなもの・嫌いなもの)
③排泄の状況
④おうちでの呼び名
⑤昼寝の時間と回数
⑥アレルギーの有無
⑦興味のあること、苦手なこと
- 学習・教育