祖母の葬儀に孫は参列するのは当たり前?世間の常識とは
2017.11.10
祖母が亡くなったと連絡が入った場合、孫は葬儀に参列するべき悩んでしまう人も多くいませんか?
一般的に孫は葬儀に参列するべきなの?仕事がどうしても休めない場合はどうすればいいの?
孫の葬儀参列について最近の葬儀事情について調べてみました。
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記事の概要・目次
祖母の葬儀に参列しない孫が増えているのは本当?
多いかどうかはわかりませんが、このような場合も珍しいケースではありません。
つい最近義母のお葬式があり葬儀社の人にそのような話を聞きました。私の娘(義母にすると孫)もお葬式だからといって、突然会社を休むのは周りにとても迷惑をかける仕事をしているので確認してみました。結果的に前の日の納棺には来れませんでしたが、その他は参列できましたので良かったと思っています。義母とのお別れもきちんと出来たので安心しました。
葬儀の日は親なら日程はつけます。本当にどうしても都合が合わない時は、葬儀の日にちをずらしてもらうことも出来ます。しかし孫ならわざわざ都合を合わせることもないと思います。
私の個人的な考えですが、孫の一生がかかっている大事な試験の日なら葬儀を欠席しても仕方ないと思います。おじいちゃま、おばあちゃまだって孫の幸せを一番に願っていると思いますから。
祖母の葬儀に参列した時の焼香の仕方がわからない。マナーは!
葬儀に参列して、一番緊張するのはお焼香の時。葬祭場では参列者が焼香台に進んで立ったまま行うのが一般的です。宗派によって多少違いますが立礼焼香は覚えておきましょう。
1.焼香の順番が来たら、軽く黙礼して席を立ち、僧侶と遺族に一礼します。
2.焼香台へ進み、遺影に一礼します。
3.抹香をつまみ、目を閉じながら目の高さまで上げ、香炉に静かに落とします。回数は宗旨によって違います。
4.焼香が終わったら合掌。
5.一歩下がって、遺影に深く一礼。そのまま2~3歩下がり、僧侶と遺族に一礼してから、向きを変えて自分の席に戻ります。
合掌する時は、両手の親指と人差し指の間に数珠を掛け、親指で軽く押さえます。
焼香する時は数珠を左手にかけ、左手で拝みながら、右手で抹香をつまみます。
祖母の葬儀に参列する時孫のお香典の金額はどのくらい?
■自分の両親が亡くなった時
自分の親が亡くなった時でも、喪主以外の子供は香典を出す。
■祖父、祖母の場合
孫の香典は一般的には両親に扶養されている孫は、両親が香典を出すので孫は香典を出しません。社会人になっている孫の場合は香典を出す人もいますが、他の孫たちとのバランスもあるので、例えば同じ年齢の孫たちで同じ金額を出し合い「孫一同」で香典を出してもいいでしょう。少ない時は連名にします。結婚している場合は孫一同ではなく単独にしましょう。
■夫婦で通夜、葬儀に参列する時
通夜や葬儀の時は夫婦でもひと家族になるので1人の時と同じ金額になります。しかし、故人との付き合い方や葬儀の後の食事にも出席する時はそれなりの金額にした方がいいでしょう。
祖母の葬儀に参列する。忌引き休暇は何日とれるの?
忌引きが認められる一般的な日にちはどのくらいなのでしょうか?忌引き休暇をとる時にはこのことを知っておかないといけません。ちなみに会社によって違いはあります。
■忌引き休暇の日数は血縁関係によって違う
一般的に喪主かどうか、両親、祖父母といった相手との血縁関係によっても日数が違います。必須の数え方は亡くなった日、又はその次の日から計算します。会社によっても違うので確認が必要です。
忌引きの日にち
配偶者:7日(喪主の場合10日)
子供:5日
兄妹、兄弟:3日
祖父、祖母:3日
叔父、叔母:1日
祖父母までの近親者なら忌引き休暇が取れる会社が多いようです。会社によって忌引きの日数も違うので確認が必要になります。
香典はお通夜と告別式どちらに持って行くのがいいの?
お通夜と告別式両方に出席する時は、6対4の割合でお通夜に香典を持参する人が多いです。特に関東などの大都市では、お通夜に持参する人が多く、逆に東北や四国などの地方では告別式に持って行く人が多くなっています。
地域のつながりが強い地方は、故人との最後のお別れになる告別式を大切にしていると考えられます。だが北海道はお通夜に持って行く割合がとても高くなっているのが事実です。住む地域によっての風習の違いかもしれません。
・両方に参列する時、お通夜or告別式のどちらで香典を出すの?
最近はお通夜に参列する時、告別式には参列しない場合や、その逆の時、又は両方に参列する場合もありますが、答えはどちらでもいいのです。
お通夜に香典を出したけど、金額が少ないみたいなので、告別式に又供えることはしてはいけません。不幸が重なるという意味になるので避けましょう。
・どちらにも参列できない時
後ほど日を改めて弔問する場合に持って行くことが望ましいですが、遠くて行けない時は、香典を郵送するといいでしょう。
注意しなければならないこと
現金をそのまま封筒に入れて送ってはいけません。きちんと香典袋に入れましょう。
持って行く時と同じように、表書き、住所、名前、金額などを書きましょう。
現金書留の封筒に住所を書いているからと香典袋に書かないのはいけません。後々家族の人が困ってしまうからです。
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