猫のキッチン侵入対策は「キッチンは嫌い」と思わせること!
2017.9.1

キッチンは猫が興味を引く物で溢れています。でも、調理器具には猫にとって危険なものもいっぱい。
猫が入ってこれない対策には、どんなものがあるでしょうか。
猫は犬のようなしつけは難しいけれど「嫌なこと」の記憶力はいいので、これを利用します。キッチンの猫対策を考えてみましょう。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
-
旦那が仕事でいつも帰りが遅い!大変なのは主婦も同じ…その訳は
「旦那の帰りがいつも遅い!」そのように感じる主婦は多いのではないでしょうか。 その原因が仕事や...
-
-
夫が育児に不参加!夫が育児に協力してくれるようにする方法とは
赤ちゃんが産まれたら夫にも育児を手伝ってもらいたいと思いますすよね。 一日中赤ちゃんのお世話や...
-
-
大学生がサークルを辞めるかどうか迷ったときの対処方法について
大学生のほとんどはサークルに入っているってホント?合わないなら、すぐに辞めたほうがいい?部活よりも辞...
スポンサーリンク
記事の概要・目次
猫をキッチンに入れたくない!水スプレーが対策になる?
猫が「キッチンに立ち入ると嫌なことがある」と思ってくれれば必然的に立ち入る機会は少なくなるはず。
当然、誰もが「コラ!」と叱るはず。でも、効果があっても一時的なものか、まったく意に介さない猫も多いでしょう。
そんなときは水を入れたスプレーボトルを用意します。猫は体に水がかかることを嫌がるので「キッチンに行くと水をかけられてしまう」と覚えてもらいましょう。
猫がキッチンに入る理由の一つは、食べ物の匂いです。特にシンクにある三角コーナーが標的になりやすい場所。生ゴミは入れっぱなしにしないで、こまめに片付けるようにしましょう。
猫は柑橘系の香りを嫌がる傾向があります。柑橘系の香りの消臭剤や洗剤を使ってみるのも一つの方法かもしれません。キッチン用ではない芳香剤や香水のようなものは、食器類への匂い移りや安全性から、あまりオススメできません。
猫の安全のためにもキッチンは整理整頓!お掃除対策にもなる
美味しそうな匂いを漂わせるキッチンは、猫への誘惑も多い場所。けれど、調理器具は猫にとって危険なことも。調理中にキッチンをウロウロしたがる猫は、ケージに隔離した方がいいい場合もあるでしょう。
猫は匂いだけでなく、高さのある場所にも興味を示します。テーブルの上やシンクの横など、猫が上がってしまいそうな場所には、刃物や食器類は置かないようにします。
収納スペースがあれば、洗剤類も使用後には見えないところに収納したいところ。
ガスコンロや調理機類も、直接火はなくとも近づいて欲しくない場所ですよね。コンロカバーで囲ってカードしておくと少し安心感があります。
火を使わないときに、調理スペースにもできるので一石二鳥?
ともあれ、キッチンはうっかりすると凶器になってしまうものがたくさんありますので、基本は整理整頓で。
猫のためにもなるし、掃除が楽になるというメリットもあります。
猫のキッチン侵入対策はサプライズ作戦を実行!
キッチンは何が起こるかわからない危険な場所・嫌な場所だと思わせるドッキリ作戦です。
◆食卓テーブルに乗ったら?…テーブルに猫が乗ったタイミングで石の入った缶が落ちて来る!
◆キッチンに近づいてきたら?…猫除けの超音波を発生させる機械から、猫の嫌がる音を聴かせる
◆戸棚の上に飛び乗ったら?…ガムテープが足の裏に張り付くように仕掛けておく
その他にも、水鉄砲、水スプレー、布が降ってきて覆いかぶさる…など、場所に応じて立ち入ってはいけない場所に入った猫にドッキリを仕掛けるのです。
ただし、くれぐれも飼い主がやっているとバレないようにしてください。でないと、猫に嫌われてしまうかも。
また、どうしてもダメだといっていることをする場合、単に飼い主に構って欲しい・遊んで欲しいということもあります。おもちゃを使ってじっくり遊んであげると、キッチンへの興味を忘れてしまうかもしれませんよ。
猫のキッチン侵入対策は「嫌な記憶」の刷り込みを狙う
犬は褒められた行動をよく覚えますが、猫は褒められることに対してクール。逆に不快感を感じたことは、よく覚えています。
「嫌な体験をした」イメージを持つようになれば、積極的に近寄ることは少なくなります。
とはいえ、極端に嫌がることや痛いことをすると飼い主を「嫌なことをする人」と認識してしまいます。何事も加減は大切です。
嫌な体験といっても「ちょっとびっくりする」「猫が不快に感じる」程度にしてくださいね。ただ、小さな音でもびっくりする猫や、かなり大きな音で驚かせようとしても大きく反応しない猫など、それぞれの個性でも反応は違ってきます。
どんなことを嫌がるのか、毎日接する中で見えてくる部分から、その猫にあった驚かし方を考えましょう。
できれば根気よく言い聞かせて、わかってくれたらいいなのに…と思ってしまいますが、その気ままさが猫の魅力でもあります。
キッチンは、いかに「立ち入ると嫌な思いをする場所」だと教えられるかがカギになります。
物理的にキッチンに入らせない!手作りの仕切りを作って対策
どう頑張ってもキッチンの猫対策が不発に終わる。ドアがあれば閉めるだけだけど、ドアがない作りのときは、最期の手段「仕切りを作って入れないようにする」ようにしてしまいます。
とはいっても、大仰なリフォームをするわけではありません。そもそも、賃貸物件にお住まいだとヘタなこともできませんよね。
100円ショップやホームセンターで揃えられる道具を組み合わせて仕切りを作るのです。
●突っ張り棒
●カーテンフック
●ワイヤーフェンス
●結束バンド
●ひも
入り口の高さの突っ張り棒を縦に固定して、ワイヤーフェンスを扉のように片側だけ突っ張り棒に固定します。反対側の端に輪にしたひもをつけて、壁側にはカーテンフックを貼り付けます。ひもをカーテンフックに掛けると鍵がかかった状態、というわけです。
ワイヤーフェンスは、小さければ複数を結束バンドでつなぎ合わせてください。上下に隙間が開かないよう設置するしてくださいね。
ちょっと大変だけど、プチプラで猫がキッチンへ侵入するのを防ぐためには頑張ってみてください。
- 生活