親が病気で介護が必要になっても仕事は続けられますよ
2017.11.10
親が病気になったら自分が面倒を見なくては!と仕事を辞めてしまう方も少なくはありません。
しかし仕事を辞めなくても、行政などのサービスを利用して介護をする事は出来ますよ。
退職は最後の手段として考えてみて下さいね。
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記事の概要・目次
親が病気になったら仕事はどうする?
親の介護、いつかはやって来る問題ですよね・・・。そしてその時は急に訪れる事も!
そんな時仕事はどうしますか?辞めて介護に専念するしかないのでしょうか。
家計の為にどうしても仕事をしなければならなかったり、やりがいのある仕事を手放したくない場合もありますよね。
しかし親世代は自分たちがそうしてきたように、子供が面倒を見るのは当たり前だと思っていたり、田舎だと周りの人たちからのプレッシャーも少なくありません。
でも自分に置き換えて考えてみて下さい。自分の子供がやりたい仕事に就いて順調に実績を積んでいる時、それを辞めさせてまで面倒を見てもらいたいと思いますか?かえって子供の重荷になりたくないと感じるのではないでしょうか。
周りの方々の意見に惑わされずに、今できる範囲の事をやるだけでも十分だと思います。一人で介護を背負い込まずに、いろいろな人の手を借りて介護をしていってもいいのでは!?
「親の為に・・・。」と自分のこれからの人生を悔やむような生き方、親だって望んではいないと思いますよ。
親の病気が理由で仕事を辞めたら、復帰するは難しい!?
一度は仕事を辞めて親の介護に専念しても介護が必要なくなった場合、簡単に仕事に復帰するのは難しいようです。
新しい仕事の面接に行っても、以前の仕事は何を理由に辞めたのか質問される事は少なくありません。「親の介護の為です。」そう答えた場合、面接官にいい印象をあたえない事もあるようです。
どうしてそのような事になるのか、と言うと「また親の体調が悪くなったら仕事を辞めるのでは?」と思われたり、「仕事を辞めるためにウソをついているのでないか」と疑われてしまうからです。
では、面接官にわかってもらうにはどうしたらいいのでしょうか?
そのような場合は「本当に親の調子が良くなり、介護が不要になりました。」又は「他に介護してくれる人がいるので。」などと介護が必要なくなった理由をハッキリと伝える事が大切です。
分かってもらえずに面接に落ちてしまう場合もありますが、ちゃんと理解してくれる会社もありますので自分の本当に気持ち、意思を伝えて下さいね。
介護ロスにならないように親が病気でも仕事は続けた方がいい
親が病気になった時、ちゃんと面倒を見てあげたいからと仕事を辞めてしまう方もいますが、仕事は生活するための重要な基盤です。仕事を辞めてしまうと経済的に苦しくなってしまい、介護だって十分に出来なくなってしまう場合もあります。
介護をするために仕事を辞めないという決断も大切です。
また上記で説明したように一度仕事を辞めてしまうと、新たに仕事を探すのが難しくなることも現実問題としてあるようです。
その他にも介護だけをしていると社会との関りも少なくなってしまいます。介護一色になってしまいがちです。そして介護が終わるとガックリと力が抜けて介護ロスに・・・。
介護が終わったというのに、何もやる気が起きなくなってしまっては自分の人生を台無しにしてしまう可能性もあります。
仕事と介護の両立はとっても大変な事ですが、自分の為にも仕事は続けるべきです。
どうしても無理!そうなってからの退職でも遅くはないはず。退職を考えるのは最後の最後にしてみてはどうでしょうか。
親の病気について、ちゃんと知っておくことも大切です
実家が離れている場合は、今親はどのような健康状態なのかを知っておくことも大切です。
親が年をとったら一緒に住んだり、近くにいて面倒を見てあげる事が出来るのが一番だとは思いますが、仕事の都合でそうはいかない場合もあります。
そのような時は実家に帰った時に親の病気や健康状態をチェックしておきましょう。
健康診断に行っている場合は結果診断を見せてもらうようにしたリ、かかりつけのお医者心がいる場合は、いつでも病状を聞けるような状態にしておくことも大切です。
親が健康だという事は、自分も心配なく仕事を続けることが出来ますよ。
また何かあった時の為にも、近所の親しくしている人や病院などに自分の連絡先を教えておく事も大切です。
近くに親が住んでいない場合は、より連絡網を密にしておくと安心です。
親の病気、行政のサービスを利用してみては?
親が自由に動けなくなってきたら、デイサービスなどを利用して人の手も借りて介護をしていきましょう。
親が一人で生活する事に不安を感じたら、まず自分の地域の役所に相談をして下さい。
直接役所の方に行ってもいいですし電話でも相談に乗ってくれます。
電話の内容で介護が必要だと感じたら、役所の方が家にやってきて親と面談をします。その際に要介護、要支援などの認定が受けられるかどうかが決まります。
要介護の認定が出ると、介護施設の方が家に来て介護プランを立ててくれて、デイサービスを利用したりなどの介護の生活が始まるようになります。
本当に大変な介護の前でも、一人での生活が少し困難で人の手が必要だと感じれば要支援などの認定が付くので、まずは相談をしてみて下さいね。
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