子供を二人目持つかどうか、経済的な不安で迷っている人へ
2017.9.13
子供を一人授かった後に悩むのが、二人目問題です。調べてみると、経済的な理由で二人目を諦めてしまう家庭が多いことがわかりました。
その理由とは?経済的理由で諦める前にすべきことは?
悩みは不安を乗り越えるためのヒントをご紹介します。
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記事の概要・目次
子供二人目を諦めてしまう一番の理由は経済的な問題?
待望の第一子が誕生すると悩むのが、二人目問題。兄弟を作ってあげたい、一人っ子じゃかわいそうと悩む方が多くいます。
その悩みをよく「二人目の壁」という言葉で表現しますが、悩んでしまうのはどんな理由によるものなのでしょうか。
夫婦の意識調査によると、一番悩むのが「経済的不安」とされています。次いで「今の子育てで大変だから」「年齢的に不安」「仕事が続けられるか不安」「家庭環境での理由」などがありました。
二人目を望んでいても、あらゆる理由で諦めざる負えない家庭の事情が見えてきます。
確かに子供が増えるということは、それにともない家事の負担や教育費も増えるということに繋がります。また最近は晩婚化も進み、第一子が高齢出産ということも珍しくなくなってきました。
共働き世帯も増えているため、出産・育児と仕事を両立できるのかの不安も付きまといます。
そういった不安や悩みを払拭できず、二人目を考えられないでいる夫婦が多いのです。
子供二人目を経済的理由で諦める前にすべきことは?
経済的な理由で二人目を諦めてしまう家庭も多いですが、何か対策はあるのでしょうか。
漠然とした不安を抱えているだけでは何も変わりません。まずは今のお金の流れを把握することが大切です。
どの年に赤字になりやすいのか、不足金額はどこから用意すればいいのかなど、今から何年でいくらお金を用意するかをハッキリさせることが重要です。
家計を見直すことで、もし無駄な出費が多いのなら節約することもできますし、収入アップを狙って働きに出たり、内職をすることなど考えることができます。
このようにシュミレーションすることで、二人目希望の夢が高まってくるのです。
ファイナンシャルプランナーなどの専門機関に頼んで家計診断してもらう方法もありますが、ご自身でも簡単に表を作成してシュミレーションすることは可能です。
まず縦軸に収入と支出の金額、横軸に家族の年齢を記入するのですが、収入は手取り額で金額は年間で考えます。支出は生活費から旅行などの大きな出費まで、年間を通して考えます。
年ごとに収入から支出を引き、貯蓄に年間収支を差し引くのです。その表をグラフにしていくのです。
足し算と引き算のみで行えますので、ぜひやってみてはいかがでしょうか?
二人目の子供が生まれても経済的不安が拭えないのは第一子の預け先?
二人目が授かって無事に生まれても、経済的不安が拭えない家庭も多いと思います。
出産にかかる医療費は第二子だからと言って安くなるわけではなく、第一子同様平均45万円前後かかると言われています。ただ第二子の場合ベビー用品などはお下がりのものが使えるため、一から揃えない分、出産費用は比較的安く済むでしょう。
一番の問題は、入院中などの期間に困る第一子の預け先です。近くに祖父母がいて助けてくれるなら問題ありませんが、そうでない場合は上の子を保育園やベビーシッターなどに預けるしかありませんよね。
保育園やベビーシッターを利用する場合には当然費用がかかります。保育園なら1時間1,500円前後が相場ですが、ベビーシッターともなると、1時間3,000円掛かることも予想されます。
里帰り出産で産後実家にお世話になる場合だと預け先に困ることはありませんが、里帰りするための交通費はそれなりにかかりますし、お祝い金も第一子に比べて少なくなる傾向にあるので、お祝い金も当てにはできません。
預け先に困ったら、地域のファミリーサポートを利用する方法もあるので、まずはお住まいの行政機関に問い合わせてみるのもいいでしょう。
第二子でも出産一時金や児童手当ももらますし、第三子以降になると児童手当の金額も上がりますよ。
共働き家庭こそ子供二人目にメリットが!?
共働きで二人目育児なんて無理!と思っていませんか?
実は共働き家庭こそ二人目を持つとたくさんのメリットがあるというのです。
今の時代、共働きで忙しいから一人っ子で十分なんていうのは古い考えです。
二人目の子供を持つと、兄弟で遊んでくれるのでそのうち手が手がかからなくなりますし、子供が成長すれば二人で家事を手伝ってくれることも期待できます。
また扶養手当などの公的給付金も受けられますし、妊娠出産でホルモンが刺激され、若返り効果も期待できますよ。
子供は突然熱を出すものなので、思うように仕事が出来ない場合も時にはあるでしょう。仕事をしながら子育てをしていると、「周りに迷惑をかけてしまう」「子供を預けてまで仕事をしているなんて子供がかわいそう」などの言葉を浴びせられることもあります。
でもそんな言葉に負けず、ぜひ自信をもってください。仕事も子供も欲しいと胸を張っていればいいのです。人が子供を産み育てることは自然なことであり、社会にとっても必要不可欠なことなのです。
子供を持つ経済的不安よりも感じるより大きな幸せ
子供がいない家庭でも、一人っ子でも兄弟がたくさんいる家庭でも、その人数なりに家庭は成り立っていくものです。
子供の人数は関係なく、経済的不安はそれぞれの家庭によって違うものなのです。
それでも漠然と兄弟がたくさん欲しいなと考えているようであれば、二人目・三人目をつくる方をおすすめします。
それは、お金や時間には変えることができないくらいの喜びを、子育てを通じて感じることができるからです。
社会的視点からでも同じことが言えます。少子化で将来に希望を持てない若者も多い中、子供が欲しくてそれが可能な環境であるならば、その命をみんなで育てていけばいいという社会的視点から見ても言えることなのです。
子供が多いと教育費もかかりますし、下の子がもし40代半ばで生まれたとしたら、老後もゆっくり休めないかもしれません。
将来の不安があったとしても、それ以上に子供の成長を見る楽しみが増えますし、毎日張り合いもでてきます。
経済的不安以上に楽しみも増えることを忘れないでください。
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