玄関ドアの鍵に簡易的な鍵を追加して防犯対策!2ロックを基本に
2017.9.20
玄関のドアや勝手口の鍵はいくつですか?一つしかないという方は、ピッキングされやすいので注意が必要です!
簡易的な鍵でもいいので、追加して防犯対策をしてみませんか?
2ロック(ツーロック)が必要な箇所や自分で取り付けることができるかなど、まとめました。
スポンサーリンク
こんな記事もよく読まれています
スポンサーリンク
記事の概要・目次
部屋のドアに鍵を付けたい!簡易的な鍵は自分で取り付けできる?
自室のドアや部屋の玄関ドアに鍵を取り付けたい場合、自分で行うことはできるのでしょうか?防犯性や耐久性を考える必要がない場合は、簡易的な鍵でも充分ですよね。
その場合は、ホームセンターなどで購入できる鍵を自分で取り付けるてみるといいでしょう。さまざまな種類の鍵が販売されていますので、自分に合ったものを見つけることができます。また自分で取り付けることによって費用を抑えることができますね。
しかし、鍵によっては取り付けたドアに合わない場合があります。買ってきたものが無駄になってしまうケースもあるようです。
費用を抑えることをあまり重要視しないのであれば、鍵専門業者に依頼することをおすすめします。取り付け後の保証が付いていたり、サポート体制が整っている業者もたくさんあります。
勝手口のドアは鍵をかけてる!?簡易な鍵一つでは防犯できない
家の勝手口は住宅の裏側にあるなど、人目に付きにくいところにあることが多いです。
そのため、「勝手口から侵入して家の中を荒らされる」ということが非常に多いのです。「まさか、こんなところまで来る人はいないだろう」と安易な考えで鍵をかけていないと、必ず泥棒は嗅ぎつけてきますので、被害に遭う可能性を上げてしまいます。
よく女性にあるのが、ごみを出しに出た時に狙われるということです。鍵をかけずに家を離れ、近所の方と挨拶やら雑談をしていた間に侵入されるケースがよくあります。数分家を空ける時も、在宅中もしっかり鍵はかけておきましょう。
また、勝手口の鍵は簡易なものにしているという家が多いですね。このような簡易の鍵はピッキングしやすく、バールでこじ開けることも簡単にできてしまうのです。泥棒の侵入を拒むには、”いかに侵入するのに難しく時間がかかるドアか”が重要となります。
簡易な鍵が一つしかない場合は、上下二箇所に補助錠を取り付けることをおすすめします。ドア枠に取り付けれるタイプの補助錠にすると、バールなどでこじ開けにくくなり、こじ開けた時には音が出るので泥棒は嫌がりますよ。
ドアの鍵を簡易なものからピン数の多いものへ交換しよう
自宅のドアの鍵が簡易なものであったり、少し心配や不安な気持ちが出てきた時は、思い切って鍵を取り換えてみましょう。その時の鍵を選ぶ注意点は、鍵シリンダーのピン数とピン配列数が多いものを選ぶことです。
ピンの数やピンの配列数が多いものは、値段と比例して上がってしまいます。しかし、ピン数が多いシリンダーを取り付けることによって、防犯効果が高くなると言われています。なぜピン数が多い方がいいのかと言うと、ピン数が多いほど鍵の構造が複雑化して、ピッキングの時間を長くさせる効果があるためです。それは窃盗犯も嫌がりますよね。
もちろん、ピン数が少なくても防犯効果が高い鍵もあります。鍵はピン数などが増えても、値段は大きく変わるものではありません。あまり考えすぎずに、自宅に合った鍵を選ぶということがポイントになってきます。
鍵専門業者に依頼すると、交換費用に数万円かかってしまいます。しかし、自分で取り換えることができれば数千円で済ませることができます。「鍵DIY」にチャレンジして、防犯対策を行ってみましょう。
ドアのピッキングに強い鍵は○○!
泥棒が行うことが多い「ピッキング」とは、鍵穴に特殊な工具を入れて開錠する方法のことを言います。従来の鍵はピッキングしやすいと言われているため、今はピッキングに強い鍵が人気を集めています。
比較的ピッキングに強いのが、「テンプルシリンダー錠」の鍵です。鍵の表面にランダムに窪みがあるタイプで、このタイプの鍵穴はピッキングしにくい構造となっています。
また「電子キー」とも言われている、「マグネットシリンダー錠」の鍵もピッキングに強いと言われています。鍵の中には磁石が組み込まれており、反発と吸引を利用して開錠するものです。長期間使用することによって磁力が低下してしまうため、定期的にメンテナンスを必要とします。
もし現在の自宅のドアが従来のタイプのシリンダーを取り付けている場合は、交換することをおすすめします。交換が難しい場合は「ピッキングアラーム」を使うことで、警報が鳴り周囲に侵入しようとしていることを知らせることもできます。金属音を探知させる機械なので、鍵を交換できない場合に便利な防犯グッズですよ。
ドア鍵は簡易的なものを補助錠にして2ロックしよう!
家の玄関や勝手口は、よく人が出入りするところでもあります。住んでいる人だけではなく、郵便などの配達や電気・水道の検針などで、さまざまな人が玄関に近づきます。そのため周囲の人から見て、「怪しい」と疑われることが少ないところなのです。
自分自身で住宅への侵入を防ぐには、やはり侵入(ピッキングなど)に手間がかかる鍵にすることから始める必要があります。ピッキングに時間がかかるよう、1つのドアに2ロックを基本として取り付けましょう。簡易的な鍵でも補助錠として取り付けることによって、時間稼ぎになりますよ。
また、玄関の扉の横に明り取り用の窓がある住宅があります。この窓のガラスは簡単に割ることができ、内側から鍵を開錠させてしまうケースもあります。割れないような強化ガラスに取り換えたり、ガラス窓を鍵から離れた位置にするなど、建築する時から工夫をしましょう。
- 生活