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離乳食はレトルトばかりだと影響はあるの?離乳食の安全性

2017.9.21

赤ちゃんに離乳食作りは手間が掛かり大変です。

時間のない時にも便利なレトルトフードの離乳食ですが、気になるのはやはり赤ちゃんへの影響ではないでしょうか。

「添加物が心配…」というママも多いと思います。

ベビーフードを利用する時には、ラベルをチェックしてみましょう。

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レトルトの離乳食、赤ちゃんへの影響は?

初めての子育てに、不安や心配はつきものです。

離乳食もママが頭を悩ませる一つですよね。
1~4歳の2,700人を対象に厚労省が行った調査では、ベビーフードを「よく使用した」と答えたママは28%で、10年前と比べると倍になったそうです。また、20年前と比べると3倍にもなるそうです。

「ときどき使用した」も合わせると、75%以上の赤ちゃんがベビーフードを食べています。

最近は、ベビーフードもオーガニックなものや無添加をうたったものなど数多く販売されています。
パッケージに、「気になる添加物は使用していません」という表示を見たことがありますか?
この「気になる」は何なのか疑問に思う人もいるでしょう。
この気になるというのは、企業が気になる添加物という意味で、逆を言えば企業が気にならない添加物は入っている可能性があるということなのです。

また、この調査では、離乳食にベビーフードを頻繁に使う赤ちゃん程、遊び食べや偏食が多く、ベビーフードをほとんど使わないという赤ちゃんより、1割以上高いという報告もあります。

レトルトの影響はどんなこと?離乳食の安全性

レトルトの離乳食は、安全性は心配しなくても良いと思いますが、やはり手作りの方が安心です。

原材料が国産なのか外国産なのか、はっきりないものが多いでしょうし、どのような作業工程で作られているのかもわかりません。
赤ちゃんは、まだ臓器が未熟でアレルギー反応も出やすいものです。
また、小児科医の中には、初めて食べるものは夜には食べさせない方がいいという先生もいます。
もし、アレルギー反応が出てしまった時のことを考えると、すぐに受診できる時間帯の方が良いからです。

また、レトルトのベビーフードのように、いろいろな材料が入っているものは、アレルギー反応が起きた場合にも、原因を特定しにくいということもあげられます。

ベビーフードを過度に心配する必要はありませんが、手間はかかりますが手作りした方が安心ですよね。

レトルトの離乳食のルール、添加物の影響はないの?

日本には、ベビーフードのメーカーで作られている『日本ベビーフード協議会』という団体があります。
「赤ちゃんが食べるものであるから、安全なものでなければならない」という理念の基に、製品に関する細かいルールが決まっているそうです。
食品添加物に対しても決められたルールがあります。
ベビーフードに使用する添加物は『定められたものに限り、また、必要不可欠な場合にのみ、最小限とする』と決められています。
食品添加物をできるだけ使わないことが前提ですが、入っている場合の添加物はベビーフードのラベルや箱などに成分が表示されています。気になる時には、チェックしてみましょう。

実際に販売されているベビーフードを見ると、一般的に使われているような甘味料や保存料、着色料などは使用されていません。
ラベルに、『乳幼児規格適用』や『本品は乳児用規格適用食品です』と表記されているか確認して下さい。

手作り離乳食のメリット

手作りの離乳食にはたくさんのメリットがあります。

経済的
市販のベビーフードより、手作りした方がコストはかかりません。
離乳食に使う食材は、ほんの少量で済みますし、冷蔵庫にある材料で作ることが出来ます。

家庭の味を覚える
ママの手作りの離乳食は、やはり家庭の味です。
ママの手作りの味は、子供にとって大切なものです。
レトルトのベビーフードは、正直どれもよく似た味です。
本物の味を知ると言う意味でも手作りの方が良いでしょう。

よく噛む
赤ちゃんの遊び食いや偏食、あまり噛まないというのは、レトルトのベビーフードをよく食べていた子ほど多いと言います。
手作りの離乳食は、子供がよく噛むことを覚えて、よく噛むという行為は脳に刺激を与え、脳を活性化させます。
また、よく噛むことは顎の発達も促し、歯並びにも良い影響を与えます。

離乳食は簡単に大人メニューの取り分けがおすすめ

ベビーフードを多く使用したというママの意見を伺いました。

「子供二人を全部ベビーフードで育てました。すくすくと育ち、体格の良い健康な20代に成長しました。栄養が偏らなかったのが良かったのかもしれない。」ということです。

その方は、ベビーフードを選ぶときにも気を付けるなら毎食でも構わないとおっしゃいます。
手作りの離乳食は手間と時間が掛かるので、泣いている赤ちゃんを放っておいて離乳食を作るのが辛かったからということです。

そんな時間のないママにこそレトルトはあると思っていると話されました。

でも、時間のない時など、離乳食は簡単にできるもので構わないと思います。
一から離乳食を作ると思うと大変なので、大人用に作ったお味噌汁やうどんなども、少し薄めて離乳食期に合わせた固さに潰せば離乳食として与えられます。
果物やヨーグルトも赤ちゃんの喜ぶ食材です。
かぼちゃなどは冷凍食品のものを使うのも良いでしょう。

ママに無理のない範囲で、上手に取り分けして離乳食にできると良いですね。

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