子供に勉強を教える親が絶対にしてはいけないことは「怒ること」
2017.8.20
子供に勉強を教えるのって大変ですよね?
勉強がわからなくて頭を抱えている子どもを目の前に「どうしてこんなこともわからないの!?」とつい口に出してしまってはいませんか?
小学校低学年のうちならなおさらですよね。
小学校低学年のうちは「勉強」よりも「勉強する」ことが大切です。
わかりやすく教えようとはせずにどういう風に考えればよいのかを一緒に話し合うようにしてみてください。
お母さんと勉強するのが楽しいなって思ってもらうように頑張りましょう!
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記事の概要・目次
子供に勉強を教える時に絶対にしてはいけないこと
子どもに勉強を教える時に気を付けなければならないことがいくつかあります。小学校低学年のうちだと「こんな問題もわからないの?」と思ってしまう事ありませんか?
でも、よく考えてください。わかるんだったらできてますよね?大人にとって簡単な問題でも、子どもにとっては東大入試レベルの難解度なのです。子どもが「勉強わかんない」という時には大抵「やり方がわからない」ことが多いのです。
例えば『10』と言う数字は10と0、9と1、8と2、7と3…と言うことが理解できていないと足し算や引き算をすることができません。小学校に入学したての一年生は生活において1~20程度の数字と平仮名や片仮名は教えなくても何となくわかっているでしょう。
でも、数字の成り立ちを理解して、計算するとなると「勉強」が必要となってきます。勉強を教えるプロではない親は、子どもに勉強を教えようとするとついつい「怒って」しまいがちです。ですが、わからなくて頑張って勉強しようとしている子どもに対して怒っても仕方ありません。
「わからないから勉強するんだよ!頑張ろう!」と励ましの言葉を掛けるようにしてください。怒ったところで子どもの学力は向上しませんから。
子供べ勉強の楽しさを教えることが大切です
「わかった!」の経験を積み重ねると勉強が楽しくなってきます。勉強は「やらされる」から楽しくないのです。自分から「わからないことをわかるようになると楽しい!」と思えれば自然と勉強するようになりますよね。
大人でもそうですが、イヤイヤすることは上達しないし、良い結果は生まれないですよね?
勉強を教えるというよりも取り組み方や方法を教えてあげられるといいんですけどね。
親ですから、やっぱり「こんなこともわかんないの!?」と、つい言ってしまいますよね。そんな時は深呼吸です。怒って勉強ができるようになり成績が上がるわけではないのですからね。
子供が勉強の何をわかっていないのかを教える
子どもって問題の「問い」の意味を理解していないこと、多いと感じませんか?一緒に問題を読んで「何を聞いているのかわかる?」と聞いてみましょう。問題すらわかっていないのですから答えなんてわかるわけありません。わが子は問題の読み方がわからずに、悪戦苦闘していました。
例えば太郎君がアメを10個持っていました。花ちゃんに3個もらいました。全部で何個ですか?と言う問題があったとします。
10+3=13の計算はできますが、この問題が「足し算」をして答えを出すのか「引き算」をして答えを出すのかがわからないのです。ですから「全部で」とか「合わせると」とか聞かれていたらなに算だと思う?と、問題の読み解き方を教えていきました。
「全部」のところと「個」のところに〇のしるしを付けさせて注意するようにしました。一緒に勉強をすることで、計算はできるのに何を聞かれているのかがわからなくて答えられないということがわかりました。
親が子どもに勉強を教える時に一番大切なことは、教えることよりも、どこがわかっていないのかを探してあげることではないのでしょうか?
日常会話から想像することをクセ付けする
コミュニケーションが多様化した今、言葉の広がりを会話によって想像させてあげることができなかったなと反省しています。
わが子に対して私は、「言われたことを言われたままに受け取ることしかできていない」と感じています。「海の水が顔にかかりました。」その時主人公はどう感じたと思いますか?3つ考えましょう。と言う問題があったとします。
子どもに「主人公の男の子は海の水が顔にかかった時のどんな風に感じたと思う?」と聞いたら「わからない」と返事をするのです。がっかりしました。
「海の水ってあったかい?冷たい?」「味はする?」「あなたは急に顔に水がかかったらどんな風に感じると思う?」などど、一つ一つ聞くと答えます。
でも文章問題を読むだけでは、主人公の気持ちになって想像して考えてみるというところにまで行きつかないのです。がっかりしますが、訓練だと思ってひたすら問答を繰り返しました。これに関しては幼児期からの私の子供への接し方が悪かったのだと反省しています。ですから、今、一生懸命に国語の文章問題を一緒に勉強しています。
学校で集中して勉強できるようにサポートする
勉強は学校だけに任せておいてはいけませんが、学校の授業をしっかりと受けられなければ始まりません。
やはり、「早寝、早起き、朝ごはん」で学校に送り出す生活を整えてあげるのも、勉強を教えることと同じくらい大切なことだと思います。
45分間集中して先生の話を聞くということは、かなりの体力と集中力が必要だと思います。
子どもが先生の話をよく聞き、授業を受けることが基本ですからね。
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