仕事と家庭どちらを優先!?日本は世界的に見ても少数派です
2017.10.28
「日本人は働き過ぎ」そう言われていますが、なかなかそこから抜け出せん。
しかし、今は女性も仕事を持つ人が増え、『男は外で働き、女は家事をする』そんな時代は終わりました。
そして、日本のような働き方は、海外から見るととても異様だと言います。
家庭よりも仕事を優先する…、そんな男性へ送ります。
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記事の概要・目次
日本人は家庭よりも仕事優先の風潮が強い
日本では、昔から家庭よりも仕事優先、そのような風潮が一般的ですよね。
「男は外で働いて女は家事をする」それは、今や昔の話です。
以前からそんな風に言われていますが、働きすぎな人が多いのは今も同じです。
毎日、夜の9時や10まで仕事というのは当たり前、もっと遅い人は12時をまわる時間まで働きます。
そんな状態で働いている人が、家庭のこともかえりみるなんて不可能な話ですよね。
昔から、日本人は働きすぎと言われていました。
しかし、単純に労働時間が長いだけではなく、仕事が細かすぎとか、人間関係を悪くしたくなく社内統率のために仕事で残ったり、そんな人もいるかもしれません。
他の先進国に比べても、日本の労働時間というのは、圧倒的に長いのです。
仕事を大事にする気持ちはわかります。
しかし、仕事を大事にしすぎているとも感じますよね。
家庭よりも仕事優先…そんな国は世界的に見ても少ない
日本人でもアメリカで長く働いていたという男性は、やはりこの日本の働き方に違和感を覚えるそうです。
アメリカ人では、『仕事よりも家族のほうが大切』というのが当たり前です。
その環境の中で働いていた人にとっては、日本人の働き方は異常に感じるといいます。
日本のように、『家族よりも仕事』とか『会社のために働く』という考え方は、日本以外の国では見たことがないのです。
ベトナムで働いたこともあります、ベトナムも考え方はアメリカと同じです。
しかし、日本で働いてる人は、この働き方が当たり前だと思っています。
日本の友達に、海外の企業の話をすると、「へぇ~、海外ではそうなんだぁ」と海外の実情を知らないのです。
多くの人たちが、今の日本の働き方が当たり前だと思い込んでいます。
『家族よりも仕事が大事』これを正しいことだと刷り込まれているのです。
この日本の働き方『モーレツ仕事人間』をカナダに移住した時に、現地の会社で行ったところ、同僚たちに大きな反感を買ったと言います。
仕事を続けるにつれ、やはり彼らの考え方の方が正しいのだと思いました。
そのカナダの会社では、社員の中に結婚記念日の人がいると、大きな花束を買い、定時よりも早く帰宅する人もいました。
周りの従業員も笑顔で「おめでとう」と言い、祝福しました。
これが日本だとどうでしょうか?
「仕事はどうするんだ、会社にプライベートを持ち込むな!」と不機嫌な上司がいるかもしれません…。
トップに立つ人の考え方がそもそも違うのです。
仕事も家庭もどちらも大事、仕事に優先順位を付けがちな男性
育児をしながら働くワーキングマザーにとって、子供の世話や保育園のお迎えなどは、必ずしなければなりません。
家庭内での仕事も会社でも仕事も同じように大切なのです。
『男女共同参画社会』を目指すと言いますが、家庭と仕事の両立、どちらにも重きを持った生活、そう考えることが必要です。
女性は家族の優先順位が高い人が多いと思いますが、男性はどうでしょうか。
仕事と家庭を比べると、仕事を優先して考える人が多いのではないですか?
例えば、奥さんの方が家にいる時間が長いとすると、旦那さんは家庭のことはほぼ奥さんに任せるという生活になりがちです。
しかし、男性の意識の中では、家庭も仕事も同じくらいに大切、そう意識することが、本当の『男女共同参画社会』の実現になるのでしょう。
男性の中にも、そのような意識が根付いてくれば、働く女性が働きやすい環境に向かうでしょう。
ワーキングマザーが仕事を早めに切り上げて帰っても当然と思われる社会、そんな日本になると子育て中のママも働きやすくなります。
自分のライフスタイルに合わせた働き方をする時代
今の時代、介護や育児などで働きに出られないという人も増えています。
しかし、介護や育児に必要なお金は仕事をしないと得られません。
家庭を取れば仕事を捨てなければいけない、逆に仕事を取ると家庭を守れない、このような現実に直面している人が多いのです。
このような人でも働ける働き方が『自由出勤制度』です。
実際にこの制度を取り入れている企業では、経営も軌道に乗って来て、介護で離職をやむを得なかった人なども、またこちらで働けるようになりました。
この自由出勤制度は、人員確保などの点を考えると、接客業などでは取り入れにくいシステムですが、職種によっては可能です。
最近は、ベンチャー企業でもそこスタイルを取り入れているところが出てきています。
今後は、介護人口もさらに増え、このような企業が増えて行くことが予想されます。
時代とともに仕事の恩恵は違う
かつての日本、高度経済成長期の時代ならば、家庭よりも会社につくしても、その見返りもあり、仕事のやりがいも感じられたでしょう。
終身雇用が当たり前で、生活も安定していました。
しかし、時代が変わり、今の低迷期と言える時代では、いくら会社につくしても、その見返りは不確定です。
すぐに給料に反映されるということも難しいと思いますし、業績が悪化すると倒産やリストラが待っています。
そして、家庭をかえりみず仕事を優先したきた旦那は、仕事を退職した後に、家の中に居場所があるでしょうか?
仕事がなくなると、何も残っていない…、そんな男性も多いのではないですか?
もう一度、自分にとって何が大切か、考えるきっかけになることを願います。
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