柴犬と暮らす。子犬の甘噛みはできるだけ早い時期からしつけを!
2017.9.13
柴犬のぽってりした子犬がじゃれて甘噛みをしてくる。そのしぐさは確かに愛らしいものです。
しかし、成長してくると力も強くなり、身体も大きくなってくる。甘噛みを放置すると大変なことになりかねません。
柴犬の子犬に甘噛みをやめさせる時期や方法について調べました。
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記事の概要・目次
柴犬の子犬が甘噛みしてくる。子犬のうちにきちんとしつけを!
柴犬の子犬は、生後2ヵ月くらいになると遊びの中で噛むことが出て来るようです。
子犬同士でじゃれながら、遊びで噛むことで力加減を覚えていきます。この時期、人間に対しても強く噛まないよう躾することが大切です。
子犬はじゃれているつもりで甘噛みしてきても、口元を優しく押し返したりします。痛いと思うほどの甘噛みをされたら、子犬を体ごと押し戻して背中を向けるのです。
わがままを言い続ける子供に「お母さんはもう知らないよ」とでもいう感じで。
犬も飼い主に嫌われたくはないので、しばらくそうしていると申し訳なさそうな態度を取り始めます。
それでもかまわないでいると、顔が見えるところまで回り込んで近寄って甘えてくるかも。
この時期に、きちんと「噛んじゃダメ」ということを教えてあげてくださいね。
子犬の柴犬に甘噛みはダメな行為だと教えてあげる
犬の「噛む」という行為は、人間が物を「掴む」「触る」という程度の当たり前な行為であることがほとんどです。
甘噛みであれば、仲が良い兄弟や仲間でじゃれているときにも見られる行為。
それでも、上下関係がある犬の世界でリーダーに対して噛むというのは許されない行為です。
つまり、人間と生活する上で「人間は噛んではいけない」ということをしっかり教える必要があります。
◆軽く叩くことで「ダメ」と教える
噛んだ、噛もうとしたときに軽く顔や鼻を叩く、デコピンする。丸めた新聞紙などでポコンと叩くなど、飼い主が「怒っている」と伝えることで噛むことを制します。
だだし、強く叩くことはしないでくださいね。
◆口元を掴む「マズルコントロール」でしつける
手などを噛み始めたら、すぐに口元を閉じた状態で握ってしまうのです。口を開けられない状態にして「ダメ」「コラ」など禁止を意味する言葉を教えるのも効果があります。
柴犬の子犬の甘噛み。しつけでコントロールしよう
子犬は生後4~5ヵ月から7~8か月の頃に、乳歯から永久歯へと生え変わります。むずがゆさから、適度な噛みごたえがあるものを噛むようになるのです。
飼い主と遊んでじゃれているうちに、テンションが上がってくると唸ったり痛みを感じるほど強く噛んでしまうことがあります。
甘噛みする子犬をカワイイからといって放置すると、大人になってから大変なことになるかもしれません。
子犬の育て方に関する相談では、この甘噛みに関することが非常に多いと言われています。
子犬は飼い主に嫌われたくないのですから、噛んだら子犬と目を合わせて「ダメ」など、普段使う禁止を命じる言葉を言ってください。
飼い主がしばらく無視をしてみると「噛むと飼い主が相手をしてくれない」と理解するのではないでしょうか。
言葉や行為でやめない場合は、缶のようなものを落下させて大きな音を立てると驚いて噛むのをやめてしまうようですよ。
子犬の甘噛みする姿はカワイイ。でもそれを許してはいけない
子犬の甘噛みは、飼い主にとっては愛くるしい行為でもあります。しかし、犬が成長してくると甘噛みのつもりであっても、噛まれる方はケガの危険性もあります。
それが子どもだったりすると、なおさら危険です。しつけを誤ると、飼い主には噛みつかなくてもほかの人(特に子供や高齢者)に噛みついてしまうことも考えられます。
柴犬はパワフルな犬ですので、広い場所で思い切り走れる時間を作ってあげるなど発散する機会を作ってあげることも大切です。
お気に入りのおもちゃで遊んであげたり、犬同士でじゃれ合うのも遊びたいという欲求を満たしてくれるでしょう。
注意したいのは子犬をかわいがるあまり、甘噛みするしぐさに対して笑顔を向けたり、甘噛みをさせ続けたりしてしまうことは絶対にやめましょう。
噛んでいるときに「かわいいね」など褒める言葉を発してしまうと、噛む行為を褒められることだと勘違いしてしまいます。
人間以外にも、クッションやソファーなどに噛み癖がついてしまうと大変です。噛む行為は、してはいけないのだとしっかりと教え込みましょう。
柴犬の子犬の甘噛みは1歳までにしっかりしつけしよう
柴犬が噛みつくのは本能的な行為。噛むことをやめさせるしつけは、できるだけ早いほうがいいでしょう。
柴犬は1年ほどで人間の20歳程度に成長します。その間の経験から学ぶ価値観は、その後の性格に大きく影響し、定まってしまいます。
しつけをするなら、できるだけ早い方がいいし、できれば1歳未満のうちに身につくことが大切でしょう。
生後3ヵ月~6ヵ月頃から甘噛みは激しくなりがちです。手加減をしらないため、甘噛みとはいえ出血するほど噛みつくこともあるのです。
まだまだ子供ですので、何度かダメと叱ったくらいでは繰り返し噛んでくるはず。飼い主は根気よく何度も叱り続け、しつけをしなければいけません。
大人になってからも長く一緒に過ごすことになるのですから、諦めずにダメなことはダメと理解させてください。
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