猫の行動範囲はどれくらい?家を出たまま帰らない猫の探し方
2017.8.24
猫は発情期など、本能的な行動で家を出たくなってしまうことがあるのです。
ちょっとした冒険を楽しんですぐに帰って来る猫もいれば、外の世界に怯えてパニックになる猫も。
事故などの危険も考えると、一刻も早く探したいのが飼い主の心理!家を出た猫の探し方を考えてみましょう。
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記事の概要・目次
猫が家を出た!家出した猫は、その後どんな行動を取る?
猫は家を出ても突然遠くまで行くのではなく、近所を歩き回りながら徐々に行動範囲を広げるものです。
あまり遠くへ行かないうちに、早めに探してあげましょう。
犬だと、その行動範囲は数キロメートルに及びますが、猫の場合は一般的に数百メートル程度です。
同居家族がいる場合は、手分けして家の近くを探してください。近所の家に、猫を探していることを伝えて、もし見つけたら連絡をもらえるようにお願いします。
数日経っても帰ってこないようなら、ポスターを作って周囲の協力を乞うのも一つの方法です。町内会の掲示板を利用させてもらうなど、多くの人の目に触れるようにしてください。
何日も帰って来ないので心配していたら、すぐお隣の庭にいたなんていう場合もありますよ。また、1ヵ月以上経ってから見つかることもあるので、諦めずに探しましょう。
昔から「猫は人より家につく」ともいいます。住み慣れた家に帰って来る可能性は、低くはないのですから。
猫が家を出た場合、飼い主が取るべき行動は?
◆1日目
いつ帰って来ても、すぐに家に入れるように入り口を確保しておく。開け放すことが難しくても、帰って来たときに素早く気づいて迎え入れられる態勢で待つ。
◆2日目
外に飛び出たものの、知らない世界を怖がってどこかに隠れているのかも。名前を呼びながら近所を探してみましょう。
他人の庭先や物置の陰など、身近で隠れていれば飼い主の声を聞きつけて反応してくれる可能性があります。
飼い主であっても怯えたり興奮して暴れたりすることもあるので、ペットキャリーを準備しておく方がいですね。
抵抗するようなら、素早くバスタオルをかけて確保しましょう。
◆3日目
家の周辺を歩きながら探すのと並行して、家から外に向かって名前を呼びかけてみましょう。
近所まで来れていれば戻って来るかもしれませんし、隠れていても鳴き声を返してくれることがあります。
猫が家を出たまま帰って来ない!まずは行動!ポスター作り
家を出た猫は、ひとしきり家の周辺で冒険を楽しんだあと、何食わぬ顔で帰って来ることの方が多いもの。
それでも普段室内でしか飼っていない猫であれば、飼い主もじっとしてはいられませんね。
数日経っても帰って来ない場合には、ポスターやチラシを作って他の人の協力をお願いしましょう。
◆ポスターを作るポイント
・特徴のわかりやすい、鮮明な写真を大きく使う
・目立つ色を使うなど、ポスターが人の注意を惹くようにする
・猫の種類、身体的特徴、名前(いつもの呼び方)、年齢、毛の色、性別などは箇条書きではっきりと
・連絡先を忘れずに。見やすく、はっきりと
・謝礼などについては入れるとトラブルも考えられるので、あえて書かない
◆ポスターを張る場所
・町内会やスーパーなどの掲示板
・病院や人が集まる施設など
・電柱に貼るのは違法になる場合があるので注意
いずれも貼る場所を所有・管理者に許可を取りましょう。勝手に貼るのはトラブルになる可能性があります。
また、貼る高さは「目線の高さ」を意識してくださいね。
家を出た猫はどんな気持ち?家出する理由とは
猫が家を出たまま帰って来ない場合の考えられる理由
・一緒に飼われる猫が増え、家の居心地が悪くなった
・発情期(いわゆる「さかり」)で外に出てしまい、違う場所に居ついてしまっている
・遠出してしまい、自分の居場所がわからなくなった
・引っ越し直後などで、その土地に慣れていない
・室内飼いで外の世界を知らないので、うっかり外に飛び出してパニックになった
・車の荷台など移動する可能性がある場所に入り込んでしまった
・交通事故
やみくもに探す前に、まずしておくこと
・いつも使っているトイレ、トイレ砂(使用済み)を家の周辺に置く
・逃げ出した出入り口の近くに餌を置く
それでも帰って来ない場合、近所を探して歩くほかに、保健所や動物病院など保護されていそうな施設に問い合わせてみましょう。
猫が家出をしないために、あらかじめできる対策
・去勢、避妊手術を受けさせる
・完全に室内飼いにして外へは出さない
・新しい猫を迎えたり、ほかのペットを増やさない
・引っ越しなど急な環境の変化はできるだけ避け、やむを得ない場合は慣れるまで注意する
・餌の時間をきちんと設定していると、およそその時間に戻ってくるようになる可能性がある
猫が家を出て帰って来ない!保健所や警察への確認や届け出は?
いつ逃げたか時間経過がわからない場合でも、家の周辺から重点的に探してください。
声をかけながら、近所の家の庭先や隠れそうな場所を探してみましょう
頭さえ入れば体も入ってしまうので、まさかと思うような狭い隙間でも覗き込んで確認してみて下さい。
物置やエアコンの室外機の周辺など、一度探したところでも場所を移動して身を隠していることもあります。時間を置いて何度か見て回ることも必要です。
飼い主が呼びかけると、小さな声で反応を示していることもあるので、小さな物音にも注意する必要があります。
特徴がわかりやすい写真を何枚か持ち歩いておくと、近所の人に出会ったときに渡して気に掛けてもらうにしましょう。
首輪が付いているなど、明らかに飼い猫だとわかる場合には保健所などで保護されている可能性もあるので電話で確認を。
また、警察へは「落とし物」として届け出ることになります。
法的に「遺失物」の扱いになると、一定期間過ぎた時点で拾った人のものになってしまいますので、早めに届け出た方がいいですね。
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