自由になるけど、その分大変!?中学と高校の違いとは
2017.12.17
中学を卒業し、高校に入学へ!いったいどのようなところに、中学と高校の違いがあるのかが気になりますよね。
生活面から学習面まで、様々な点で違いが出てきます。自由度は増しますが、その分大変になることもたくさん・・・。
高校生活とはどんな感じなのでしょうか?中学との違いを調べてみました。
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記事の概要・目次
中学と高校、生活面や学習面での違いとは?
●生活面
中学と高校とでは、まず生活面が異なります。特に通学時間と部活に違いが出てくるでしょう。
基本的に中学校というのは自宅から近いところに入学します。そのため、生徒によって通学時間がそこまで大きく変わるということはありません。しかし、高校生になれば自宅と高校の距離は離れることも多く、通学時間も長くなることが多いのです。
そして部活に入部することが必須になる高校も多く、毎日だいたい2時間近く活動を行います。その為、高校では中学生の頃よりも自分の自由な時間が少なくなってしまうということです。
●学習面
中学校と高校では、出される課題の量にも違いがみられます。中学校では授業の宿題以外はほぼ出ませんが、高校では授業の宿題に加えて週末課題なども提出を求められることがあります。また、土曜授業も行われることがあり、課題の量がかなり増えます。
また、受験勉強に関しても学習量が大きく変わります。高校受験と大学受験では、そもそも科目の数自体違います。高校入試では5科目でしがた、大学入試の際は基本的に5教科7科目あるのです。
それぞれの科目においての学習量も増える為、高校受験とは比べ物にならないくらい大変なのです。
中学と高校の違い・・・それは一言で言うと「深さ」!?
「中学と高校って何が違うの?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?「今より勉強が難しくなる・・・!?」なんて言うのに精いっぱいかもしれません。
どちらも授業があり部活があるという意味では同じようにも見えますが、何と言ってもその「深さ」に違いがあります。
部活動の練習だって、中学生の頃よりもかなり大変です。野球では甲子園、ラグビーでは花園を目指すなど、全国大会へ向けて部活に力を入れている高校も多くあります。
学校の行事に関しても、中学生の頃とは規模が全然違います。高校の文化祭で、演劇部や吹奏楽部の発表に心を動かされたことがある人も多いのでは?
友達とも、中学の頃よりもっと深い付き合いが出来るでしょう。恋と友情の間で悩むようなことも起こるかもしれません。
中学生にくらべて、高校生というのは更に感受性が強くなる時です。部活や行事、友達との時間の中で、人間関係も学ぶことが出来る時期となるでしょう。
中学と高校では、自由度にも大きな違いがある!
高校になると自由度が大きくなり、自分で選択できる範囲も広がります。授業の科目や持ち物、身だしなみなど・・・。
私の行っていた高校は校則が比較的緩く、髪も染めなければOKという感じでした。携帯電話も授業中以外は使って大丈夫でしたし、漫画やゲームを持ち込むこともありました。そして中学生の頃には出来なかった買い食いや、お金を持っていくことなどももちろん許されました。
部活動に関しては、私の高校は全員入部が必須でした。ただ、緩い部活もありましたし、幽霊部員もそれなりにいました。行事の運営や部活動の予算分配は、生徒会や運営委員会が主体となって行っていました。
しかし自由が増えるということは、その分自己責任も大きくなるということです。勉強をきちんとせずに落ちこぼれになると、追試を受けたり留年をする可能性だってあります。
進路指導に関しても緩かったので、先生が志望大学についてアドバイスはしても、干渉してくるようなことはなかったです。そういったこともあり、私の学校は浪人する人も多い傾向にありました。自由と自己責任は隣り合わせにあるということです。
ただ、自由の範囲というのもその高校によって大きく異なります。自由度が高い高校というのは、比較的高偏差値の進学校に多いように思われます。
中学と高校では教科数に違いあり!
高校になると教科数が増えるだけでなく、更に難しくもなります。
教科数に関して、中学の「理科」は「化学」「物理」「生物」「地学」の4つに分かれます。「社会」にいたっては「地理」「歴史」「公民」に分かれるだけでなく、「公民」の中でも更に「現代社会」「政治・経済」「倫理」と分かれていくのです。その分、授業やテストの種類も多くなります。
種類が増えるだけでも大変なのに・・・それぞれの科目は更に難しくなっていきます。「現時点で難しいのに」と思うかもしれませんが、高校へ入るとすぐに「中学時代は終わったんだ・・・」と気づかされることになるのでご安心を。
教科数が増え、難易度も上がるのですから、その分勉強時間も増やさなくてはいけません。そうしないと、すぐに授業についていけなくなってしまいます。
高校へ入ると勉強時間を増やさなくてはいけないということを、必ず覚えておいてください。
中学受験と高校受験の偏差値の違いについて
まず偏差値というのは、テストを受けた人の全体から見て自分がどのくらいの位置にいるかを表した数値です。その為、同じでテストで全く同じ点数を取った場合でも、周りの受ける人が変われば偏差値も変わってきます。
中学受験と高校受験においても、偏差値の違いを感じることがあるでしょう。それは、やはり受験する人に違いがあるからです。
中学受験というのは全体の約16%ほどしか受けません。その全員が勉強が出来るとも限りませんが、中学受験をする人というのは成績が良い人の方が多いのです。そんな中での偏差値となるので、高校受験と比べると偏差値は下がります。
逆に、中学受験した人はエスカレーター式で高校に行く事が出来るので、残りの86%の人たちが受験することになります。
その中には勉強が苦手な人もいるため、中学受験の時よりも全体の学力レベルが下がり、自分が上位に行くことで偏差値も高くなりやすいのです。
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