チューリップの球根の保存の仕方、キレイに花を咲かせるコツ!
2017.8.30
春の代名詞「チューリップ」!
チューリップは花が咲き終わった後、上手に球根を保存しておくと翌年もキレイな花を楽しむことが出来るんですよ。
球根の保存の仕方、植え付けや育て方のコツをご紹介いたします。
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記事の概要・目次
チューリップの球根は保存して置くことができます
チューリップは、同じ球根でもしっかりと保存すれば翌年もキレイな花を咲かせてくれます。
その保存方法やポイントをご紹介します。
球根を掘り起こす!そのタイミングとは?
球根を土から掘り起こすタイミングは花が枯れ、葉が黄色くなってきた頃が良いでしょう。
チューリップが咲き終わるころ、よく庭先で花のついていない茎と葉だけのチューリップを見かけますよね。
あれは、わざと葉を残しているのです。その理由は、球根を育てて栄養を蓄えるためです。
ですから、翌年キレイな花を咲かせてもらうために、花が終わってしまっても葉が黄色く枯れてくるまで水や液体肥料を十分にあげて下さい。
球根の掘りあげるときは傷つけないで
花が咲き終わったら、花のすぐ下の部分をカットして茎と葉の状態にしていきましょう。
花がない状態でも、水やりと10日に1度程度は液体肥料を与えましょう。
その後葉が枯れ始めたら球根を掘りあげてOK。球根をスコップなどで傷つけないように慎重に丁寧に掘り起こすようにして下さい。傷をつけてしまうと腐ってしまう原因にもなります。
球根の保管方法
球根についている茎を切り落とします。
あとは土を落として、日の当たらない涼しい場所に保管しておいてください。
※ネットなどに入れて、つるして保管すると風通しがよくよりいいですね。
チューリップの球根、保存する時はバラバラに?
掘りあげた球根が分離していれば、バラバラにして保存します。
その時球根に皮が付いていても、無理にはがす必要はありません。
私は土を落とすために一度、水洗いをして消毒液に少しの間浸しておくのですが、水洗いの際に、はがれてしまえばそのままにしますし、皮がついていても汚れて後から腐敗しそうだな。と思ったら取ってしまいます。
そのままつけておくと、菌が繁殖して球根を痛めてしまう事もあるので・・・。
消毒液からあげた後、まずは乾燥させてその後保存します。
保存方法はネットに入れて吊るし、風通しのいい場所へ。
何種類ものチューリップの球根がある場合は、ネットへ入れる際に別々にしておくと、植え付ける時に見分けがつき便利です。
品種によっては、球根の色がだんだんと茶色に変色するものもありますが、ダメになったと捨ててしまわないで下さいね。
チューリップの球根を買ってきた場合の保存場所と、植え付け時期
【チューリップの球根を買ってきた場合】
掘り起こした場合だけでなく、球根を購入してきた場合も、植え付けをするまでは風通しの良い、涼しい所で保管してください。
逆に直射日光があたり、湿度の高い所に置いておくと花が咲かない場合もあります。
球根を購入して来たら、すぐに袋や箱から出し日の当たらない涼しい場所において下さい。
【球根を扱う際の注意点】
球根の根は、ぷっくりと膨らんだところから生え広がります。
その為、その部分に傷がつくと根が生えなくチューリップが育たない事も!
球根は優しく扱ってくださいね。
【球根の植え付け】
さて、いよいよ球根の植え付けです。
最適な植え付け時期は、皆さん知っての通り秋です!
20℃ほどの暖かい温度では、チューリップの根は生えてきません。
約15℃位(15℃以下)が丁度良いと思われるので、秋でもまだ暖かいと思うなら、少し遅れて植えた方がいいと思います。
少し肌寒くなり、紅葉がキレイになる頃が丁度いいと言われていますよ。
チューリップの育て方や、花を咲かせるコツをご紹介
キレイなチューリップを咲かせたい方!まずは球根選びから始めましょう。
どんな球根が良いのでしょうか?それはぷっくりと大きく、形が整っているもの。
そして皮が付いているか、どうかは関係がなく重要なのは傷んでいないかどうか。
根が生える部分に傷がないか、カビなどが発生していないか注意ぶかく観察してください。
次に植え方も時期も大事です。
時期は上記したように、土の温度が15℃以下になったらOK。遅くても霜が降りる前には植え付けをして下さい。
お庭でなくても、プランターや鉢でも育てる事が出来ますよ。
鉢やプランターで育てる場合は、なるびく深さのあるものを選びましょう。
5号鉢なら、5球まで植えられると思います。
間隔をあけて、5㎝程の深さに球根を置き土で覆います。球根同士の間隔は5㎝程は最低でも開けて下さい。
土の選び方も初めての方は迷ってしまいますよね。
保水性があり水はけのよいものを選んでください。
球根の土、培養土などを使うと便利です。
球根は日があたらない涼しい所で保管しましたが、植え付けてからは日が当たる場所で育てて下さい。チューリップは冬の寒さが大事なので、冬の間は鉢で育てる場合も外においてくださいね。
水やりは基本地植えの場合は、雨が降るのでそのままでOKです。
ただし、乾燥がひどい場合には水をあげて下さいね。鉢植えの場合は土の表面が乾いたら水やりを。
花には水や日光の他にも肥料が必要です。
芽が出たら、花が終わったら、液体肥料をあげて下さい。
チューリップの育て方、時期別におさらいを!
5月上旬~下旬
花が終わったら、花の少し下の茎を切り葉だけにしましょう。
球根に十分に栄養を与えるために、水、液体肥料を与えます。
6月~7月
葉が黄色く枯れ始めたら、球根を掘り起こします。茎の部分を切り落とし球根だけにしましょう。
次に球根を水洗いし、土を落とし皮が汚いものや、すぐにはがれてしまいそうな皮は落とし乾燥させます。
(水洗いの後、消毒液に浸す方もあり)
乾燥したらネットなどに入れ、日の当たらない涼しい所に吊るして保管を。
※根の生える部分を傷つけないようにしましょう。
9月~10月
土の温度が15℃以下、紅葉がキレイな頃に植え付けをします。
球根の上下に気を付け、土が5㎝から10㎝かぶるくらいに球根を植え付けましょう。
鉢に植え付けを行った場合は、土の表面が乾燥し始めたら水をあげて下さい。
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