髪の表面が縮れて雨の日が辛い…くせ毛の原因と対処法!
2017.9.1
雨の日や湿度の高い日に、憂鬱なのは…髪です。
髪の表面が縮れたり、変な癖が出たり。
朝のセットの時間が全てムダだった、と嘆いている方はいませんか?
髪が縮れる原因は何なのか、癖が出にくい髪にするには?
くせ毛について調べてみました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
-
目の周りのヘルペスは眼科の病院へ!悪化すると怖い角膜ヘルペス
ヘルペスは口の周りだけでなく、目の周辺にできることもあります。この場合は眼科の病院も受診してください...
スポンサーリンク
記事の概要・目次
髪の表面や毛先の縮れ、原因はどんなこと?
女性のあこがれはサラサラつやつやの髪ですが、くせ毛や縮れ毛で悩んでいる方も多いですよね。
どうして縮れ毛になってしまうのでしょうか。
縮れ毛は髪の毛のキューティクルが凸凹して、水分が通過し髪の毛を膨張させるため、縮れてしまいます。
そのため、髪は乾燥して癖が出てくるのです。
パーマをかけると、より髪の毛は乾燥状態になるので、パーマをかける前よりも髪の毛に縮れがおきやすいと言えます。
髪のどの部分が縮れているかによっても、原因が異なることがあります。
根元から癖があることが多いですが、毛先のみ縮れている場合は、髪の大きなダメージが原因でしょう。
ブリーチやカラーなどの化学物質を、短期間のうちに繰り返し使用し過ぎると、髪の毛先が縮れたように痛み、手で触れた感触もかなりのパサパサ、パキパキという状態になってしまいます。
髪の表面が縮れるのは「加齢」が原因のことも
以前はサラサラな髪だったのに今はツヤもなくなり縮れてきた、という方は「加齢」が原因かもしれません。
加齢により女性ホルモンの分泌が減ってくると、髪の質にも影響を及ぼし、ツヤがなくなったり縮れ毛になってしまうということがあります。
そして、加齢によって体の皮膚はハリを失い、垂れてきます。
頭皮もたるみ、毛穴が歪んできます。
頭皮の中にある毛根から髪は作られますので、若い人は通常の丸い毛穴を通るので癖は出ません。
加齢により歪んだ毛穴からは、髪も真っ直ぐ生えて来られずに、髪も曲がりくねった状態で生えてきてしまうのです。
他にも加齢によって、キューティクルが上手く成長できなかったということもあります。均等にキューティクルが髪を覆えずに、髪の毛の手触りが悪くなったり、縮れ毛のようになってしまうこともあるのです。
髪の表面の縮れが気になる場合、ここに気を付けて!
ホルモンバランスの乱れが髪に影響を及ぼしている場合は、女性ホルモンに似た作用のある「大豆イソフラボン」も有効です。
納豆や豆腐、豆乳などを毎日少しずつ摂取できると良いでしょう。
大豆製品を、適量摂取することによってホルモンバランスを整えてくれます。
そして、気を付けていただきたいのが、過度なダイエットです。
今はさまざまなダイエット法がありますが、中でも危険なものは、『○○だけダイエット』や『置き換えダイエット』のような急激な栄養不足に陥るようなものです。
体が栄養不足になり、髪に栄養が行かない状態になっているのかもしれません。
体というのは、重要な臓器に優先されて栄養が運ばれます。
髪の毛は体の中でも最も重要度が低いので、栄養が周ってくるのは一番最後といいます。
きれいな髪を育てるためには、日頃からバランスのとれた食生活を心掛けることが必要です。
髪のくせ毛にもさまざま種類があります
髪のくせ毛には、さまざまな種類があります。
●波状毛
日本をはじめ、アジア人に多いくせ毛がこの「波状毛」です。
髪そのものが、波を打っているようなウェーブがかかっているくせ毛です。
そのウェーブも人により、大きかったり小さかったりと違いがあります。
波状毛は、湿度の影響を受けやすく、湿度の高い日はよりウェーブがきつくなります。
湿気を吸い、髪全体が広がりやすくなってしまいます。
●捻転毛
髪の毛がらせん状に捻じれているようなくせ毛です。
波状毛のような明らかなウェーブは出ないので、一見くせ毛には見えないタイプです。
捻転網の特徴は、一本の髪の毛の中に、太い部分や細い部分があるということです。
●連球毛
日本人には少ないタイプのくせ毛ですが、髪の毛がところどころ数珠のような玉状になっている髪の毛です。
クシ通りが悪く、引っかかって途中で切れやすい毛です。
パーマやカラーリングに弱く、縮毛矯正も効きにくいと言われます。
●縮れ毛
細かい捻じれがあり、チリチリとしたクセの強い髪です。
乾燥して見え、膨らみやすいのが特徴です。
美しい髪の毛を取り戻すために!オイルマッサージがおすすめ
美しい髪の毛を取り戻すためには、毛穴のつまりを改善することも重要です。
シャンプーを行う前のオイルマッサージが効果的です。
椿オイルや、ホホバオイル、オリーブオイルなど髪にも使えるオイルを頭皮に多めに馴染ませてから、頭皮を髪の生え際から頭頂部に向かって優しくマッサージをして揉みあげます。
マッサージし終わったら、ホットタオルで髪を覆い、1時間弱ほど放置します。
その後は、丁寧にシャンプーで流しましょう。
頭皮の毛穴に詰まった汚れがオイルによって浮き上がり、普段のシャンプーでは落とし切れなかった毛穴の奥の汚れをキレイにすることができます。
また、マッサージにより、硬くなった頭皮がほぐれ、血行が良くなることによって栄養や酸素が十分に届くようになります。
そうすると、毛穴も引き締まり、毛穴の歪みも少しずつ良くなっていくでしょう。
髪の毛は、ストレスや睡眠不足、運動不足による血行不良などにも影響を受けます。
髪と生活環境は、一見あまり関係がないように思いますが、頭皮へ十分な栄養を送るために、生活を見直してみましょう。
髪の毛を作るのに必要なたんぱく質やビタミン、ミネラルなどバランスのとれた食生活を心掛けることも大切です。
- 医療・健康