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生活の知恵で人生をバージョンアップ│知恵のガイド

犬と子供が仲良く暮らすために守るべきルールを考える

2017.9.5

犬と一緒に駆け回り、疲れて昼寝する子供。そんな微笑ましい姿、心が癒されますよね。
乳母のように子供を守るナニードッグがいると、子供の成長にも重要な影響が!

ただし、犬と子供が兄弟のように仲良く過ごしていくためには、絶対重要なルールもいくつかあるのです。

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犬と子供が共存するために守るべき注意点とは?

犬が攻撃的だと感じるのは、いくつかのパターンがあります。

1.自分の縄張り、もしくは縄張りだと考えている範囲に、敵が侵入して来た場合

2.犬自身は「遊んでいる・じゃれている」つもりで甘噛みなどをして対象を傷つけてしまう

3.自分の飼い主を守ろうとするため、飼い主に敵対的な行動を見せた存在を攻撃する

4.子供を連れた犬や妊娠中の犬は、子供を守ろうとする本能から攻撃する

5.虐待などで過度に追い詰められ恐怖を感じた犬は、それから逃れようとして攻撃的になる

6.食事中に体に触れたり、餌や容器に触れようとすると「餌を奪われる」と思い攻撃する。また、おもちゃなど「所有物」と認識しているものを奪われると感じた場合

7.オスの犬同士でよく見られるのが「自分の方が強い」という優位性を示すための攻撃的な行動

小さな子供と一緒に暮らす中で注意が必要なのは、遊んでいるつもりが興奮して我を忘れたり、食事中に触れてしまうといったことでしょうか。

子供には、どんなことをしたら犬が嫌がるのか、嫌なことをすると危ないということをはじめに丁寧に説明することが大切でしょう。

子供を守るためには犬をケアしてあげることも大切

生まれたばかりの赤ちゃんの場合は、犬の生活圏と明確に仕切ることが大切です。

衛生面の問題はもちろんですが、赤ちゃんにばかり手をかけていると犬は自分を構ってくれないと拗ねてしまうことも。
正しい場所で排泄しないなど、嫌がらせ行為をすることもあります。

住環境によっては、部屋を分けることが無理な場合はベビーベッドを利用し犬が簡単にいたずらできない高さをキープしましょう。

犬に攻撃する意思がない場合でも、思いがけない形の事故を引き起こす可能性があります。子供と犬だけにして部屋を空けないようにしてください。

ついつい子供の世話に忙殺されて、犬の相手がおろそかにならないよう、時間を決めて犬と遊んであげる時間を作ってみましょう。子供が寝ている間などがいいですね。
子供の面倒を見てくれる微笑まし犬や猫の映像を目にすることがありますが、少しずつ慣れるまで、急に近づけたりしないよう注意しましょう。

子供を守る犬「ナニードッグ」は心も豊かにしてくれる

ナニードッグという言葉をご存知ですか?

「ナニー」とは乳母のことで、赤ちゃんや子供の面倒を見てくれる犬ということ。犬が相手をしてくれることで退屈せず、ママが家事をする間も子供に呼ばれて中断することも減らせるかも。

それ以外にも子供がナニードッグと暮らすことのメリットがあります。

◆免疫力の向上
子供の頃から犬と過ごすと、アレルギーの予防になるなど、免疫力が上がるという研究結果があります。

◆感受性が育まれる
犬の世話をしたり、遊んだりすることで感受性が豊かになると言われています。犬のしぐさから気持ちを察したり、両親が世話をする姿から多くのことを学び取ることができます。

ただし、メリットばかりとは言い切れません。

先天的に動物に対するアレルギーがないか、前もって検査を受けておくといいでしょう。
一番心配されるのが、衛生上の問題です。毎日の掃除はもちろん、正しいトイレトレーニングをさせ、定期的にシャンプーも必須です。

環境によっては空気清浄機を利用するなど、清潔を心がけることが必要です。

子供の面倒を見てくれるのはどんな犬種?

見た目にも微笑ましい、子供とナニードッグが一緒に過ごす場面に憧れますよね。

注意したいのは、どんな犬でもナニードッグになれるわけではなく気性の穏やかなナニードックに向いていると言われる犬種があります。

パグやトイプードル、ゴールデンレトリバーなどが一般的です。環境でも向き不向きは変わりますし、おとなしいと言われる犬種であっても正確は個体差があります。

意外な犬種としては、スタッフィー(スタッフォードシャー・ブルテリア)やピットブル(アメリカン・ピッド・ブルテリア)など、勇ましい闘犬として有名な犬種もナニードッグに向いていると言われています。

筋肉質で力強いアゴを持つことから闘犬として訓練されますが、本来は優しい犬なのです。

ナニードッグにすることを考えて飼うのであれば、どんな犬種が生活環境などに合うか充分したしらべしておくことをおススメします。

犬と子供が仲良く過ごすためのルール

1.犬を驚かせたり、怖がらせたりしない

犬と子供は目線の高さが近く、子供が手を広げるなど大きなアクションをしただけで、犬は本能から恐怖を感じてしまうといいます。

子供には悪気はなくとも、大きな声や泣き声も犬にとっては威嚇されていると感じてしまうのです。

2.犬が子供の指示をきくようにする

子供自身が「お座り・お手・待て」など犬への支持を覚えるようにしてあげます。上手くできたときも、子供の手からおやつをあげたり、撫でてあげるなどご褒美を与えましょう。

犬は順位付けされた中で生きる動物ですので、子供は犬よりも上の立場であると学習させることが重要です。

3.犬の居場所を作る

どんな時も、犬が落ち着けるスペースを確保してあげましょう。部屋中が子供のおもちゃだらけで「自分の場所」が持てないと、犬は大きなストレスを感じて、時に攻撃的になってしまうことがるのです。

ついつい子供に手をかけがちですが、犬も人間の愛情を欲しています。子供同様に愛情をそそがれることで、心優しい犬に育っていくのです。

 - 学習・教育