猫が鼻水・鼻づまりで辛そう。ベビーグッズで吸引できる!
2017.8.29
猫が鼻水を垂らしているとき、人間の育児グッズである鼻水の吸引器が使えます。
鼻水を垂らしたまま放置して固まってしまうと取りにくいこともしばしば。
拭き取る場合も優しく拭かないと大切な鼻に傷をつけてしまうかも。猫の鼻トラブルの対処法をどうぞ!
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記事の概要・目次
猫の鼻水は赤ちゃん用の吸引器が使える!
猫も風邪やアレルギーで鼻水が出てしまうことがあります。これを放置すると、乾いたときに呼吸しづらくなくことがありますので、気が付いたら対処してください。
人間のベビー用品売り場にある「鼻吸い器」はご存知ですか?本来は、赤ちゃんの鼻水を衛生的に吸引して取り除く専用器具ですが、猫に使ってうまくいったという体験談がネットでしばしば見られます。
猫は基本的に鼻呼吸で生活しています。口での呼吸もできますが、鼻水や鼻づまりなどがあると呼吸がしづらそう。そんな時に「鼻吸い器」を使ってみましょう。
電動式のものもありますが、安価で簡単に使える吸い出し式のものがいいでしょう。
プラスチックの小さなボトルに取り付けられた2本のチューブ。先が細くなっている方を、猫の鼻の孔に少しだけ入れます。このとき、無理に奥まで入れようとしないよう気をつけましょう。
そして反対側のチューブから口で空気を吸いこみます。あいだにボトルがあるので、口まで入ってしまうようなことはありません。
ちなみに猫の鼻は、皮膚がとてもデリケートです。拭き取るときはティッシュで力任せにせず、湿らせたガーゼなどの柔らかい布を使ってください。
鼻水の吸引をさせてくれない猫の場合にできる対処法は?
◆温度と湿度を変えてみる
猫も人間同様、空気の乾燥や湿度の変化が体調に影響を与えて鼻水や鼻づまりを引き起こすことがあります。
まずは室内の温度と湿度が適正かどうか見直しましょう。人間のように、すぐに鼻風邪をひくわけではありませんが、エアコンなどを使用している場合は、温度・湿度を適正にしてあげてください。
暖かい場所が大好きな猫に、快適な空間作りを目指しましょう。
◆鼻の中に少量の水を入れる
鼻吸い器など見慣れない物に警戒して徹底的に嫌がられてしまった場合は、リラックスしているタイミングを見計らって、鼻水を拭くしぐさに見せかけつつ鼻に水を数的垂らします。
鼻水がどろどろとして出ずらいときに、水を1~2滴垂らして鼻を通りやすくします。少しずつ、何度かやってみて効果を見てください。
猫は水を嫌うので、注意しながら少しずつがポイント。
また、無理やりしようとして水が気管に入ると、炎症を引き起こすことになりかねないので注意しましょう。
猫が鼻炎で鼻水をたらしていたら。無理な吸引よりもまず病院
くしゃみ・鼻水・涙が多くなります。くしゃみの頻度が上がり、鼻水や鼻水がひどくなると口で呼吸することがあります。
猫も人間のように鼻炎になります。多くは細菌やウイルスによるものです。
しかし中には、猫伝染性鼻気管炎や猫カリシウイルスのように他の病気が引き起こされていることもあります。
呼吸器全体に重い症状が現れる病気は早めに見つけて治療を始めることが重要です。鼻の潰瘍が原因のこともあります。
猫は鼻水が出ると、前足を使って舐めてきれいにしようとします。このときに体内にウイルスが入ってしまう危険性があります。猫の鼻水は早めに対処してあげましょうね。
治療には、インターフェロンや抗生剤などをつかった内科的なもの。症状が重くなければ巣実程度で治ります。ただ、慢性的に症状を持つ猫は完治が難しいようです。
・ワクチンの摂取をする
・温度や湿度の管理に気を付ける
・免疫力が低い、幼少猫や高齢猫は特に注意したいところですね。
吸引はできなくても、猫の鼻水は優しく拭き取ってケアを
猫が鼻水を垂らしているのを発見したら、鼻のケアをしてあげましょう。
使うものはガーゼやコットンなどの柔らかい布。ぬるま湯を含ませてから、しっかりと絞り水気を切ります。
細かいところに便利に見えるコットンですが、猫が急に動くと危険なので使う場合は注意しましょう。
【1】猫の頭を片手て固定し、湿らせたコットンで鼻と周辺を拭く
・鼻にニキビができてしまうこともあるので、清潔を心がけましょう。
・鼻くそは、奥に押し込まないよう注意して、取れないようなら病院でお願いしましょう。
・鼻水は乾く前に優しく拭き取りましょう
【2】鼻の溝も清潔に
猫の鼻には、すぐ横に溝になった部分があります。ガーゼの端を生かして、内から外へ、、呼吸を妨げないように拭いてあげます。
鼻の手入れは嫌がる猫もいますので、気を許して寝ているときやリラックスしている状態を見計らい、手早く行うこをが成功のコツです。
猫が餌を食べないのは鼻水と鼻づまりが原因のことも
猫の食欲がない原因が、実は鼻づまりだったということがあります。
猫は匂いに敏感な動物。なのに鼻場が詰まっていては食べ物の匂いをかぎ分けることも難しくなってしまうからです。病院で治療を受ける場合には、最低限の体力も必要ですので、食べられるように工夫してみましょう。
猫缶などを温めると、より強い匂いになるので、いを嗅ぎにくくなっている猫にもおすすめです。
季節ごと、繰り返し鼻水が出る時期があるという場合には、花粉症などが考えられます。
ワクチンを摂取していて、見た目には元気に見えても鼻炎があるのは、花粉症など季節性のアレルギーが疑われます。
食事に気を付けるなど、アレルギー症状を起こさないためにできることは、食事のバランスやストレスをかけない……など、普段から少し注意ていあげてください。
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