血液の汚れ。普通の洗濯で落ちない汚れをスッキリ落とす方法!
2017.9.8
血液の汚れはうっかり時間が経ってしまうと洗濯してもなかなか落ちないものです。
まずは血液がついたら、できるだけ早く水で洗い流すこと。
時間が経過して落ちにくい血液汚れの洗濯には、試してみた裏ワザもありました。これで血液汚れも怖くない!
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記事の概要・目次
落ちない血液汚れ。洗濯はとにかく早めに、お湯はNG!
いつもの洗濯ではなかなか落ちない汚れの一つが血液のシミ。
家事の最中にうっかり切り傷、子供が転んだ・鼻血が出たなど、思いがけないときに遭遇するのが血液汚れです。
でも、慌てないで。手早くすることが必要ですが、正しい処置をすれば跡を残さずキレイに洗濯できます。
◆血液は、とにかく早く水で洗い流すこと
血液だけではありませんが、シミは放置しないことが重要。血液に含まれるタンパク質が時間とともに化学変化して、時間が経過するほど落ちづらいしつこいシミになってしまうのです。
◆洗濯表示を調べよう。不可の洗濯方法に注意
水洗い、洗濯機がOKなものは、すぐに水で洗いしてから普通に洗えば大丈夫。
注意したいのは、30℃以上のお湯を使わないということ。
普段の洗濯では、汚れが落ちやすくなるお湯やぬるま湯ですが、血液汚れはタンパク質なのでお湯で固まり、より落ちにくくなってしまうことがあるのです。
落ちない汚れは洗濯前の下準備。血液には住宅用の洗剤も有効
1.洗面器などに低温のぬるま湯を入れ、血が付着したシミ部分を1時間ほど浸けておきましょう。それだけでも汚れは薄くなるはずです
2.いったん水気を切り、残っているシミに住宅用合成洗剤(レンジや換気扇に使用するもの)を直接かけます。
3.洗剤を掛けた部分を指先で擦ってみましょう。それだけで、するすると汚れがおちるはずです、。
もし、それでも汚れが落ち切らないようであれべば、ゴム手袋を使用したまま爪を立て、汚れを擦るか、洗濯用のブラシなどを使って軽く超すってみましょう。
汚れが落ちたら再度洗面器などに水を張って、しっかりとすすいでください。2回は水を入れ替え、よく絞って水気を切ってから干してください。
状況別・血液の洗濯方法。落ちないものはクリーニング屋に相談
◆付着したの血液
汚してすぐであれば、血液は水で洗い流すだけでも、そのほとんどを落とすことができます。洗濯するときは、酵素入りの弱アルカリ性のものを使いましょう。
◆汚してから時間が経ってしまった血液のシミ
乾いてしまうなど、時間が経ってしまった血液の汚れは非常に頑固なものです。
白いものなら塩素系漂白剤が使えますが、塩素の濃度や生地の素材によっては繊維を傷つけたり、最悪穴が開くこともあるので、おすすめはできません。
下洗いから酸素系漂白剤などを使用しても落ちなければ、専門知識のあるクリーニング店で染み抜きをお願いしてみましょう。
◆布団など大きなものに血液汚れがついてしまった場合
丸洗いできないサイズのものは、部分的な染み抜きを行うしかありません。
・洗剤をつけた布で軽く叩く
・固く絞ったタオルなどを使って、生地に残った洗剤を拭きとる
この手順を何度か繰り返してみてください。一連の作業はスピーディーするのがコツ。もたもたしていると、洗剤をつけた部分が輪じみになってしまうので、躊躇ない作業が必要です。
血液の洗濯にはおなじみの清掃アイテム○○が活躍!
◆子供のよそ行き服に血液汚れが!
子供のいる家庭では、血液汚れの頻度も高いかも。擦り傷、切り傷以外にも、ちょっとしたことで鼻血を出してしまう子もいます。
普段着ならまだしも、おろしたてやよそ行きの服を汚してしまうとガッカリ。
そんなときには重曹を使って血液汚れを洗濯しましょう。
重曹を使った血液汚れの洗濯方法は、ぬるま湯にスプーン1~2杯の重曹を入れて汚れた服をつけ置きします。汚れの状況によって重曹の量を調整してください。
◆丸洗いできないマットレスにも重曹
すぐに洗えないマットレスの汚れ。セスキ炭酸ソーダ(小さじ半分~1杯)を水(250ml)に溶かしてスプレー容器に入れます。
汚れ部分にスプレーして汚れが浮くのを待ちます。水で硬く絞った布に浮いた汚れを吸わせて取り除きます。
合成洗剤と違い、重曹は子供のいる家庭でも安心して使える汚れ落としとして大活躍です。
血液の汚れを落とすのに有効な意外すぎる洗浄剤とは?
血液の汚れは時間が経つほどに頑固にこびりついてしまいます。
あまり強力な洗剤や漂白剤は、布や繊維を傷めるし、完全に落とすのは難しいものです。
そこで試したいのが、クリーニング店の技術指導も行うプロが使う技をお教えしましょう。
血液の汚れが落ちにくいのは、含まれるタンパク質のせいです。傷ができた後にできるカサブタを思い出してみてください。
液体である血液が、カチカチに固まるのはタンパク質の働きのためなのです。
この性質から利用されるのが、コンタクトレンズのための洗浄剤。
コンタクトレンズに付着する汚れは、主に涙のタンパク質。それを洗浄するための洗浄液ならば、同じくタンパク質が主な原因である血液の汚れも落とせるというわけです。
ちょっと意外ですが、プロの技ですので一度試してみる価値は充分ありますよ!
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