歯医者の通院期間が長い理由とは?良い歯医者を見つけよう
2017.8.20
歯医者って通院期間が長くかかると思いませんか?
長くかかると通うのが段々面倒になってしまって、予約をすっぽかす人も出てくるそうです。
歯医者の通院期間が長くなる理由や良い歯医者の見分け方についてまとめてみました。
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記事の概要・目次
歯医者の通院期間はどうして長くなる事があるの!?
一気に治療出来る事が少ない
歯の治療でも体の治癒能力による治療も多くあります。患者の治癒能力に頼り、治療したところの経過を観察の時間が必要になります。かぶせ物を作る時間なども必要なので、一気に治療したくても一度に出来る治療は限られています。治療の流れでも保険制度で認められていなく出来ないこともあります。治療したところの経過が良いときは次のステップに進めますが、経過が良くない場合は1からやり直すことも珍しくありません。特に根管治療などは元々時間がかかりやすい治療なので、やり直しになるとその分時間も経済的にも負担がかかりやすくなってしまいます。
保険制度の縛りがあり治療の制限がある
医療費削減のために保険制度には様々な縛りが存在します。1ヶ月の患者1人当たりの治療費の平均額が都の平均額より1.2倍高くなってしまうと、正常な治療をしていたとしても行政指導を受けるようになっています。これは医療費削減のために考えられた手段なのでしょうが、金額を意識すると短期間に出来る治療を制限しなければならなくなります。
歯医者の通院期間が長くなるのは自由診療だからなの!?
歯医者は自由診療だからお金儲けのために治療の回数を多くしている所もあると思いっています。以前は歯石除去だけに4回通った歯科医院もありました。通院期間が長くなる歯医者ばかりではないと思います。
今通っている歯科医院の待合室に、歯石除去は2回以上するものだというようなことが書かれたポスターが貼ってありますが、こちらの先生は1回で終わらせてくれました。こちらの方が、何度かやった方がお金になるんじゃないかなと思っちゃう位です。
子供にも優しく、小さな子供にも治療の説明を分かりやすくしてくれます。例えば、歯を削るドリルのようなものは水で削るとか。子供には何本か虫歯がありましたが、1日数本まとめて治療してくれて、私の虫歯も1度の治療で終わらせてくれました。今の歯医者はとても気に入ってます。
歯医者の通院期間が長くなるのは患者のためでもある!?
歯医者に通っていると、どうしてこんなに何度も行かないといけないの?期間がかかるの?と思ったことがある人も多いのではないでしょうか。
歯の治療に時間がかかる理由は、歯の治療そのものに時間がかかるからです。例えば、かぶせ物を作るのに型を取って1週間程度時間がかかります。虫歯の治療をして、かぶせ物をする場合を例にすると週に1度のペースで治療することになるでしょう。
もしも、虫歯が多くて治療に時間がかかるような虫歯の場合は、数か月から年単位で通院するケースもあるのです。それにしても、1回も数本ずつやればもう少し早く治療がおわるのでは?と思うかもしれません。歯医者に行くと1回の治療時間は大体30~60分程度がほとんどだと思います。それ以上時間がかかると、患者への負担が大きくなります。
歯医者独特の雰囲気や歯を削る音やニオイなど、歯科医院や歯科治療に苦手意識を持っている人も多いでしょう。患者の負担を減らすために1回の治療時間内で出来る本数を治療している事や予約の都合上、通院期間が長くなってしまいやすいのです。
通院機関で判断できない!良い歯医者のポイントとは!?
良い歯医者かどうかを見極めるためのポイントがあります。
<入口、待合室>
・消毒など歯医者独特の臭いがしない
・スリッパが綺麗でスリッパ入れに殺菌灯がついている
・待合室は掃除が行き届いている
・患者の目に入る所に歯科知識を高めるポスターやチラシが色々ある
・受付ではデジタル管理されている
・歯科医やスタッフに清潔感があり制服が綺麗
<診療スペース>
・診察用ユニットが古くなく手入れが行き届いている
・紙コップや紙エプロンなど使い捨て製品を使用している
・先生や歯科助手などのスタッフはゴム手袋をし、患者ごとに取り換えている
・診察器具はビニールパックから取り出している
患者が出来るチェックポイントは、清潔感があるかどうかや感染防止に努めているかどうかが主となります。患者の歯科知識を高めるポスターがあるかどうかは、歯科医が自分の診療に自信があるかどうかの見極めポイントにもなります。他に、診療器具や設備は最新の機器であることも患者の負担を減らしたり事故の予防に努めている証だと思います。
1度の治療で終わらせられる治療とはどんな治療!?
虫歯は大小にかかわらず、気付いたらすぐに治すのが一番良い方法です。虫歯が進行すればするほど、治療回数がかかる可能性があります。1度の治療で完了できる治療方法があります。虫歯を取り除き、光で固まる樹脂を詰める治療方法が一般的です。虫歯の状態によってこの治療が適用出来るかどうかが変わります。
・虫歯の深さ1~3mm程度
痛みを感じていない、自覚症状がない程度の初期虫歯に用いられることがほとんどです。歯の中の神経が炎症を起こしている場合は1回だけでは治療できない事の方が多いです。
・虫歯は歯の面積の1/5程度まで
詰め物は削った後の歯で保持されるので、削った後の歯が残っていることが大切です。詰め物が樹脂の場合、金属よりも強度が劣るため、詰める場所によっては噛み合わせの負担に耐えられない可能性があります。健康な歯の面積が狭いのに樹脂の詰め物をしてしまうと、樹脂が破損したり健康な歯が欠けてしまうこともあります。
・歯を削る量は最小限
虫歯部分を削って詰めるので、削る量は必要最低限です。更に、今は昔よりももっと削る量を減らす治療が主流となっていますので、小さな虫歯の場合は麻酔を使わない治療も可能です。
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