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ハリネズミノ可愛い赤ちゃん!「はり」がチャームポイント

2017.8.29

ハリネズミは背中のするどい「はり」がチャームポイントの可愛い動物です。
体は小さいのにインパクトのある動物ですがあの「はり」は、赤ちゃんの時からすでにとげとげしているのでしょうか?

最近はペットで買い始める人も増えてきています。
ハリネズミを赤ちゃんから育てていくのに必要な知識を紹介します。

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ハリネズミの赤ちゃんのはりはいつからあるの?

ハリネズミの赤ちゃんは生まれた時から、背中に「はり」をもっています。はりの本数はまだまだ少ないので皮膚のピンク色の方が目立ちます。

大人のハリネズミになると「はり」の本数は約6000~7000本にもなるそうです。
この「はり」は、ハリネズミの体毛のようなものなので、抜け落ちたり生え変わったりすることもあります。

生まれたばかりの赤ちゃんの「はり」は、大人のものとは違います。
大人の「はり」は硬く鋭いですが生まれたばかりの赤ちゃんハリネズミの「はり」は、やわらかいです。
ですから、お母さんのおなかもはりで傷つけることなく生まれてくることができるのです。

生長するにつれて徐々に伸びて硬くなっていくはりは生後2週間ほどでしっかりとした硬さを感じるようになります。

ハリネズミの赤ちゃんの「はり」も痛いの?

赤ちゃんのハリネズミの「はり」が硬くなるのは生後2週間くらいからです。
それくらいの時期に、はりを触れば痛いかもしれません。

ハリネズミが「はり」をたてている時は、興奮しているとき・威嚇している時・警戒している時などが考えられます。それ以外のリラックスしている時は「はり」は寝たままなので、だっこするときには「はり」が寝ている時にします。

まだ人間に慣れていないうちは、「はり」をたててくるかもしれないので慣れるまで様子を見たほうが良いです。
お世話をするときに触れ合う機会がある時は念のため厚めの手袋をつけた方が良いかもしれませんね。

ハリネズミをお店で買う時は、価格の相場がおよそ15000~30000円くらいとなっています。
その他にケージ代やフード、遊び道具やお皿などの初期費用で15000~20000円ほど考えておいた方が良いでしょう。

ハリネズミの赤ちゃんを飼育する時はりには優しく触れて!

ハリネズミはとてもデリケートでストレスに弱い生き物です。
チャームポイントの「はり」もこういった刺激で10円ハゲのように抜けてしまう事があります。
赤ちゃんに触れるときには、優しく丁寧に扱ってくださいね。

そしてハリネズミはねずみではなく「モグラ」の仲間なのであまり明るいところは好みません。少し薄暗いところの方が落ち着きますし、触られるのも嫌いで単独で生活します。
ですから、かならずケージには1匹だけで飼育するようにしてください。
2匹入れてしまうと喧嘩してしまいます。

また、ハリネズミを飼う前にしておかなければいけないのが、ハリネズミを診察してくれる動物病院を探すことです。

一般的な動物病院ですと犬や猫がメインです。ハリネズミの様子がおかしい時すぐに連れて行ってあげることができる病院が通える範囲にあるのかを確認してください。

ハリネズミの赤ちゃんが生まれてから大切な事

今飼っている子の子供が欲しく、繁殖に挑戦する飼い主さんもいると思います。

お母さんのハリネズミは出産予定日が近づくとそわそわします。食事も小食になってしまいますが水分もしっかりあたえ、静かな環境を整えましょう。

生まれた赤ちゃんはピーピーと可愛い産声を上げます。
寒さに弱いので部屋は28度前後までしっかりと温めて下さいね。

出産後2週間くらいはお母さんハリネズミも神経質になりピリピリしています。
まずは手を貸さずお母さんハリネズミに育児を任せましょう。
ハリネズミの赤ちゃんが無事に生まれても、まだまだ気を抜いてはいけませんよ!
ここから2週間がとても大切な時期になります。

赤ちゃんが、お母さんのおっぱいから離れて一人で行動し始めるまでの生存率は65%です。
あまり高い数字ではないですよね。それには、お父さんハリネズミからの攻撃をうけたり、育児放棄だったり病気だったり原因は様々です。

赤ちゃんの成長を優しく見守りましょう。

ハリネズミの赤ちゃんを人工飼育することになった場合!

ハリネズミはあまり育児放棄をしない生き物ですが、中にはしてしまうお母さんもいるかもしれません。または出産んでお母さんがなくなってしまうケースもあります。

そういった場合にはやむ終えず人工飼育に切り替えます。
人工飼育はとても難しいです、成功のカギとなるのは赤ちゃんがお母さんのおっぱい(初乳)を飲んでいることが条件です。少しでも多く、長く飲んでいる状態の方が良いです。

【準備するもの】

●ミルク・・・ハリネズミ専用のものはないので犬猫用のものを使います。ヤギのミルクのゴートミルクが手に入ればそちらの方が良いです。
ゴートミルクの方がアレルギーを起こしにくく栄養価も高いと言われています。
生後3週間目まで2時間から3時間おきに飲ませるので飼い主の体力が必要です。
大人と同じ食事を食べられるようになるのは4週間目からです。

●スポイトまたは注射器・・・ミルクを飲ませるのに使います。

●毛布やストーブなど・・・赤ちゃんは寒がりです、しっかり温めましょう。生まれた直後から、生後3週間くらいまでは30度前半くらいの温かさが必要です。

●綿棒・・・まだ小さな赤ちゃんは自分でうんちやおしっこをすることができません。
ミルクを飲ませた後に綿棒などで優しく肛門と尿道を刺激して排泄を促してあげなければいけません。

このように人工飼育は、とても手間も体力も気もはっていなければいけません。
根気強く大切に育てて下さい。

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