共働きの家庭で育った子供は愛情不足だなんて迷信!
2017.9.9
共働きの家庭に育つ子供に対して言われる言葉があります「愛情_02不足」
これって無責任な言葉だと思います。
朝起きてから、寝るまで子供と一緒に居ることが「愛情」だと勘違いしている人が多すぎます。
一緒に居る時間が長いと「世話」はたくさんしてあげることができますが「愛情」を掛けてあげているのとは別の話です。
周囲の雑音は無視して、共働きを続けて生活基盤を安定させましょう。
それが大人として、親としての責任です。
子供への愛情は時間で測ることはできません。
数分でも向き合ってあげることで、子供の心は満たされるのですから。
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記事の概要・目次
共働き家庭の子供は愛情不足と言われることへの罪悪感について
生活のために、家族のために働かなければなりません。
でも、一歩外に出て、社会の一員になってしまうと父親・母親でいることはできませんよね。
子供が小さいと、勤めに出る前には保育園や幼稚園へ預けてから出勤します。
子供に「行かないで」と泣きながら言われると罪悪感しか感じませんよね。
子供に寂しい思いをさせてまで、働かなければならないのかと悩む親は多いと思います。
特に母親は強く感じてしまうのではないのでしょうか?
でも、子供と一緒に居る時間が長いからと言って愛情をたくさんかけてあげられるというわけではありません。
子供と一緒に居る時間が長いと育児ストレスがたまりやすいのも事実です。
子育てに専念できる母親とワーキングマザーである自分を比べても仕方ありません。
『働いている』と言うことをメリットとしてとらえながら子育てしませんか?
共働き家庭だと子供への愛情がかけられないなんてあり得ない!
『愛情』ってなんだと思いますか?
そういわれると明確に答えられないと思いませんか?
働いていると、家事や育児を丁寧にこなす時間なんて全くと言っていいほどありませんよね。
ですから、子供と接する時間が短いけれども、子供の気持ちを満足させられるような対応を心掛けなければいけません。
家事の途中に話しかけられると「ちょっと待って」と言ってしまいがちですが、ここはぐっとガマンして話を聞いてあげましょう。
母親の気持ちがしっかりと自分に向いていると感じることができれば子供は安心します。
そうすると、何度も何度もしつこく「ねーねーねー」の攻撃をされなくなりますよ。
子供が、今日あった出来事を報告してきたらきちんと聞いてあげましょう。
小さいうちに「どうせ話しても聞いてくれない」と子供が感じてしまうと、大きくなってからも自分の身に起きたことを話さない子供になってしまいます。
子育てはずっと続くもの。
忙しいのはわかりますが、それは言い訳にすぎません。
10分でいいから子供に向き合ってあげましょう。
共働き家庭だからって関係ない!子供への愛情は向き合い方で表そう!
忙しいから、ついついできない約束をしてしまったり、約束を守らなかったりしてしまうことはありませんか?
どんなに小さな約束であったとしても、子供との約束は絶対に守らなければなりません。
共働きの家庭に育つ子供はやはり「さみしい」気持ちを大なり小なり抱えて過ごしています。
ただでさえ寂しいのに約束を守ってもらえない「裏切り」まで付け加えてはいけません。
夕飯の支度でバタバタしている時に「トランプしよう!」なんて話しかけられるとついつい「明日ね!」と答えてしまいます。
子供なりに「今はダメだけど明日はいいんだ」と思って楽しみにします。
けれど大人はそれを「約束」だとは感じませんよね?
でも、子供はしっかりと覚えていて「明日はママとトランプする」と言う約束としてとらえます。
そして次の日に当然のように「トランプ始めよう!」と子供は言い出します。
もちろん、働くママにはトランプどころか、座ってコーヒーを飲むもありません。
「今、忙しいからできないわ」と断ってしまうと、子供は失望してしまいます。
時間は増やせません。
でも、やり繰りはできるはず。
10分でいいから、トランプをしてあげましょう。
ビックリするくらい喜んでくれますよ。
だって約束を守ってくれてママと遊べたんですから。
朝から夜寝るまで、終始子供のそばにいて世話をしてあげることが愛情と呼べるのでしょうか。
それはただの世話ですよね。
親として、母親として子供に伝えられる愛情とは世話をすることではないと思います。
忙しい!本当に時間が欲しい!だったら外注してみない?
仕事と子育ての両立。
仕事も、子育ても手を抜くことができないので、両立させていくことは試行錯誤しながらですよね。
生活にまつわるすべてのことって後回しにはできません。
ですから、本当に時間がないんですよね。自分の分身が居ればいいのにって本当に思いますよね。
そんな限られた時間の中で、どうやって子供と向き合う時間を作ればいいのでしょうか?
ここはひとつ、思い切って家事代行サービスを利用してみてはいかがですか?
例えば、平日に掃除と夕飯の支度をしてもらえるサービスを利用したとします。
保育園や幼稚園へお迎えに行って、あるいは学校の学童保育から帰ってきた子供と、夕方から掃除や夕飯づくりに追われることなく過ごすことができませんか?
今はディープな掃除から、日常の家事や炊事を代行するサービスまで、多種多様な家事代行サービスがあります。
掃除や洗濯などの簡単な家事なら数千円で行ってもらえます。
一度利用してみてはいかがですか?
試してみてダメならまた、別の方法を考えればいいのです。
生活基盤を安定させることが最大の愛情表現です
生活にまつわる様々なことを考えなければ一日中子供と一緒に居たいですよね?
でも、今は専業主婦でいられるほど甘い世の中ではありません。
今現在、旦那の収入だけで生活できるとしても、それが一生続くわけではありません。
長い人生「まさか」の事態が本当に訪れるものなのです。
ですから、収入源を確保することは大人として、親として当然の努めなのです。
「共働きは子供がさみしい思いをする」「共働き家庭で育った子供は愛情不足だ」なんて言葉は無責任な発言です。
子供のために、人生のために、働くことは一番大切なことです。ですから、そんな言葉に惑わされずに元気に頑張って働きましょう!
子供と一緒に過ごす時間が少ないからと言って、愛情不足になるわけではありません。
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